山行記録

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2008年09月18日(木)・提出

期間 2007年12月23日(日)~2007年12月24日(月)
目的の山域山名 氷ノ山
登山方法1 小屋泊 登山方法2 1泊2日
目的1 個人 目的2 縦走、積雪期
記録
天候:

 

今年最後の山行、クリスマスを雪山でということで氷の山に出かけた。和田山で高速を下りても周りの山には雪が見えず。スキー場もまだオープンしていないようでひっそりしている。福定の駐車場には先客もなくトイレも鍵がかかっていた。しかしお天気も上向きのような兆しがあり、先ずは氷の山越を目指して歩き始める。
布滝、不動滝の2つの滝を眺め、地蔵堂を過ぎた辺りから雪が深くなり、歩くと膝くらいまでもぐり、たまにはズボッといくような歩きにくい雪となる。木のはるか上の方にコースを示すテープがつけられておりこの辺りの山の雪の多さが推し量られる。夏道のタイムではとっくに着いているような時間なのになかなか着かない。トップを交代しながら上り1時半にやっと氷の山越避難小屋に到着。2階建の立派な小屋で下には囲炉裏があった。ここで食事タイム。2時に頂上小屋目指して出発。稜線に出てからも相変らずの柔らかい雪が続き1キロ1時間のペースだった。視界ももうひとつだったのでやせ尾根になってきたと思うとすぐにこしき岩が現れた。巻き道があるらしいが中途半端な雪で岩を直接越えたほうが安全だろうとの判断で直登した。凍っているところもあり3点支点で慎重に上った。ここで急に風も強くなり寒くなる。4時前に寒さと安堵感で避難小屋にすべりこんだ。やはり先客なし。2階にあがると畳、テーブル、毛布があり全員ワーッと物凄く喜ぶ。ビール、焼酎も登場し大堀さんが用意してくれたボルシチを御馳走になる。そのうちにも凄い風が吹き荒れてくる。夜通し強風が続き雪も降ったようで、朝はまっさらな雪原が広がっていた。きょうは東尾根を下ることになった。雪は柔らかくきょうは初めからカンジキをつけた。強風は樹林帯に入ると大分ましになった。まっさらな雪原のためテープを確認しながら慎重に進んでいく。先ずの目標神戸大学避難小屋へはすぐ着いた。その後も夏道を辿っていくがいやなトラバースが続きルートを確認しながら下りて行った。雪の量が中途半端なので夏道を歩いた。冬道になるためにはまだかなりの積雪が必要だ。東尾根避難小屋も立派な小屋であった。その後はスキー場を横切り林道を歩いて駐車場にたどり着く。

概念図
交通費、食糧、その他費用など

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