山行記録

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2018年07月01日(日)・提出

期間 2018年06月21日(木)~2018年06月23日(土)
目的の山域山名 月山
登山方法1 日帰り 登山方法2 前夜発日帰り
目的1 個人 目的2 ピークハント
記録
天候:晴れ

東北百名山5座をまわるハッピーさん(CL)、太鼓腹さんの旅に週末の2日間参加させてもらい、6/23(土)初日は月山へ。季節も天気も最適だったのでしょう…月山は想像以上に素晴らしい花の名山でした。姥沢から歩いて登って良かった。初めて水芭蕉を見れたし、雪渓歩きも楽しかったし、帰りに姥ヶ岳をまわってリフトで下りるのも変化あって良し☆何年も前から行きたかったからとっくに購入済みだった山地図は開いてみると2013年版、ようやく日の目をみて地図も満足してくれているでしょう。帰り道で入った月山志津温泉もいいお湯で満足。天気も快晴で悪いところなしの山行でした。

今回は遠路の旅でしたが、ツアコン:ハッピーさんの綿密な計画に感服。まずハッピーさん・太鼓腹さんは6/21木曜に和歌山を出て、車で名古屋港へ。フェリーで名古屋から仙台港へ着き、6/22金曜夜に仙台空港着の私を拾ってもらい山形県へ移動、月山姥沢Pで各自テント・車に分かれてゆっくり就寝。翌朝は下から歩きたい太鼓腹さんに付き合い2人で先に出発。雪解けの湿地に咲く花々を楽しみながら行くと歩き出して30分で雪渓が広がり、軽アイゼンをつける。ハッピーさんは7:50頃に動き出したリフトに乗ったらしい。我々はどうやら牛首下の合流地点を少し右に逸れたまま先に進んでしまっていたようで、ハッピーさんから電話で指摘されるもYAMAP見てもなぜかその時はわからず、…大分ズレた地点で8:45合流。今から思えばルートを逸れていたせいで、妙に傾斜のある雪渓を軌道修正しながら歩き、ルートの木道に入って暫くする頃には下から(おそらくリフトから正規ルートを来た人たち)が結構登ってきていた。牛首から先は雪渓と登山道を歩く。標高が上がってくるといよいよ登山道に高山植物が咲き乱れて、眺望も素晴らしく、行く手に鎮座する月山神社はまるで天守閣のよう。10:30月山神社へを辞して、雪渓の残る中を山頂はどこだと探しに行くが、今いちよくわからなかった(汗)ま、近い地点には立っているのでこんなもんだろう、と頂上小屋周辺でゆっくりお昼休憩にする。賽の河原付近だったのかな?ここのお花畑がもう、天上の楽園でした。1時間ほど心ゆくまで満喫してルンルン気分で下山にかかる。クロユリも発見!帰りは牛首から来た道と分岐して、姥ヶ岳をまわってリフト乗る。こちらのルートも快適な雪渓&稜線歩きで、新鮮な気分で花々に癒されながら下りてきた。そうそう、月山頂上小屋付近でドローンを見たのだが、姥ヶ岳でちょうどドローンを操っている人が居て、興味津々で拝見させて頂いた。正規の許可を得て飛ばしているドローン教室(?)の先生だそうで、初めて間近で離発着の瞬間や飛んでる物体を見て、音を聞いて、画面を見て、なんだかテンションが上がる笑…リフト乗り場の上部ではスキー客が沢山居て、この季節にスキーしにくるってことは相当好きな人たちだな、寒くもないし、快適に楽しめていいなぁ〜、としばし見学。Tバーというのを初めて知りました。リフト上駅まで、スイスイ飛ばすスキー客の横を軽アイゼンで慎重に下り、14:00過ぎ月山リフトに乗車20分、ニッコウキスゲが咲いていて気分も上々。悠々14:30駐車場に戻ると満杯になっていました。これだけのスキー&登山客があるからか、トイレも広くてキレイだったし、本当またいつか来たい、素晴らしい山行でした。

月山姥沢駐車場6:40〜(ハッピーさんと合流8:45)〜牛首9:25〜月山頂上小屋10:30〜(頂上付近で休憩10:45〜11:40)〜姥ヶ岳13:10〜リフト上駅14:00(リフト20分)〜月山姥沢駐車場14:30

 

この後秋田県へ移動し、腹ごしらえをして順調に次の目的地・鳥海山の祓川登山口へ向かったのですが…なんと目的地まで後少しのところで通行止めに遭う!時間は既に18:30をまわり、休日・時間外で役場も工事施工業者も電話繋がらず、信頼できる迂回路情報を求めて警察署にまで問合せてお世話になりました。結局大幅時間ロスしたものの、この日20:30頃無事に祓川Pに到着。翌日は私の飛行機便に間に合わせるため3時起床→4時出発と決めていたので、気忙しくテントを張って即就寝。

 

 

 

概念図

(ハッピー)月山は行こうと、思ってなかなか行かれなかった山であった。今回は100名山を登りきる一つの山と位置付け遠征にでる。登山は他の2人は下から歩き、私は今後の事を考えリフトで登り先行した2人と合流し雪渓を登り岩場に至ると、咲乱れる花*花 チングルマ、深山キンポ―ゲなどオマケに黒ユリ、東北の山はこの季節が最高である。
昼食もお花畑の中で、天気も良く帰りの旅館の日帰り温泉も最高でした。

(太鼓腹)

くにちゃんと一緒にリフトを使わずに登ることにしましたが,ハッピーさんとの合流地点へ行くまでに幅の狭い雪渓が3か所ほどあって,最初は,アイゼンなしでトラバースしたものの,次に20mほどの距離を斜め上にトラバースしなければならないところであって,そこは,斜面は急で,しかも下までのかなりの高さがあったので,万が一滑ったら大変なことになるという怖さを感じたことから簡易アイゼンを装着しました。ここが,私にとっては今回一番の難所でした。  それ以外は,たくさんの花に出会えたし,眺望が良かったので,大満足の山行となりました。

 

交通費、食糧、その他費用など
月山姥沢駐車場500円、
フェリー(名古屋→仙台)又は飛行機(関空→仙台)及び車代 実費、
月山志津温泉500円/人

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