山行記録

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2009年09月27日(日)・提出

期間 2009年09月18日(金)~2009年09月23日(水)
目的の山域山名 飯豊連峰
登山方法1 小屋泊 登山方法2 その他
目的1 個人 目的2 縦走
記録
天候:18~21まで晴れ 22日小雨

                                    写真ヤマツネ
 和歌山からは遠い東北の山、この5連休がチャンスと思案していたところ、たけご夫婦と思惑が一致し、合同登山となった。飯豊連峰縦走と、お天気次第で予備に岩手山縦走と二つ考えていたが、台風がそれ5日とも晴れマークになったので飯豊連峰に決定。

18日夜10時出発、しん、トンちゃん、山ちゃん、私の四人。頑張って尼御前まで350キロ、ノンストップで走る。

19日しんに運転を交代して新潟豊栄SA、6:30着、たけさんと8:10合流。久しぶりのご対面に話が尽きず、山ちゃん、とんちゃんも三回目(槍ヶ岳山頂での劇的な出会いもある)のご対面だ。奥胎内温泉まで移動し、たけ号をデポ、うちの車にて買い出し後、喜多方ラーメンを食べ損ね、山都そばを食べ、温泉入浴後、16:50川入キャンプ場到着、遠かった。

たけさんにキムチ鍋を作ってもらって、前夜祭でもう山から降りた気分だった。車とテントに別れ就寝。

20日
5:30川入キャンプ場発、中15里6:40、笹平7:30、登りはきついが変化があった。8:15水場から三国岳への岩場の多い尾根に入る。ピークに小屋が見えるが手前の岩場で先行したたけさんたちが待っていてくれた。9:30三国小屋到着。

10:10急に視界が開け、紅葉の中に切合小屋が見え、11:40水の豊富な切合小屋到着。遅い私ととんちゃんの足でも昼前に付いたので本山小屋まで頑張ることにする。ここからは足の速いたけさんたちが又先行し、避難小屋の申込をお願いする。

最後のきつい登りを終え、14:20本山小屋到着するが、すでに人があふれ始めている。管理人さんが小屋に入らず表で並ぶように指示していた。たけさんたちは1時間早く到着し、もう場所も確保してくれていた。助かったが、ひどい混雑に小屋の中では食事は無理そうなので外で早いが夕食とする。それぞれの食事だが、私たちは岳食の味噌煮込みうどん。早々と夕食を終え、翌日の飲み物の用意もすむ。

一畳に3人くらいのスペースにたけさん達持参のテントを山ちゃんが利用させてもらうことに決定。山ちゃんは星の写真を撮りたくて喜んでテントに行ったので、一抜けて何とか寝られるスペースが確保できた。

まだ時間が早すぎるので飯豊山頂までしんと二人往復してきたが、丁度夕日が沈み、綺麗だった。まだ小屋に到着する人がいて、管理人さんに今頃小屋に来るなんて非常識だと怒られていたし、それまでの人も入れないから次の小屋に行けと追い出されていた。

夜中トイレ(風力発電)に立つと外で鼾が聞こえ、寝袋で寝ている方が何人もいた。6時半には寝静まるのだが、非常識な若い男性二人大きな声で飲み続け、みんな寝られないようだった。消灯が7時半と言っても回りは寝るしかないのだからひどい迷惑だった。聞きたくない話、みんな聞いていたことだろう。9時間

21日
狭い場所に簡単に朝食をすまし素晴らしい日の出を見て5:30出発。山ちゃんは写真を撮ってから追いかけると言う。5:50飯豊山頂にて写真を撮り、大日山往復するたけ夫婦としんが先発する。往復3時間は私ととんちゃんはパスしても追い付かれるかもしれない。

御西小屋(ここもすごい混み方だったらしい)にデポし、大日向けて出発する3人に会えたので見送る。飯豊連峰最高峰の大日の素晴らしい眺めに見入る。行ってらっしゃい・・。今回は私達が先行し、門内小屋の場所取りが出来るかな?山ちゃんも追い付いてきたが、あまりの素晴らしい紅葉に、大日はやめ、写真を撮りながら歩くと言うので3人で行動する。

7:40御西小屋出発、素晴らしい紅葉の稜線だ。天狗の庭、御手洗池、10:50烏帽子岳、11:15梅花皮岳、11:35当初予定の梅花皮(かいらぎ)小屋に到着する。余裕で次の小屋に進めそうだ。ゆっくり昼食を取り12:20出発する。この小屋は一番大きいようで予約もできるようだ。勿論避難小屋には違いない。やはり混んだらしい。

ここからの登りはきついがとんちゃんも快調で12:50北股岳着、13:50門内岳に付くと、5分で門内小屋に到着。まだまだ空いていたのでほっと一安心し、場所を確保してしんたちを待つ。30分遅れで到着全員集合となる。

管理人さんがいたがボランティアなので無料だと言われ、管理人室のとなりの炊事場も使わせて戴き、暫くして又早い夕食の準備、岳食のカレーうどん、うちは4人一緒だったので同じ鍋で作る。たけさんがじゃがりこサラダで作ったポテトサラダを味見させてくれたが、お菓子なのに不思議。これは行ける。

小屋は混まず、しんとたけさんご主人が二階に移動してくれてゆったりと就寝。暗くなった時はみんな寝ていたかな?8時間半、大日組は9時間(3時間もコースは長いのにすごい)だが、亀の私にいつも付き合うしんは久しぶりに思い切り歩いたようだ。

22日
5:10出発、5:45梶川尾根分岐となる。これで私ととんちゃんは飯豊温泉に分かれて下山することになる。6:00奥胎内に向け出発する4人を見送る。たけさんたちとはこれでお別れ。

6:45素晴らしい紅葉の梶川峰、7:15大きな枯れ木が印象的なピーク、岳樺だろうか?ここから雨がぽろぽろし始めたが、時々日も射し、綺麗な尾根に感動する。写真もここでお終い、樹林帯となり、合羽も着ずに歩けた。7:40五郎清水、8:20滝見台で石転沢と梅花皮滝を眺める。もし今度来ることがあれば、石転沢の雪渓を上りたいものだ。9:10湯沢峠10:50登山口11:00、本日の宿の飯豊山荘到着。楽しい下山だった。親切にも部屋に入れてくれ、昼間から温泉に入り、浴衣で食事をして贅沢なものだった。さてしんたちはいつ到着するだろうか?

夕食の6時半になっても来る気配がないので2人で先に美味しい食事を戴く。予約の時、二人分は別にして貰うようにしていたので、部屋に運んで待つが、9時過ぎても連絡ないので心配になり、公衆電話からしてみたら、連絡つきほっとする。大渋滞らしく、まだ2時間くらいかかるようだ。結局夜11時到着。4時間の予定が8時間かかったようだ。たけさんも後からお聞きすると3時頃分かれて翌日朝4時にやっと帰れたらしい。すごい渋滞だ。

その日の4人、6時に梶川尾根分岐で別れてから9:20えぶり差岳山頂13:20登山口、8時間行動だ。13:30のバスに乗り、奥胎内温泉に入浴ごたけごうで川入りに移動。3時頃分かれたようだ。たけさんたちは念願の喜多方ラーメンを食べられたようだ。良かったあ!

結局往復400キロほどだが、和歌山に帰るほど時間がかかったと言うわけ。

23日
ゆっくり朝食を取り、8時半ごろ出発、10時に中条インターを乗り、和歌山には夜8時ごろ、10時間で帰れたので少し混んだ程度だった。往復2200キロの走行だった。

概念図
交通費、食糧、その他費用など
交通費 14000円
宿泊費 10000円 
初日食料  600円

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