期間 | 2025年5月15日 | ||
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目的の山域山名 | 高野山 | 天気 | 晴れのち曇り |
登山方法1 | 日帰り | 登山方法2 | |
目的1 | 個人 | 目的2 | トレラン |
メンバー(氏名) | riverguchi |
記録詳細
道の駅柿の里九度山に駐車、9:12 山行開始、12:45大門到着山行終了、ケーブルカー高野山駅に徒歩で移動、ケーブルカーと鉄道(南海高野線)にて九度山駅に移動。駅から徒歩で駐車場所に移動。
道の駅柿の里九度山(5分)慈尊院・丹生官省符神社(15分)展望ポイント(10分)銭壺石(14分)笠取峠(7分)六本杉峠(9分)古峠(2分)二つ鳥居(5分)神田地蔵堂(19分)笠木峠(21分)矢立峠(0分)矢立茶屋で8分休憩(5分)袈裟掛石(38分)鏡石(25分)龍神口女人堂跡・大門
柿の里九度山に駐車。長時間停める場合は近くの町営駐車場に停めるようにとのことなので、休日など混雑が予想される日はそちらに停める方が賢明。
今回はロード用のランニングシューズで走ります。
慈尊院と丹生官省符神社。丹生官省符神社向かって右側に抜けていく。
町石、これが一町(約109m)ごとに置かれている。目測、2.5mぐらいはあるので見落とす可能性は低く、よって道に迷う可能性も低い。もし迷ってしまったと思っても落ち着いて進む、もしくは戻れば100mぐらいで見つけられると思う。
慈尊院・丹生官省符神社以降、しばらく続く柿畑の区間と矢立茶屋以降大門までは勾配がきつい。当日はそよぐ風の中にも熱気が混じることがあり、暑さを感じた。
接待場。かつて高野詣の人々に、この場所で握り飯や湯茶の接待を行ったことがこの名前の由来と伝えられている。
比較的なだらかなトレイルが続き気持ち良く走れた。もちろん登りはすぐバテて歩きました。
六本杉
古峠。ここから上古沢の駅に行ける(2.5km)。
二つ鳥居。
笠木峠。上古沢駅に抜けるには3.5km。
気持ちの良いトレイル。
矢立。もうすぐ矢立茶屋。
矢立茶屋、休業日。ショックで画像なし。
自販機はあるので水分の補給はできる。カロリーメイトなどの補給食も自販機で売られていた。
矢立茶屋を過ぎると勾配が上がる。
袈裟掛石(けさかけいし)。弘法大師空海が、山を登る際に袈裟を掛け休んだと言い伝えられている石で、この石は高野山の聖域と俗世の境界を示す「清浄結界(しょうじょうけっかい)」を表しているという。
矢立を過ぎてこの辺りに来ると空気がひんやりと感じた。当日の天候もあるかもれないが、こういったことが、ここから先が神聖な場所と感じ取った所以かもしれない。
40町
34町と32町の間は崩落により通行止め。いったん国道480号に迂回する。
迂回の480号。距離はそんなに長くない。2町分なので。迂回路の途中に崩落箇所を補修しているであろう建設業者の詰所があり、トイレを一般の方にも開放してくれていた。
鏡石
大門、もうすぐか
大門到着。平日なので観光客は少ない。公共交通機関で下りることにしたので山行はここで終了。
仁王像(金剛力士像)。阿形(あぎょう)→口が開いている
吽形(うんぎょう)→口を閉じている
両者で阿吽(あうん)の相をなす。
阿吽とは、密教で宇宙の初めと究極、万物の根元と宇宙が最終的に具現する智徳、悟りを求める菩提心と到達する涅槃(ねはん)を意味するらしい。
また、菩提心(ぼだいしん)とは、仏としての悟りを願いもとめる心であり、そして涅槃とはあらゆる煩悩が消滅し、苦しみを離れた安らぎの境地、究極の理想の境地、また悟りの世界である。
さらに、悟りとは迷妄(めいもう…心の迷い)を去って、真理を会得すること。(※参考、三省堂大辞林第三版より)
大門を過ぎ、町内のコンビニで水分を補給。このあと、ケーブルカーの高野山駅まで走り極楽橋駅まで。そこから南海高野線で九度山駅に向かい下車、車の置いている道の駅まで約1kmの道のりを歩く。外国人観光客が多く世界遺産の力を感じた。