【沢登り】南紀・栂谷

期間 2025年9月28日
目的の山域山名 南紀、高田川水系、栂谷 天気 晴のち曇、夕方雨
登山方法1 日帰り 登山方法2
目的1 個人 目的2 沢登り
メンバー(氏名) tano、Ayama、イワイワ、TAKEZOU

記録詳細

8:00 入渓 – 10:00 ヤケベくら入口(30分大休止) – 11:50 400m地点 – 14:50 無もなき沢の連瀑上 – 16:30 無もなき沢の連瀑下 – 17:00 最終民家 – 17:30 入渓点(下山)

概念図

感想

【要注意】行者道コース、ほぼ廃道です。かなり不明瞭で、どこが道だか分からない箇所がほとんどでした。交差する沢も滝があり、すんなりとは下降できません。巻き下る必要があります。おとなしく烏帽子山まで詰め上がる方が無難です。

新人3名を連れて、南紀で初級の栂谷に行ってきました。沢の中は相変わらず天国でした。まず、スマホで位置確認しながら経路を見いだしてくれたイワイワさん、冷静にayaさんのサポートをしてくれたたけぞうさん、恐ろしくても最後まで文句1つ言わず歩き通してくれたayaさんに感謝します。

ヤケベぐらまで、ゆっくりと着実に歩き、ヤケベくら前の滝で大休止。焚き火をしてお湯を沸かし、コーヒータイム。スズメバチとマダニがいました。ヤケベぐら中段くらいに大きなハチの巣も。要注意です。

ヤケベぐらは、相変わらず天国。

その後もナメ、釜、滝が続きます。ただ今日は新人さんとご一緒なので、400m地点から左岸に登る破線ルート(行者道コース)で下山します。ここからが苦難の始まりでした。

まず、400m地点から急登を登り始めますが、早速道がありません。途中で木馬道の残骸のようま石垣が現れましたが、破線とは垂直に交差。地形図を信じてなおも登ります。451mから東西に伸びる尾根の地形は不明瞭。いったん、小ピークに上がり、コンパスを頼りに北東に進路をとりました。破線と並走する形です。ただ、途中で枝尾根が破線から離れる方向に向かい始めましたので、今度は谷をまたいで破線に近づくことに。これが倒木+シダ地獄。たまらず一旦、名もなき沢に降りることに。

しばらく沢地形を行きますが、私の読図力不足で滝が出現。30m一本ではとても降りれそうになく、巻き下ることに。この巻きの入り、フェルト底のayaさんは強烈に恐ろしかったようで、申し訳ないことをしました。

ただ、この巻き下るルートには木々にピンクテープが巻かれておりました。イワイワさんがさ先行し、ルート工作していただけて助かりました。感謝。

巻き下った沢底から見上げると、なかなかの連瀑、無もなき沢の未知に、びっくりさせられました。

ここからは、石垣も出てきて地形も緩み、コンパス頼りに里高田方面に向かいます。木馬道も現れ、視界が開けた場所には民家&コンクリート舗装の道が出現。生還

新人さんを連れてきていいルートじゃなかったです。沢の楽しさがシブすぎる下山ですっかり吹っ飛んでしまいました。沢登り3時間ちょい、下山6時間オーバー、、、反省。