【沢登り】鈴鹿蛇谷

期間 2024年4月7日
目的の山域山名 鈴鹿 蛇谷 天気 晴(ぽかぽか沢日和)
登山方法1 日帰り 登山方法2
目的1 個人 目的2 沢登り
メンバー(氏名) たの、ゆう、あき
交通費、食糧、
その他費用など
車1台、合計約6000円(高速料金含む)
①往路:和歌山北IC - 阪和道・西名阪道(高速)経由 - 名阪国道 - 東名阪道(高速)- 四日市IC - 宇賀渓キャンプ場(約2時間半)
②復路:宇賀渓キャンプ場 - 東名阪道(高速)- 名阪国道 - 京奈和道(無料)- 和歌山北ICまで

記録詳細

8:45 宇賀渓キャンプ場出発 – 9:20 魚止滝下から入渓 – 魚止滝(高巻き)- 9:55 蛇谷出合(10分休憩)- 出合のCS滝4m(直登) – 直後の13m滝(左から高巻)- 10:25 登山道交差 – 12:20 二俣(昼食休憩10分)-  13:20 竜が岳山頂(15分大休止) – 中登山道 – 14:45 本流合流 – 15:10 魚止滝(再登攀トライ)- 15:30 下山再開 – 16:00 宇賀渓キャンプ場

概念図

感想

沢登り3発目。今回は所属山岳会若手のホープの秋ちゃん、優くんとたのの3人で。行き先は鈴鹿の秀渓、蛇谷。滝だらけの沢です。ほとんどの滝が登攀可能ですが、特に下部はゴルジュ地形のため下手に巻くと大変で、それなりの登攀力が必要です。想像以上のぽかぽか陽気になり(水は冷たかったけどギリギリ泳げるくらい)最高の沢山行でした。

宇賀渓キャンプ場は1日駐車料金500円、清掃協力金200円、登山届の提出ボックスがあります。

林道を最後まで行くと、閉鎖中の裏登山道の先に沢底に降りる梯子があります。ここから遡行開始。

左岸の滝で出合う沢を通り過ぎ、ほどなくして現れる魚止滝、7m程度ですが、本流だけあって水量多く釜も立派。滝の左側には縦渦があり、のまれると危なそうです。右側は反転流があり、これに乗ってアプローチは容易ですが、反対に戻ってくるにはしっかり泳ぐ必要あり。足はとどきません。

最初なので、ひとまず下山後時間があれば登攀することにし、まずは巻いて進むことに。

魚止滝上はゴルジュをなして、美渓。

しばらく進むと、蛇滝出合の二俣に到着します。右に蛇谷、左に本流。この二俣では、本流には燕滝(8mほど?)が、蛇谷には5m程度CS滝がかかります。

CS滝の直登!シャワーが冷たい。雨合羽大活躍です。沢だと雨合羽を忘れがちですが、やはり山の基本装備ですので必須です(ただ、沢だとボロボロになるので、ごわごわした、透湿性がある範囲での安物でもいいかも)

CSを登ると次いで13m?の直瀑。登れず、巻道を探るもメンバーの優くんが予習ばっちりで右岸に道ありと教えてくれました。手前からはルートが見えませんでしたが、近づいてみると木の根が張り巡らされたルートあり。モンキークライムで抜けます。

その後も滝が連続!途中で登山道を超え、さらに沢を進みます。登山道上から五階滝、まさに滝だらけ!

標高700m程度か?ようやくゴルジュ地形が緩み、穏やかな渓に。それでもちょこちょこと滝が出てくる。

二俣。ここからまたも連瀑。水量少なくなっても楽しい。ただ、途中で鹿の亡骸2体が水中に。厳しい冬を越せなかったのだろう。やや腐臭が漂う、沢の生水はやはり飲んではいけない。

この連瀑帯を上がるにつれ、空がひらけ、明るくなっていきます。この標高の低い・雪が少ない山域とは思えないほど開放感のある詰めです。

最後は草原!なんて爽快な沢でしょうか。

最後はちょっと急登。そして竜が岳へ。大休止。

下山は中登山道(看板には「中道」とあり)を下る。途中まではっきりしない尾根で、路迷い多発なのか、トラロープでルートをがちがちに示していました。その後は沢伝いを降りていき、宇賀渓の本流へ。

時間があったので、最初に巻いた魚止滝で遊ぶことに。

ゆう:滝つぼを泳ぎ、果敢にトライ、ボルダリングで培った登攀力を発揮しオンサイト、アツい!

あき:夕方で水温低下もあり、トライせず、賢い!

たの:滝つぼを泳ぎ、登ってみるものの初手が上がれず。。。釜泳いで往復、反転流を全力遊泳、寒かった。悔しい!(笑)

 

 

以上、たのでした。