期間 | 2024年12月8日 | ||
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目的の山域山名 | 生石高原 | 天気 | 曇り時々雨・雪 |
登山方法1 | 日帰り | 登山方法2 | |
目的1 | 個人 | 目的2 | トレラン |
メンバー(氏名) | riverguchi |
記録詳細
12月8日、和歌山県紀美野町で行われた生石高原トレイルランに参加してきました。33kmの部にエントリーしており、スタートは9時、受付は8時30分までに行う必要があったので当日は和歌山市内の実家を7時前に発ち8時ごろ会場に到着。受付を済ませ8時30分から開会式ということで準備をしていたが、テーピングなんかをしているうちに開会式に、それがスタート直前まで続いたことで、ろくに準備運動などできないままスタートとなり、序盤からバタバタの展開となった。何名か同じような状況のランナーがいた。
↑紀美野町町長の挨拶、大会役員の説明、生石神社宮司の安全祈願が行われた
最初は舗装路、程なくウォーキング区間に入り歩いたあと再び舗装路を走り不整地へ入る。すでに右のふくらはぎに違和感がある。前月のハーフマラソンで少し痛めたところがまだ完治していないよう。今回の目標は完走なので無理のないペースを維持することを念頭に置きながら歩みを進める。
開会式の時には雨がパラついた。晴れ間が見える時もあったが、終始上の写真のような曇天であった。
↑第一エイドではあられが降ってきた。山頂付近は雪らしいとスタッフの方から聞く。氷の塊で5mm未満を霰(あられ)、5mm以上を雹(ひょう)というらしい。
その後標高を上げていくと積もった雪の量が多くなってきた。なんとか第二エイドに到着(生石高原の売店があるところ)。ここから山頂までススキの広がる見晴らしのよいところを走るが、溶けた雪で道が水溜りになっているのと、足が痛いので景色を満喫する余裕はない。それでも多少爽快な気分を味わえた。
山頂に到着し360°の景色を見渡すとすぐにコースを下り始める。ここからは幾分登り返しがあったが全体的には下っていったのでなんとか足がもった。これがアップダウンを繰り返すようなコースだと完走は無理だったように思う。
↑生石神社、参拝する余裕なく、ここからまた少し登り返した
雪は積もっていたが風もなく、また行動し続けているため寒さはあまり感じなかった。登りでは緩い傾斜でも走ると足が痛いので歩き、平坦地と下りでゆっくり走るようにした。
下るにつれ雪がなくなってくる。攣りそうな足を伸ばしながらなんとか進む。
段々と歩く割合が増えながらもなんとかゴールできた。タイムは6時間と59秒。こうなると6時間切りたかった。ゴールのチェックを済ませると豚汁が用意されており、そちらを頂く。冷えた体に染み渡る。片付けも早々に帰路に付き本日の行程は終了。参加された方、スタッフの皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
概念図
感想
今回、2回コースをロストした。1回目は前のランナーが間違ったのに気づかず、そのまま付いて行ってしまった。自分の後ろにいた二人も同じように付いてきていた。2回目はコース表示が左折を示しているのに気づかず真っ直ぐ進んでしまった。この時は後ろにいたランナーが声を掛けてくれたのですぐに戻れたが、そうでなかったとするとどこまで進んでいたのかと、少し怖くもなった。
2回とも足の攣りが気になっており、コースの表示やテープに意識が向けられなかったことが原因と考えられる。
この観点から山を歩く・走るに関係なく、無理のないペースを維持することの重要性を感じた。疲労や怪我などで注意が散漫になると道迷い等に繋がる、一事が万事ということであろう。
一方、行動し続けられることで運動による熱が産生されるため体温の維持に効果的と再認識できた。無理なペースで疲れてしまい、長い休憩を取るとその間に体が冷え、次の行動に移りにくくなり、悪循環に陥る可能性がある。この点も今後の山行計画の糧としたい。
エイドでは紀美野町の果物、カキ、みかん、りんご、キウイフルーツが提供された。どれも美味しく(りんごは食べ忘れた)、個人的には特にキウイが美味しかった。また次回の参加も検討したい。