【沢登り】滝本本谷

期間 2025年3月30日
目的の山域山名 南紀 大雲取越周辺 天気 晴(朝8℃、最高気温16℃)
登山方法1 日帰り 登山方法2
目的1 個人 目的2 沢登り
メンバー(氏名) tano、yu
交通費、食糧、
その他費用など
紀北~滝本集落往復:距離往復約300km、高速料金往復3200円程度(休日割)
※旧熊野川町の町役場がある国道168号から滝本集落までは、非常に狭い山道・断崖絶壁をゆく道で、ガードレールもほぼありません。山慣れない方は運転要注意
※温泉は「熊野川温泉さつき」(大人1名500円)がおすすめ

記録詳細

9:10 滝本集落出発 – 9:30 宝龍の滝下段45mの下(入渓)- 左岸より高巻 – 9:50 宝龍の滝上段35mの下 – 休憩 – 10:05 出発 – 左岸高巻 – 10:45 コッペ滝・取水堰 – 10:55 藤綱の要害 – 11:35 燈明の滝40m – 昼食大休止 – 12:05 出発 – 右岸のグラ弱点を登攀系高巻き – 12:25 最後の滝(ナメゴラ滝?)- 12:45 細尾谷(この谷を南に向かって詰めて尾根へ)- 13:00 尾根上 – 植生保護の冊を左に見ながら尾根を西進 – 13:20 大伐採地帯 – 休憩 – 13:40 出発 – 明瞭な踏跡をたどり、取水施設巡視路に合流、これを経由で下山 – 14:15 滝本集落到着

※燈明の滝40mの、右岸のグラ弱点を登攀するのは楽しいですが、多少の登攀力は必要です。

感想

tano、yuの2名でと南紀の名渓・滝本本谷へ。南紀は暖かい(とはいえ腰まで浸かると流石に痺れましたが) 登れない滝が多い沢ですが、その分ド迫力の滝が連発し、ナメありゴーロありで楽しめます。下山は滝本北谷との境界尾根を伝えば明瞭です。

入渓直後、最初から大滝(宝龍の滝、2段)が現れます。巨大な直瀑系、人間には登れないんじゃないかな。。。そして直径20mはありそうな巨釜、水が恐ろしく澄んでいるのに、底が見えません。

この滝は右の杉谷の方に入り、木の根を伝えそうな箇所を上がると高巻けます。次いで宝龍の滝上段35m。上段と下段の間にも巨大な釜とナメ床、2段の滝というよりも、別々の滝と表現したほうがしっくりきます。サイズは下段よりも小さいもののの、それでも大迫力。人がスケールで入るとその大きさがわかりますね。

巻いた後はナメ地帯。この沢、滝⇒ナメ⇒ゴーロの繰り返しです。

躍動するyu氏。tanoではできないムーブでガンガン進んでいきます。クライミング力も身軽さも歩行スピードも素晴らしい。tanoが必死で岩をよじ登り、ズリズリ滑り降りて腰まで水に浸かってしびれながら突破したゴーロ箇所を、yu氏は長飛距離の飛び石で3秒でクリア。圧倒され、ポカンと口をあけるしかなかった!!

ナメとナメ滝、コッペ滝から取水堰にかけて。高巻きもボルダチックな箇所が多く、結構楽しいです。ただ、滝自体はナメ系のものが多く、登攀は難しそうです。

取水堰を超えると、藤綱の要害。取水堰の管理道を経由した登山道がここまで伸びているので、エスケープに使えます。要害の直後に6mの斜滝。どこからでも登れそうですが、左からが簡単。

今日いちばん楽しかった、燈明の滝40m。ガイドブックの巻きは右の植林地帯を急登しますが、今回は左側に活路を見出しました。滝身から20mほど左に入ると、グラの上に向かってポッカリと空が見え、登攀の弱点となっています。ボルダムーブの連発で登っていけます。ボルダ6級くらいかな?難しくはないですが、高度感があり、適度なルーファイ能力が必要かと思います。

その上はまたナメとゴーロが現れ、白滝、ナメゴラ滝と続きます。ナメゴラ滝を最後に、その上は平沢に。一気に穏やかなナメと河原に変化。周囲の山も里のような雰囲気に。

今回は細尾谷から北側の尾根に上り、そこから尾根伝いを通って、取水堰の管理道に合流、下山することにしました。途中、伐採で景色が開ける素晴らしい場所がありました。またも大休止。出発点で下山目標でもある、滝本の集落も見えますし、遠く果無山脈、大峰、おそらく奥高野方面も一望できます。

3月末、素晴らしい山行になりました。