【沢登り】白川又川下部ゴルジュ(敗退)

期間 2025年8月9日
目的の山域山名 大峰・白川又川 天気
登山方法1 日帰り 登山方法2
目的1 個人 目的2 沢登り
メンバー(氏名) tano、yu

記録詳細

8:10 茗荷谷橋先のゲート – 9:30 取水堰下降点の階段 – 9:40 取水堰 – 入渓準備 – 10:00 入渓 – 10:25 ゴルジュ入口 – 10:30 左岸の残地ハーケンあるビレイポイント – 何度も突破を試みるも、水流に押し戻される – 11:30 敗退決定 – 11:35 ゴルジュ入口 – 13:00 ゲート(下山)

概念図

感想

yu、tanoの2名で、とてつもなく美しいと評判の白川又川下部ゴルジュに行ってきました。水の美しさは過去イチかも!

1時間半のアプローチをこなしてゴルジュ突入!50mで敗退! いや、水、冷たすぎん!?8月だぞ!ガタガタ震えて低体温になるかと思った。。。

そこそこ力ついてきた気になってましたが、まだまだでした、スミマセン。一年鍛えて来年出直します。寒さ対策は、全身ワセリンでも塗るかなあ。

装備は、ファイントラックのアンダー上下、フラッドラッシュ(ファイントラック)上下、ウェットスーツ上、ライフジャケットを着ても極寒でした。その他、フローティングロープ20mをだいぶ使いました(ゴルジュ突破できれば、もっと活躍できたかと)

 

林道を車でたどり、茗荷谷の橋の先のゲートまで行けます。ここから1時間強で、白川又川取水堰に下る道に至ります。下降路はわかりやすいです。目印に看板あり。

この道の上にはいろいろあります。マムシがいたり、やたら多くのトカゲがいたり、頭蓋骨(のオブジェ?またはサルかな、心臓に悪い)まで落ちていました。トンネルをくぐると、あと1kmです。

階段を10分ほどがっつり下ると、橋があり、取水堰に至ります。水がキレイ!

堰堤の上から入渓。河原を行きますが、いくつか胸までつかる・一瞬泳ぐポイントがあります。

水、冷たすぎ!!!白川又川は冷たいとは聞いていましたが、想像の3段ほど上をいっていました。中央アルプスの沢よりも冷たいのでは???

突入!ここからがさあ大変!まず40mくらかな?水流の緩いゴルジュを泳いで、右側のハーケンが打たれた足場に上陸します。2人くらいは乗れます。ここからが核心。写真の中央、左側の壁沿いが流心で、突破方法は①左の岩陰から近づいて、勢いをつけて一気に流心を渡って右側に、あとは力ずくで泳ぎ切る、②右側をジワジワと泳ぎ登っていき、最後はやはり力ずくで突破、の2パターンかと。両方試しますが、流れが最も強い写真中央付近がどうしても突破できない!そして水温が低すぎて、ガタガタ震えるのはもちろん、しまいには足がつる。1時間ほど粘り交互にトライしましたが、低体温の症状が出始めたので、やむなく撤退。

泳力を鍛え、フィンを投入するなど工夫もこらし、来年にはリベンジします!

yu:
喉痛、倦怠感があり体調は50%くらい。山行けば治ると思ってたが今回はダメでしたね。ゴルジュに入った途端にペッと跳ね返されました。今回の敗退は本当に悔しい。体調が悪かったと言い訳はしたくないが、体調が良ければ行けてたかな〜。
この後2日間寝込みました。