下多古 琵琶滝往復

期間 2025年9月7日
目的の山域山名 吉野川 下多古川水系 天気
登山方法1 日帰り 登山方法2
目的1 個人 目的2
メンバー(氏名) TAKEZOU、ayami、yurisuke、イワイワ

記録詳細

9:40百合ケ岳登山口ー12:00琵琶滝ー13:00下山開始ー13:30下山

駐車場で1時間程度 ロープやビレイデバイスを使って自主トレーニング

 

概念図

感想

今日はロープワークなく進める優しい沢である『下多古川』を初心者4名でチャレンジしました。和歌山市内からは約1時間40分。到着時は汗ばむぐらいの沢登り日和でしたが、登山口駐車場に他の車は1台もなく貸し切り状態でした。駐車場脇にある橋を渡って降りて入渓。

フラットな浅瀬が多いものの、視野が開けておりあちこちに分岐する水流や岩場が見渡せる、躍動感のある風景がとても美しい沢でした。樹木が真上に茂っていたので、秋に来ると紅葉が綺麗だろうなとか想像して話しながら、ゆっくり上流へ向かいました。

かがりびの先輩方に帰ってから叱られないよう危険を避けつつ、小滝や水流のあるところをルートに選び、慎重にチャレンジ。小さな滝でも手足を掛ける所次第で登りやすさが違うので、クリアできた時の達成感がとても楽しく、皆でわいわいと進みました。

2時間半ほどして、目の前に比較的大きな滝が見えてきたので、これがゴールの『琵琶の滝?』と勘違いしましたが、まだ地図では先にありそこからは進めないので登山道へ出て巻き上がりました。

そしてすぐにゴールの『琵琶の滝』に到着。先程見た滝とは違い、見上げるほどの大きな滝で、岩肌に当たった水しぶきがミストになり、とても綺麗でした。(約50mあるそう)

そんな滝の下での今日の昼食は、時間がゆっくりあるので、Mさんに食後の挽きたてコーヒーをご馳走していただきました。ドリップしたコーヒーの香りが自然の中では贅沢で、少し冷えてきた身体に沁みる~。さて自然の中での食事はどうして美味しいんでしょう。

暫し休憩の後は、登山道を通っての駐車場へ。

歩きやすい道のりで、なんと30分程度で呆気なく駐車場へ戻ってきてしまいました。

今日は体力はまだ十分余っており、せっかくの機会なので、Iさんが持参してくれた30mロープを使って駐車場近くの安全な場所で懸垂の練習をすることに。

百聞は一見にしかずで、ロープの結び方や手順、YouTube動画などで見てると簡単そうだと思っていたのが、実践するとなかなか難しい。勉強熱心なIさんに教えてもらい、ロープに身体を巻きつかれながら、皆でこっそり練習しました。

道具を使うことに慣れるのは、登ることへの自信がつくだけじゃなくて、危険への意識も自分でしっかり持てるので良いなと感じました。楽しさあり、勉強ありの充実した沢登りでした。他の初心者の方にも歩きやすく、登山道も近いので是非おすすめの場所です。