提出者:タケ

大切戸

期間 2026年9月18日~2026年9月23日
目的の山域山名 槍ヶ岳・穂高岳 天気
登山方法1 テント泊 登山方法2 その他
目的1 目的2 縦走
メンバー(氏名) タケ、sen
交通費、食糧、
その他費用など
あかんだな駐車場:3,000円(合計)
バス:5,600円(往復2名)
ババ平テント場代:4,000円(2名合計)
南岳小屋(素泊まり):22,000円(2名合計)
南岳小屋(2食付き):32,000円(2名合計)
涸沢テント場代:4,000円(2名合計)
その他飲食費:忘れました
車代:実費

記録詳細

長すぎるのでざっくりと

【0日目・9月18日・晴れ】

(20:00)和歌山発→(26:00)あかんだな駐車場・仮眠

 

【1日目・9月19日・晴れ】

(7:00)上高地BT発→(13:20)ババ平テント場

上高地BTで遭対協さんや長野県警さんから登山計画のチェックやアンケート、ヒアリングを受けた後、横尾ゲートでも登山計画・装備ヒアリングを受けて入山。隙を生じぬ三段構えとはまさにこのこと。

 

【2日目・9月20日・曇り時々晴れ】

(5:30)ババ平テント場発→(10:20)槍ヶ岳山頂→(11:45)槍ヶ岳山荘発→(14:30)南岳小屋

「はじめての槍ヶ岳はなんてことはなかったわ」

 

【3日目・9月21日・雨のち晴れ】

(終日)南岳小屋滞在

台風通過待ちでゴロゴロ。山岳漫画「イカロスの山」が面白かったです。

 

【4日目・9月22日・晴れ】

(6:00)南岳小屋発→(7:50)長谷川ピーク→(10:30)北穂高小屋→(11:30)北穂高小屋発→(14:20)涸沢小屋・涸沢テント場

快晴。怖がらずに大切戸をやれたので満足。コーヒーカップでいただく北穂高小屋のコーヒーは本当に美味しかったです。

 

【5日目・9月23日・晴れのち曇り】

(6:00)涸沢テント場発→(11:10)上高地BT

紅葉はまだまだ先の様相でさくさく下山。徳澤園でお腹いっぱいカレーを食べました。

 

以下、詳細です(ご興味がある方はどうぞ)

大型連休だったので大切戸に挑戦してきました。

【1日目】
 前夜に出発しあかんだな駐車場で仮眠した後、上高地へ。始発バスのつもりで準備していたはずなのに、もっと早い臨時便が多く出ていたようで、乗車券を購入するだけで30分近く並んだ。
 上高地に到着すると、ザックを背負う暇もなく遭対協の皆さんから登山計画に関するアンケート記入とヒアリングを受ける。ヒアリング後は、アミノバイタルゴールド(高いやつ)をくれたので、相当気合が入っているなと思った。次に、登山計画をポスト投函しようとすると、長野県警の方から査閲を受ける。台風の通過予定日は小屋滞在を決め込んでいたので、特に指摘もなく、「台風通過後の大切戸は登山道の状態に注意してくださいね。」とアドバイスをもらう。
 梓川沿いはもう慣れた道で、横尾に着くころには少し飽きてしまった。横尾には噂の検問所(正しくは横尾ゲートです。)が設けられている。事前に、ホームページから用紙をダウンロードして必要事項を記入してあったのでさくっと通過する。受付の方は、もっとがっつりヒアリングしたかったようで、少ししゅんとしていたけれど。
 その後も似たような道で、飽きてくるとペースが落ちる。気分転換になるかなと思って、槍沢ロッヂでsenにレモネードをご馳走し、ついでに自分は生ビールを飲む。このビールがいけなかった。完全に気が抜けてしまって、ババ平テント場までの登りが大変に感じた。
 前夜発で睡眠時間も少なかったので、この日はテントを張ってさっさと寝る。
【2日目】
 日が昇るのとほぼ同時に行動開始。登りが長い。途中で槍ヶ岳が見えるも、見えているうちはまだまだ遠い。槍ヶ岳山荘直下で、紅葉に身を隠した雷鳥2羽を発見。あと一息のところで元気をもらえた。雷鳥側は「こっち見んな。」という顔をしていた。
 槍ヶ岳山荘にザックをデポして槍ヶ岳へ向かう。余裕で登れてしまった。槍ヶ岳の山頂でハーネスやビレイデバイスを装備した男性が目に入り声をかけると、やはり北鎌尾根から上がってきていた。肝心の北鎌尾根は雲に埋まっていたけれど、すごいなと思う。
 槍ヶ岳山荘に戻って昼食を取り、100周年Tシャツを入手して、天候が荒れる前にと南岳へ向かう。既にガスって来ていたし、大喰岳も中岳も地味なピークなので見るべきものが少ない縦走になってしまった。南岳通過後も、すぐに南岳小屋が見えるはずなのに、ガスで先が見えず、いきなり出てきてびっくり状態で到着。風は少し強まっていたけれど、雨には降られずに行動を終えられた。
 台風を考慮して小屋泊にしたけれど、節約するために素泊まりで自炊し、この日もさっさと寝る。
【3日目】
 台風通過予定日。思っていたほど天気は荒れていないが、雨で足元は濡れているし風もある。ハーネス等の本格装備をしたグループは大切戸に挑んでいったけれど、ハナからやり過ごしを決め込んでいた僕らはゆっくり朝食を取る。その後、偵察に出たが、ガスで何も見えず、ものの数十分で退散し、senは「岳」を、僕は「イカロスの山」を読んで時間をつぶす。この「イカロスの山」が、三十歳目前の僕には絶妙に面白い。
 ゴロゴロしていると、「ガスが晴れましたよ、寝ている場合じゃないですよ。」と小屋の主人が起こしにくる。急いで外に出れば、通ってきた槍ヶ岳も、これから通る大切戸もよく見える。
 気分よく小屋に戻って、この日は小屋の夕食をいただく。南岳小屋のご飯はレベルが高いなと思う。グループの仕入れ力なのかなと思いを馳せる。
【4日目】
 快晴。台風通過を待った甲斐があった。時間に余裕があるので積極的に道を譲りながら進む。晴れていて視界が広く高度感があるから、少し足運びが慎重になるけれど、怖がらず順調にやれた。核心部よりも、北穂高小屋直下の登りの方がはるかに大変。最後の最後まで登らせるなぁと悪態をつきながら登り切る。
 ここではハンドドリップのコーヒーをいただくと決めていた。入山して4日目なので、コーヒーカップのつるっとした口当たりがずいぶんと久しく感じる。景色も口当たりもいいので、本当に美味しく感じました。
 昼食後、涸沢に向けて下山。北穂高のテント場直下で、雷鳥3羽の砂浴びに出会う。こんなに晴れているのに珍しい。ひとしきり観察してから先に進むが、目的は達成しているし、日差しは強いしであまり気持ちが上がらない。数か所、鎖場はあるけれど、今さら難しくもない。暑いので、senに涸沢小屋のジョッキパフェの話をしながら下る。
 涸沢小屋に着いてザックを下すと、senが一目散に涸沢小屋に入っていく。僕は置いてけぼりである。話を聞けば、途中からジョッキパフェのことしか考えていなかったみたい。遅れて僕が買いに行くのは、もちろん生ビールである。ジョッキパフェにはヨーグルトがたくさん入っていたが、ヨーグルトは体内への保水効果が高いと聞いたことがある。なるほど、登山後のご褒美にはよくできていると感心する。
 テント場で受付するが、紅葉はまだまだの様相で利用者も少ない。テントを張る場所も選びたい放題で、割と便利なところに張れた。
 この日は涸沢ヒュッテのパノラマ売店で夕食を購入。夕食中、救急ヘリが涸沢ヒュッテに降りる。状況は分からないものの、カール内をくるくる回って飛び立って行った。
【5日目】
 雨に降られる前に下山したく、さっさと撤収する。道中、どうしようもなくお腹が空いてきて徳澤園でカレーを食べる。上高地も連休後半は多くの来訪者で賑わっている様子だった。

概念図

感想

終始、ほとんど計画通りのペースで、目標も達成できて、怪我なく下山できたのでとても満足の山行になりました。

(記録:タケ)