2019.6.4

九重連山(久住山・中岳・大船山・平治岳)

太鼓腹CLとkuniの2名、ミヤマキリシマで有名な九重連山へ行ってきました。5/31フェリーで大阪南港を出て6/1別府港に着く。現地でレンタカーを借り、下山予定地の長者原登山口にデポするがトップシーズンの週末はフェリーも満員なら駐車場も一杯で駐車スペースを探すのに苦労した。間一髪で無事バスに乗りホッと一息。初日はいい天気で牧ノ戸峠登山口を10:25出発。登山道も大勢の人で所々渋滞、チラホラ咲いているミヤマキリシマに癒されてゆっくり歩く。この辺は6−7分咲らしい。12:00過ぎ久住分れに着き、避難小屋に荷物を置いてまずは百名山の久住山〜九州本土最高峰の中岳とまわり、火山の美しい池やピンクに色づく山を眼に収めると、あとは今夜のテント場へ向かうのみ。法華院温泉山荘の入浴はパスして17:10坊ガツル着。ここは1500張ものキャパで無料、トイレも炊事場も不自由なく、15分歩けば温泉入浴もできるとあって、キャンプ天国の感。夜中まで賑わっていた。翌朝、雨になる前に撤収しようと計画より早めに片付けていると、予報通り6:00過ぎに降り出し避難小屋に退避。荷物をデポして6:30カッパで大船山をめざす。初めの1時間半は鬱蒼とした樹林帯だが、段原に出ると一気に眺望が開け、ミヤマキリシマの群生に目を奪われる。山頂付近は岩山で、そんな変化も楽しい。段原に戻り、計画ではこのまま下山だったがCLも花に心を奪われたか、北大船山〜大戸越を回って下りようとのこと。それなら平治(ひいじ)岳にも登ろうと言うと、最初は渋っていたCLだが歩くうち、あまりの花の見事さにソノ気になってくれる。このエリアは今がまさに見頃らしく、雨に煙る山全体がピンクに色づくただ中を歩く気分は素晴らしいの一言。10:45平治岳のピークを踏み、2人とも大満足で12:00坊ガツルに下りてきた。帰路のフェリー便(別府発はいっぱいで取れず、大分発・神戸港へ)から逆算すると時間に余裕がなく、焦りつつ長者原に14:35下山。大慌てで途中の温泉に入り、レンタカーを返して無事船上の人となりました。紅葉も素晴らしいそうで、その頃にまた行きたいなぁ。九重連山、本当に素敵な山々でした。