2020.1.15

北八ヶ岳(天狗岳,ニュウ,中山)

1月11日から13日の連休に北八ヶ岳へ行ってきました。

初日は,絶好の天気に恵まれ,東西の天狗岳山頂に立って素晴らしい眺望を堪能しました。

そして,その夜は,黒百合平でテント泊をしましたが,大事な食材を忘れてきたので,満足な食事ができなかった上,スコップを持っていかなかったために凸凹した雪面の上で寝ることなってしまい,12時間以上テントの中にいましたが,とても辛い夜を過ごしました。

2日目は,曇っていたものの,ニュウの頂上からも眺望を楽しむことができました。しかし,白駒池の畔に着いたころから雪が降ってきました。

そんな中,新しい白駒荘に入り,朝は満足に食べていなかったので,美味しい肉うどんとおでんを食べて満腹になりました。

そして,ここまでスノーシューを担いできていたので,スノーシューの歩きを練習するため高見石小屋まで登っていきました。

その小屋を過ぎて,一旦下ってから登りにさしかかった後は,黒百合平まで,「かがりび」の伝統を継承するため,スノーシューを外し,アイゼンを使わずに歩きました。

なお,中山展望台の前後は樹林帯の中なのでトレースもはっきりしていたのですが,その展望台付近は吹きさらしの場所になっていた上,吹雪いていたこともあってトレースが消えていたので,どっちへ行って良いのかと思い,不安を感じました。このときは,ヤマレコを確認して,向かう方向をよく見ると,赤いテープと目印になっている杭が立っているのが見えて,ホッとしました。

黒百合平に戻った後,もう一晩テント泊するのは辛いなと思ったので,黒百合ヒュッテに泊まることにし,青色のテントを撤収しました。

小屋では美味しい食事が出るし,小屋の中は暖かいので,快適な夜を過ごせるのかと思っていたのですが,大勢の人が泊まっていたこともあって,イビキの大合唱にはまいりました。もちろん,私も大きなイビキをかいて他の人を困らせたと思います。

3日目は,朝食を食べた後,時々雪が舞う中,渋の湯に下りていったわけですが,私の前に下りた人がいなかったため,前日に積もった新雪を踏みしめてトレースをつけながら歩けたのは最高でした。