2017.7.29

比良 安曇川水系 ヘク谷

2017.7.23
CLたの、しん、紫、フォレスト、けんの五名でヘク谷へ。
6月に続き比良の沢登り。国道367号線の坂下トンネルを抜けたら左折して旧道へ入り、367号線をくぐったところに駐車する。初級者でも楽しめる沢とのことで先客がいるかな、と思っていたが誰もいませんでした。駐車スペースからすぐ川に下りられる。はじめは小さな滝の連続で、基本的に正面突破で越えていった。と、ここで紫さんが右足不調でまだ戻れると判断し、ひとり下ることとなった(箱館山の百合園で時間調整)。次々と現れる滝もルートは豊富で、滝に突っ込んで行ってもホールドが豊富なのでちょっとしたシャワークライムを楽しむことができる。ヘク谷最大の18m滝の下で昼食を摂り、ここは左岸を高巻く。とにかく続く滝を越えていくが、前回の口ノ深谷のような落ちたら・・・という恐怖を感じることはなかった。後半は水がなくなり、岩場を登っていく。ひとつひとつが大きいので、越えるのになかなかパワーが必要で、疲れた足にかなり堪える。あとは小女郎ヶ池へ向けて歩くだけということで、ハーネスを外し、靴を履きかえた。そこで満を持して登場した蛭。沢の中でまったく見かけなかったので忘れていたが、この季節にいない訳がないよね。笹と蕨だらけの道を進み、途中、鹿に出会ったりしながら小女郎ヶ池に到着した。小休止して下っていくが、雨が降り出した。とにかく蒸し暑くて不快だ。足元には蛭が首を伸ばして待っている。気付けば靴下に潜り込もうともがく奴ら。ようやく下山口にたどり着きゴール。車を回して待っていてくれた紫さんと合流した。みんな足に付いた蛭を虫よけスプレーとライターで駆除。私の被害は6ヶ所程度。帰った後も血が止まらず大変でした。
ロープを出す場面も少なく、距離も短いので1級の谷なのかな。かなりパワーの必要な登りだった印象です。練習にはうってつけの谷ではないでしょうか。初めて寒くない時期の沢に行くことができ、企画してくれたリーダーに感謝。(記 けん)