2017.11.14

八甲田山

 

司法書士会による東日本大震災復興支援活動の一環として,11月12日に岩手県大槌町内の仮設住宅で巡回相談活動をしました。そこで,青森市に移動して,翌13日,八甲田山に登ってきました。

一応冬装備を用意していたものの,靴だけは冬用の登山靴を持って行くことができなかったことから,トレッキングシューズだったので,予想外の大雪を見て,一瞬登りのを止めようかと思いました。

でも,天気は良いし,何人かの登山者がいて,トレースもあったので,とりあえず行けるところまで登ってみることにしました。

登山道は比較的緩やかであり,雪道ながら,コースタイムどおりに歩を進めることができました。この日は,前日までに比べて気温が高いということであり,木に積もっていた雪が溶けて,ポタポタと水が落ちてくる中を登り,下着にシャツ,それにソフトシェルだと暑いくらいでした。

でも,樹林帯を過ぎると,さすがに寒いなと感じるようになりましたが,それでもあえて重ね着をすることはありませんでした。ただ,山頂部だと,動かずにいられないくらい寒かったです。

下界は晴れていたものの,山頂部にはガスがかかり,眺望がほとんど利かず,ごく一瞬しか景色を楽しめなかったのは残念でした。

当初は,赤倉岳とか毛無岱などを巡る計画を立てていましたが,その方面に向かう足跡は1人分だけであり,しかも,山頂から下っていくと,その足跡を付けた人が反対側から登ってきて,この先はトレースがなく,また,4,50㎝の雪が積もっていて,ラッセルしていかなければならないと言ってきたので,引き返すことにしました。その引き返し地点から見えた赤倉岳方面の景色は素晴らしかったです。また機会があれば,そこを歩きたいなと思いました。

下山した後は,酸ヶ湯温泉に入って温まりました。