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ゴールデンウイーク後半5月3日夜発2泊3日予定で上高地から槍ガ岳を目指しました。
メンバーはフォレスト(CL)バンブー、ハッピー、くに、太鼓腹、ヒロ、柚の7名。
お天気は回復予報だったので結構期待して出かけましたが、アカンダナ駐車場で朝目覚めると車のフロントグラスに雪が積もっていて、山での雪予報はすでにここでも始まっているのかと和歌山とのギャップを痛感しました。そんなお天気だったのでいつもは満員の上高地行バスもガラガラ。さすがに観光客はいない。それでも明日のお天気回復を信じて雪の上高地から徳沢、横尾、一俣、槍沢ロッジと歩を進め、ここでハッピー、ヒロ、柚はババ平テント組と別れる。降っていた雪も夕方には止んできた。明日は晴れてくるが標高3000メートルでは風速25メートルと小屋で教えてもらった。風だけなら肩の小屋までひょっとしたら行けるかな?でも途中撤退が色濃いかとなと思いめぐらしていると6時に眠りこんでしまった。テント組はワインの酒宴と贅沢なすき焼きをたらふく食べた後やはり6時頃に就寝、夜中は暴風にさらされたようだ。
翌日小屋組は朝4時に起床。外は横殴りの雪!雪は止んでいなかった・・。予定通り5時に出発。私たちが1番でノートレース。夜の間に15センチくらいの積雪。ルートファインディングしながらプチラッセル。春山とは思えない状態だった。途中でスキー単独の人に追い抜いてもらったがババ平まで1時間かかった。樹林帯を抜けると急に風が強くなりババ平に着くとプチブリザード状態。吹きすさぶ風と雪の中ここから先はもっと状態は悪くなるだろうし、行っても槍の姿も見れないだろうと全員ここでの撤退を決意。テント撤収して早々に横尾まで下りる。この時間には横尾では青空も見えて天気が回復してきていたが、標高が高いところはこういう訳にはいってないことを全員確信していた。せめて槍の姿が見えればと蝶ガ岳へと少し上ったところにある槍見台まで行ったが、やはり東鎌尾根はうっすら見えるものの槍の姿は臨めなかった。上高地までは日焼けが心配されるような青空が広がっていたがやはり風が強く、標高の高い所ではお天気の回復とともに風がますます強まって荒れ狂っているんだろうなと思った。下界と山の天気の違い、山の天気の厳しさを痛感しましたが、みんなのチームワークで楽しい合宿でした。