2021/08/05・提出
期間 | 2021/07/21~2021/07/24 | ||
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目的の山域山名 | 槍ヶ岳(北鎌尾根) | 天気 | 晴れ、曇り、一時(めぐみの)雨 |
登山方法1 | テント泊 | 登山方法2 | 前夜発2泊3日 |
目的1 | 合宿 | 目的2 | 縦走、登攀、ピークハント |
交通費、食糧、 その他費用など |
車代、ETC 計¥60,000/2台 駐車場¥3,600(1日600円×2台×3日) シャトルバス(往路)あかんだな→上高地¥5,900/5人 別途夕食代、風呂代(平湯の森)、他 |
7月22日(木)
上高地BT(5:40)到着。さあ、スタート!の前に記念撮影。
明神(6:30)〜徳沢園(7:30)〜横尾(8:20)までは道も歩きやすく、皆、快調な出だし。
途中、東鎌尾根組とも一緒になる場面も。快晴の下、きれいな空気と景色を楽しみながら気持ちのよいスタート。
前回の八ヶ岳以来の完全な運動不足の私(Autumn)、
今回ザックと登山靴を新調したので格好だけは一丁前です。
槍沢ロッジ(9:30)〜赤沢岩小屋(10:30)〜水俣乗越(12:30)
やはり暑さにじわじわとやられながら?でも計画よりも良いペース。
水俣乗越から天井沢のガレ場歩きは体力を削られました。
15:30頃、バンブーさんの足の調子を見て、1日目は沢の途中でテント泊ということに。
(僕ももう足がヘロヘロでした。。。)
1日目はなんとか乗り切ったー。と思っていたら、そこからテント場を作るとか。
既になかなかの疲労感でしたが、でもやり始めるとこれがなかなか楽しくて。
石を集めて砂を詰めて、テント場確保。そのあと食事をとってこの日は終了。
7月23日(金)
4:30、2日目スタート。北鎌コルまで一気に登る。8:10。みんな揃ったところで写真をパシャり。
2日目も天候に恵まれた。山で晴れると普段の数倍は嬉しくなる。汗は止まらないが充実感がまさる。
なんとかたどり着いた独標(12:20)、槍ヶ岳をバックにポーズをキメる。次はあのポーズ、今度はこのポーズとか言いながら。
久しぶりの出番となった僕のミラーレスカメラも持ってきた甲斐がありました。
が、気づくと余裕だった計画の時間もだんだんとなくなってきている。
バンブーさん、足が本調子ではなく、みんなでペースを合わすことに専念する。
この日中に槍ヶ岳山荘まで行って、みんなの水を確保する目標だったが厳しそう。
前に進むか、バンブーさんの大事をとってこの場に留まるか、だったら一番近くの雪渓まで水を確保しにいくとか、話しているところに雨!
まさに恵みの雨だった。
空だった2LのPETはすぐ満タンに。
「神様が雨降らしたるから、ここで止まれ」っていってるんやなあ。なんて言いながらみんなで笑う。
そのあと、この日もテント場確保の造成工事。
いいチームワークでしたね。
食事をしていると猿の群れが目の前にやってきた。すぐ近くまで来るものだから襲われないかヒヤヒヤしたけど、なんともなかった。
2日目終了。お疲れ様でした。
7月24日(土)
4:40、宿泊地出発。北鎌平(7:00)〜槍ヶ岳(9:00)
槍ヶ岳山頂へは10年前と比べて登りやすくなっているなあ、というフォレストさん。
確かに、掴める石も多いしサクサク登れたという感じ。独標までの方が難しかったかも。
お待ちかねの頂上、絶えず15人くらいはいただろうか。
無事に到着したことに感謝し記念撮影。山荘に降りてしばし休憩しました。
ここからはひたすら下り、下り、下り。足の疲労がすごかった。
途中、駐車場の時間がギリギリだからということでYU君と二人先に走っていくことに。
任さなさいと言わんばかりのYU君。待ってくださいとほっていかれるAutumn。
普段の運動量の差を身にしみて感じたのでありました。。。。
結局、コースタイムを1時間ほどまいて無事に車を回収。
先に平湯の森にて休憩しつつ、そこで全員合流。
帰りはみんな揃ってステーキを食べて、和歌山に帰ってまいりました。
概念図
(フォレスト)
11年ぶりの北鎌尾根でした。
山登りは事前の予想とまるで違う結果になることがあります。
今回もそうでした。
私は北鎌沢入口から一日で槍まで抜ける と予想していました。
ところが、北鎌平のかなり手前で急雨に見舞われテント泊をすることになりました。
しかし、翌日は快晴で安定した天候の中 余裕をもって槍へ登ることができました。
360度の眺望を楽しみながら、北アルプスの核心部をゆっくりと見ることができました。
これも天の計らい なのではないかと。
ゆったりとした北鎌もいいものだと思いました。
(YU)
この北鎌尾根のためにトレーニングしていたので
北鎌尾根からの槍ヶ岳と長い道のりでしたが、とても楽しめました。
特に独標や槍山頂への岩場は楽しかったです。
天候にも恵まれたて最高の展望でした。アルプスの景色は最高ですね。
重歩荷、ロングトレイル、ルートファインディング、テント場整備、水の重要性と色々といい経験になりました。
(バンブー)
10年ぶりに北鎌に行ってきました メンバーは林 中村 佐藤優 堀の5人
コースは 1目日上高地~横尾~槍平~水俣乗越~天上沢~出合 テント場
2日目 テント場~北鎌沢右俣~北鎌コル~独標~テント場
3日目テント場~北鎌平~槍ヶ岳ピーク~槍平~上高地
10年前と一番違ったのは体力でした 歩行時間は
1日目10時間 2日目10時間 3日目14時間
計画時2泊3日ではしんどいかなと思ってましたがメンバーの日程から2泊3日で
行きましたさすがに ロングコース疲れました 特に私が調子悪くメンバーの足を引っ張り申し訳ない思いでした
二日目は独標を超えて北鎌平まで 私のスピードでは行けないと判断し雨もふりだしたので
尾根の少し下で 林さんテント場を確保してくれて テント場は林 佐藤 堀の3人できれいに整地してくれて
二張り張ることができました 設営後近くの岩の上に猿の群れが私たちを覗てました
三日目も調子が悪く 快晴の天気の中 何とか槍のピークに立てて 本当に涙が出るぐらいうれしかったです
少し強行かなと思って計画しましたが 危惧していた 自分の体力のことが問題でした
槍からの帰りも メンバーの協力で何とか 7時半までに 上高地に着きました
リーダーとして 最悪でしたが メンバーのみんなは いい山行だったと言ってくれて ホッとしました
追伸 調子わるかったのは コロナワクチン接種後 3日後の山行きが影響しているかなとも思います
(ちょっと 言い訳です)
(kuni)
昔から憧れてはいたけれど、自分が北鎌に行けるとは思っていなかった。今回バンブーさんに声をかけてもらい、最後のチャンスだよと紫さんに背中を押してもらい、思い切って参加。今は本当に行って良かった‼︎と皆に感謝しています。若者2人は余裕綽々で頼もしい限り。槍ヶ岳山荘前から紫さんに電話したら、ライブカメラの映像を写メってくれた中に私達が写っているという、嬉しい驚きもありました。私的に一番ヤバかったのは2日目のビバーク時、急雨のなかカッパを着るのが遅れ(ハーネスどうしよ?と少し迷う間に濡れそぼってしまった…)、急激に体温を奪われてガクブルで岩肌を伝う水を集めていた数分、数十分?ただ震えて水を受けることしかできず…その後晴れてくれたからよかったけど、あのまま降り続いてたらと思うと本当に結果オーライで良かったし、あんな斜めのガレ場で2張分作ってくれたメンバーに感謝です。そういえば1日目もゴロゴロ石の傾斜地を均した上に、フォレストさん案で草木を敷いたら寝心地の良いテントになったんでした。なんだか2日ともサバイバルなテント設営で思い出深く、稜線歩きはもちろん素晴らしくて、何もかもが良い経験になりました。ありがとうございました!