2009.11.22
小屋泊
1泊2日
例会
その他の山

四国 三嶺から剣山縦走

2009/11/27・提出

期間 2009/11/22~2009/11/23
目的の山域山名 四国 三嶺から剣山縦走 天気 11月22日雨から雪 11月23日快晴無風 写真kaze三嶺バック
登山方法1 小屋泊 登山方法2 1泊2日
目的1 例会 目的2 縦走
交通費、食糧、
その他費用など
交通費2400円、食費600円、お風呂400円 フェリー往復3800円(車往復2000円)

南海フェリーの1000円効果で四国の三嶺から剣山まで縦走する。

 22日、早いフェリーで徳島に行き、剣山の見の越に一台デポし名頃まで走る。名頃の駐車場は綺麗だが、かかしのような人形がなんとも人間と間違ってばかりだった。本当は林道を車で上がる予定だったが、どうも林道の荒れ方がひどいようで、歩いて登る事にする。天気予報は雨、しばらくして降りだした。そして山頂に着くころには雪に変わり、今年の初雪体験をしてしまった。天候が悪いので当初の予定の白髪避難小屋はあきらめ、50人は泊まれるという三嶺避難小屋までとした。立派な広い小屋でゆったり、他には2人だけだった。

 三嶺の水場は頂上の直前に水場の標識があった。念のため一人1Lの水を担ぎ上げていたので食事の終わりかけに、明るいうちにと、しんと、デナが念のために水を補給に行ってくれた。
 
 夕食は前日に買出しし、下ごしらえもした材料をみんなで担ぎ上げた。リーダー兼、シェフさなえの蟹入りのお鍋に満腹になり、5時半には就寝したが時間が早すぎなかなか寝付けない。すごい風が吹いていたと思うとぴたっと風が止み、少し気温があがったようだった。夜中に起きると満天の星で翌日の晴れを期待することができた。

 銀世界を期待したが、夜中、雪から雨に変わり、溶けていた。東の空が赤くなりかけたころヘッドランプで出発する。三嶺はまだ真っ暗、でも下って御来光を拝み、次のピークでは素晴らしい三嶺の山頂を記念撮影、遥かかなたに次郎笈から剣山が見える。遠いなあと思うが、最高の天気で心はうきうきしていた。

 四国の山は稜線が大峰と違い、笹原で最高の見晴らしだ。当初宿泊予定の白髪避難小屋は明るくて綺麗だった。丸石避難小屋は同じくらいの大きさだが、暗くて寒そうだった。この間、笹原の稜線漫歩で進む。

三嶺から見ると次郎笈と剣山、遥か彼方だと思っていたのに丸石くらいまで来ると、目の前にど~んと聳えだした。あれを登るのかと圧迫感があったが、縦走の登りは思うほど大変ではない。分岐から20分ほどで次郎笈の頂上に着いた。

そして、最期剣山の頂上に到着、ここまで9時間だった。観光客がいて木道があり、俗化しているけれど、登りはこれで終わりとほっとする。

剣山荘の裏はマイナス4度、道も凍っていた。剣神社に凍った道で遊びながら寄り、ご神水を汲み、見の越に到着したのは10時間半、みんな足が痛いながらも良く歩いたものだ。

HPで検索すると名頃から見の越まで21キロあったようだ。振り返れば遠く三嶺を見てみんな満足していた。

車を取りにいって貰って、5時半見の越出発、岩戸さんでお風呂と食事を済まし徳島港着はフェリー1時間前、もう少し遅ければ焦るところだった。予定のフェリーに乗り、和歌山24時に到着し家路につく。

コースタイム

11/22 
4:50和歌山港集合澤号、ヒロ号、しん号三台 5:50発フェリー8:00徳島到着 徳島道から美馬IC降り、438号線にて見の越着10:00 澤号を見の越にデポ、二台で名頃に走る。②10:45名頃着
②10:55名頃出発、林道を歩き、ヘアピンの箇所、車2.3台置けるスペースあるところから11:50ショートカット登山道に入る。歩きだしてすぐ 12:00~12:10雨が本降りになる前に昼食をとり③13:00林道終点からの登山道合流点着。14:00水場の標識、雨が雪となる。14:20④三嶺避難小屋着。
16:00頃水補給、17:30就寝 雪が雨に変わる。

11/23
4:00起床5:30待機5:50ヘッドランプで出発⑤6:00三嶺山頂東の空が少し赤くなる。鎖場を下山、6:54御来光、7:00凍った池通過、⑥三嶺韮生越P1720にて素晴らしい三嶺バックに全員で記念撮影。⑦8:05白髪山分岐⑧8:25当初泊まる予定の白髪避難小屋⑨8:25P1732一面の笹原⑩石立山分岐このあたりから少し岩混じりの灌木帯、高の瀬はどうも巻いたようだ。⑪11:15丸石分岐昼食11:45すぐに⑫丸石避難小屋があった。⑬12:10丸石⑭13:15次郎笈トラバース分岐⑮13:35次郎笈山頂⑯14:45剣山頂記念撮影15:05剣山小屋下山。マイナス4度、凍結した道を⑰剣神社15:30、15:50リフト西島駅①16:20見の越着
車を名頃に取りに行って貰い、17:30見の越出発、岩戸にてお風呂、夕食後、美馬インターより徳島道にて21:00徳島港着22:00発フェリー24:00和歌山港着。解散。

感想

ヒロ
 久しぶりの山行でしたので途中バテましたが皆様のおかげで無事下山できました。一部近道をしてズルしてしまい申し訳ありませんでした。天候にも恵まれいい景色をたくさん見ることができました、もう少し山行に参加して迷惑をかけることがないようにがんばります。
               
とん
初日はあいにくの天気で大変でしたが臨機応変に一番近い三嶺小屋までに、二日目のいいお天気に長い縦走に変更してくれたので楽しい山行きができました。振り返って遥か向こうに三嶺が見えたときはよく歩いてきたなと感動しました。私的には今回が一番楽に歩けてうれしかったです。


1日目は天気予報どおり午後から雨、山頂付近で雪、風も強い。夜9時30分ごろ気が付くと風の音が全くしない。天候が変わった、外にはきれいな冬の星座が大きく輝いている。快晴に恵まれた2日目。三嶺からジロウギュウ、剣山への縦走路は短い笹の快適な尾根歩き、遠くに石鎚、土佐湾に映える夕陽、和歌山は見えなかったけれどとても素晴らしい山行でした。


山行前に体調を崩し、山行をやめようかと迷いました、紫さんの一言に背中を押され参加を決断しました。以前、剣山をピストンしたとき、ジロウギュウから続く尾根を見て、機会があれば是非歩きたいと思っていましたが、期待に違わず、素晴らしい尾根歩きでした。


雪あり、ごちそうあり、、岩場、笹原あり、盛りだくさんの山行楽しかったです。
三嶺、次郎筏はカッコいい山でした。
1年ぶりの一泊縦走で少々バテましたが、大勢でにぎやかに歩けたのが何より楽しかったです。
下山後茶店から夕日に染まる三嶺山を眺めて縦走できたことに感激しました。

kaze
今回の山行は散々でした。初日は足の痙攣で思うように足が上がらず、二日目は何とかと思いきや足が鉛のように重く稜線漫歩のはずがつらい道のりとなりました。
私は丸石避難小屋より奥祖谷二重かずら橋へ下りました。落ち葉でルートが分かりにくい所がありましたが無事下山しました。メンバーの皆さんには迷惑をかけました。
   丸石避難小屋11:50~12:40国体橋12:50~13:25かずら橋

しん
初日の天気は予想通りで、三嶺小屋泊まりにして良かった。二日目の天気を心配したがよ予想より早く回復して為に楽しい山行になった。
四国の山は三度目ですがそれぞれ特色がありいい山ばかりだ。今回の稜線はさえぎるものがなく、暑い季節は辛いかな?

さなえ
今回のリーダー役は仕事の関係で、買出しや下準備などお鍋のことだけであとは助けてもらって何とか無事終わりほっとしています。剣・次郎ギュウは以前行ったことがあるのですが、三嶺からの縦走は変化にとみ、、笹原も綺麗で鹿が走っていたりと大変気持ちよく歩けました。前日は雨から雪と冬山のようで、翌日は快晴で暖かく稜線歩きも最高でした。途中から足の指が痛くパンクしそうで、次郎ギュウは前回登っているので、後のことを考えパスし巻き道を歩きましたが、四国の山も良い山が多いな~と感じた山行きでした。

概念図