2010/08/26・提出
期間 | 2010/08/12~2010/08/14 | ||
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目的の山域山名 | 立山 早月尾根~剱岳 | 天気 | 8/12晴れ 8/13曇り 8/14曇りのち雨 |
登山方法1 | 小屋泊 | 登山方法2 | 2泊3日 |
目的1 | 個人 | 目的2 | 縦走 |
交通費、食糧、 その他費用など |
高速代:11750円(往復) タクシー:7400円(片道) 電車:1080円/人・片道 お風呂(森の雫)600円 |
コースタイム
8/12 13:20自宅発 20:20立山駅前駐車場
8/13 立山発5:40-(電車)-上市-(タクシー)-馬場島8:15-12:30早月小屋
8/14 早月小屋発6:40-9:20馬場島
8/12~15に早月尾根~剱岳~大日岳~称名滝山行を計画し、2人で行ってきました。しかし、剱岳を前にして雨、風、ガスのため縦走を断念し、早月小屋から撤退しました。以下、早月小屋までの報告。
12日、立山駅前駐車場で仮眠し、13日早朝、富山地方鉄道とタクシーを乗り継ぎ馬場島(760m)へ。登山口には立派なミズナラの木があるが、ナラ枯れ被害にあい、茶色い葉っぱが無残だ。
滋賀県のマキノ周辺の山でも見たが、ここら辺もずいぶん枯れている。「カシノナガキクイムシ」や「ナラ菌」が原因と考えられているが何とかならないものか。
遭難者の慰霊碑の裏から登山道に入ると樹林帯の急登が始まる。標高1100m頃から立山杉の巨木が現れる。幹周り10mはあろうかと思われる巨大杉を見たのは屋久杉以来だ。大きな根を張り、洞があり、樹齢不明であるが、歴史を感じさせる。さらに急坂を大汗をかき登っていくと切れ込んだ大窓や険阻な岩峰の左手に見えてくる。
2224mのピークに立つと目の下に早月小屋、見上げると2614mの岩峰、左手にはマッチ箱から剱岳へと続く岩稜、右手には奥大日岳と大日岳、少しガスがかかっているが、素晴らしい眺めだ。
早月小屋の美味しいカレーをお代わりして横になるが、夜中から雨が降り出した。朝起きてみると真っ白にガスがかかり、風も強い。早々と撤退と決め、朝食後下山開始。
概念図
是非リベンジしたいコースである。
北方稜線は難しいコースであるが、ちらっと見たところ、魅力的なコースだなあと思った。
下山後 雷鳥沢ヒュテに電話をすると、「真っ白です」とのこと、撤退して良かったと改めて思った。