2011/02/28・提出
期間 | 2011/02/20 | ||
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目的の山域山名 | 台高 薊岳 | 天気 | くもり時々はれ |
登山方法1 | 日帰り | 登山方法2 | ------- |
目的1 | 例会 | 目的2 | 積雪期、ピークハント |
交通費、食糧、 その他費用など |
交通費 2000円 やはた温泉 500円 |
●メンバー
CL kaze、しん、紫、mujina、柚、とん、英、フォレスト、MAC
●記録
天候:くもり時々はれ
コースタイム 6:00佐藤クリニック発 7:50大又着 駐車 8:10大又発 10:18大鏡池 11:50薊岳山頂
昼食12:25山頂発 14:10明神平 15:44林道終点
●反省・感想雑惑
雪の状態が心配されましたが、適度に固く、結局アイゼンを使うことなく予定通りのコースを踏破出来ました。さらに、薊岳山頂の展望はすばらしく、あれが伊吹山だろう、あれは白山では?もしかするとあれは乗鞍か?と遠くの山まで見ることができました。
薊岳を少し下ったところから、スノーシューの時間(僕はアルミのわかん)。適度なアップダウンのルートを風もなく、気持ちよく稜線漫歩できました。
明神平からの下りは、雪を滑るように下ることができて、楽しかったです。スキーを滑る時の様に膝を曲げて前傾姿勢で太ももに力を入れて滑ると上手くいきました。
以下、反省点を3つほど。
1.わかんの紐の長さ
靴の甲の上の紐を通す2つのリングが近すぎてちゃんと締められない状態になっていて、実際に紐が緩んでしまいました。2つのリングが適度な距離にあるのが正しい状態で、そうすると見た目もきれいです。
2.ストックとピッケル
私のストックは今から10年ほど前に購入したもので収納した状態でも80cm以上あります。ザックにくくりつけていてもザックの上にアンテナの様に出っ張って、これが必ず木の枝に引っかかってめんどくさい事になります。今回もザックの中に突っ込んでいたにも関わらず、枝に引っかかって落としてしまいました。ストックの収納方法は考えないといけません。(もっと短くなる最近のストックが欲しいなあ)
今回の山行に持って行ったピッケルは、英さんのものではなく、しんさんに借りたもっと長い80cm程のピッケルでした。ピッケルにも慣れておかなければならないと思って持っていったのですが下りの時にピッケルをぶら下げて、ストックを両手に持つのは危ないと思いました。ピッケルもよい収納方法を考えるか、ストックは1本にするかすべきだと思いました。手は2本しかないのに3つも得物を持って行くのはあまり賢くなかったと反省です。
3.ザックの収納方法
登る前にスパッツをつけるためにザックから取り出そうとすると、アイゼンの袋に一緒に入れていたのでアイゼンまで取り出さなければなりません。足元のものを一緒に入れておけばいいと単純に考えたのが間違いでした。次に、午前中の登りの途中で少し燃料補給しようと、パンをザックから出そうとすると食糧袋が最も底にあって、荷物をすべて出す羽目に。次の休憩で水筒の中のお茶を飲もうとすると、水筒もザックの底にあって、また全て荷物を出す羽目に。昼の休憩の時にはGPSの電池交換をすべく予備電池が入っている袋を探すとそれもザックの底に。つくづく荷物の扱いが下手だと感じました。パンも水筒も電池も午前中に必要になるものは取り出しやすい場所に入れておくべきでした。
以上、3点反省でしたが、雪もよく、風もなく、100点満点の条件で楽しい雪山山行となりました。
概念図
(フォレスト)ちょうどいい堅さに締まった雪でわかんもアイゼンも要りませんでしたが、皆さんが買ったばかりのスノーシューの試し履きをさせていただきました。傾斜の緩いところではかなりのスピードで楽に歩けそうでした。薊岳の頂上からは遠くの雪をかぶった山が見え、白山から御嶽や中央・南アルプスあたりまで見えていたようでした。下りでジグザグ道をショートカットして降りるのがちょっと楽しかった。今年は雪が多いので山頂付近の樹氷のアーチに期待していたのですが
(柚)ちょっと前の雨で樹氷も下に落ちてしまったようで木に全く雪がなく残念でした。その分締まった春の雪になっていて歩きやすく余裕の時間に下山できました。スノーシューはなくても全く支障なく歩けるような雪でしたが、薊から明神までのゆるやかなアップダウンはスノーシューにはとっても気持ちよく歩ける斜面でした。歩くのが楽しくて写真もほとんど撮っていない・・こんなことはあまりないことでした。スノーシューに完全にはまってしまった柚でした。”
(紫) 薊の登りはいつもしんどいので今回も回る自信がありませんでしたが、雪の状態は歩きやすく、明神まで余裕を持っていけたので嬉しかったです。その分、前の時とは違い素晴らしい雪の花は見られず、残念でした。先週はラッセルだったのに一週間ですごい違いです。
(しん) 稜線ではもう少し凍っていたらアイゼンが必要ですが、いい練習になったと思います。明神平からの下りも同じです。ここは危険だと自分で判断し慎重に行動することが大切です。特に下りをうまく歩けるようになればアイゼンを付けても良く効きます。
(とん) 期待していた樹氷はなかったけれど薊までは雪が良くしまっていて歩きやすく、稜線にでても風もない穏やかなお天気でよかったです。薊から明神平までスノーシューをお借りして初めて歩いたのですがとっても気持ちよく快適に歩けました。下りはアイゼンを着けずに歩いたので何度も滑りそうになりましたがいい歩く練習になりました。
(英) 薊は私が、かがりびに入る初めて山行の冬山でマイナスの気温と動かなければ体が凍る思いをした、思い出のある山です。
今回は天気がよく山頂からの景色を写真におさめる事が出来ましたが、樹氷がないのが残念でした。
(kaze) 深いラッセルを想定していましたが、この時期としては暖かく雪は締まっていて拍子抜けでした。このコースは何度も積雪期に歩いていますが、こんなことはおそらく初めてでしょう。
展望に恵まれ、おかげで快適な稜線漫歩となりました。スノーシューを初めて体験し参考になりました。これからはワカンに代わって主流になるのでしょうか?久しぶりに皆さんとの山行が叶い嬉しい1日でした。