2010.9.5
日帰り
個人
関西の山

果無山脈 八木尾⇔果無峠⇔十津川温泉

2010/09/12/・提出
提出者氏名:中田実雄

期間 2010/09/05
目的の山域山名 果無山脈 八木尾⇔果無峠⇔十津川温泉 天気 晴れ一時雨
登山方法1 日帰り 登山方法2 -------
目的1 個人 目的2 縦走、トレーニング
メンバー(氏名) CL林 弘一  笹野忠雄  中田実雄
交通費、食糧、
その他費用など

コースタイム
8:27八木尾登山口→11:00果無峠(昼食)11:15→12:45十津川温泉(休憩)13:24→16:30果無峠→18:00八木尾登山口

●反省・感想雑惑
北鎌尾根のトレーニングに行ってきました。北鎌尾根は13時間以上のコースかつ900mの下降、1300mの登りというハードなコースである。CLの選んだトレーニングコースは熊野古道小辺路コースで累積標高差2000m、歩行距離20km強おまけに真夏の高温。
八木尾から果無峠への登りは「降り」のない文字通り登りだけのコース。林間コースなので木陰はあったが、風のないコース。滝のように流れる汗。30分毎に給水を取るが1回の飲む量が多くなる。予定通り2時間30分で1000mを登る。
昼食の後、果無峠から降る。途中の観音堂の水場、果無集落の水場で喉を潤し、頭や首筋を冷やす。小辺路のお接待の茶屋を通り過ぎ十津川まで下るがとにかく暑い。十津川温泉でアイスクリーム2個を食べ一息つく。
果無峠を見上げ、「またあそこまで登るのか」という思いが掠めたが、歩き始める。最初の登りがきつく足も重い。天水田でやっと風に出合い水羊羹でエネルギー補給。足に疲れが溜まるのが分かるが果無峠に登りきって「ほっ」とする。後は降りだけと一安心。
下りは岩や根っこの無い良い道であるが、足への衝撃が疲れた筋肉を傷め、足が上がりにくくなる。夕方になってもまだ気温が高く、下山地付近でも汗が流れる。でも頑張ったおかげで目標とした10時間を切って下山できた。超ハードなコースを踏破したという達成感とこれで北鎌尾根に行けるという確信さらに3人の一体感を感じた素晴らしいトレーニングでした。
飲んだ水分4リットル以上。

感想
フォレスト
日曜日、記録的な猛暑日になったのも知らず、約9時間半ほど、あまり休憩もせず歩いてきました。
往復20kmちょっと、高低差2000mの登下行を無事歩ききりましたが、体力的な限界も感じました。
去年八木尾から果無集落への往復(高低差1500mほど)を歩いたときは何の問題もなかったのが、今回復路で1500mの登りあたりから足が上へ上がらなくなり1800から2000mまでは立ち止まって休憩しないと登れなくなってしまいました。
筋肉の限界であったと思います。
下りも最後の200m程のあたりから膝ががくがくとなって、ちょっと高い階段を下ったときひざが耐えられなくて座り込んでしまうのではと感じました。

よく整備された歩きやすい道で木陰でもありいい練習コースなのですが、とにかく暑くて登りはじめから汗で全身びしょ濡れ状態の1日でした。飲んだ水は約5Lほどでした。
夕方の6時頃、駐車地へたどり着く頃まで汗が吹き出てきました。

往路 登り1000mを2時間30分(400m/時間) 
   下り1000mを1時間30分(660m/時間)
復路 登り1000mを3時間   (330m/時間)
   下り1000mを1時間30分(660m/時間) 
休憩は 登りで30分おきに2~3分、下りで1時間おきに2~3分、峠で昼食に15分、柳本の昴の里で30分ほどとりました。

かなり厳しいトレーニングとなりましたが、1日で歩ける限界を知っておくことで今後の山登りの計画にいかすことができる貴重な体験となりました

バンブー
果無峠のトレーニング山行に参加させてもらいました。5キロ1000m登り 5キロ1000mの下りの往復 久ぶりに大学のワンゲルを思い出しました。登って下りる、もくもくと歩く、ひたすら歩く。ちょっときつかったが 楽しかったトレーニングでした。
槍の神様ががんばって北鎌尾根登ってこいと励ましてくれてるみたいでした。夏合宿かんばって行ってきます。

 

概念図