2011/06/10・提出
期間 | 2011/06/04 | ||
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目的の山域山名 | 台高 三津河落山 | 天気 | 晴れ |
登山方法1 | 日帰り | 登山方法2 | ------- |
目的1 | 個人 | 目的2 | 縦走 |
コースタイム
和歌山7:45 川上辻11:00 三津河落山頂11:45~12:10 分岐12:25 筏場古道12:50西谷横切る13:05 大台山の家の看板13:20 大台辻13:25 大台山の家の看板13:40 1361mのピーク14:30 分岐14:50 山頂15:15川上辻15:50
本来は今日は雨の予報だったので、昨日の晴れマークの土曜日にツーリングするつもりだった。大台が原ドライブウェイに走り、ついでに先日行き残した三津河落山(さんずこうちやま)から大台辻まで稜線を確かめたかった。用意してさあと思ったけれど、紀伊山地はにわか雨があるという。そして外に出ると黒い雲にバイクに乗る気をなくし、車に変更してmujinaさんも同行する。
頂上手前の川上辻に車を置き、三津河落山に登るが、山頂は素晴らしい笹原の眺めに感動する。眼下には釜の公の谷が広がり、筏場方面もよく見える。二人は釜の公谷を遡行しているので、詰めがきつかったなどと話していた。私も行けるかな。
台高の稜線は結構複雑で、忠実に歩くつもりが、笹原の先でしゃくなげの尾根に入り、急降下したところが、しんがこここの前の筏場から上がってきた時、大台辻からの古道で歩いたという。こぶし平というのかな?私はしばらく歩いてやっとわかった。 西谷を横切り、大台辻に出たが、稜線を忠実に行くつもりが違っていた。三人で地図をもう一度確かめなおし、1361のピークに上り返すことにした。どこで分岐を間違ったのか調べないと悔しい。
この大台辻から尾根に取り付くのは大台山の家の古い標識があるところ。しゃくなげの急登をあえいでのぼるが、結構ルートファインディングのいる尾根だし、岩場のミックスなので、初めての人をつれてくるところではない。1361のピークまで大阪府工業用水なんとかの古いテープがある。そして県界尾根の杭を見落とさないように歩けばいい。ロートルの三人寄れば文殊の知恵で、今度は間違いなく忠実に尾根を登った。1361のピーク近くではつつじ(アカヤシオではなさそう)が咲き、西谷の源頭部になるようだ。暫くして広い大台らしい斜面を登りきるとあの笹原に出た。
なんだ~、こんな頂上に近いところで分岐とは?事前研究不足というか、写真でみても右の大きな尾根じゃなく、左の小さな尾根が主稜線とは思わなかった。写真の二人の後ろに写っている左のピークが1361だ。確かめる為登り返してすっきりした。こんな道の好きなmujinaさんも生き生きと歩き、私達も満足した。
でも、バイクだったら、結構ハードだったので、5時間弱歩いて又バイクで3時間帰るのはきつかったから、車でよかった。でもこの山は登山口に立植生の為立ち入り禁止の看板があるのが登るのを思案してしまうところ。 三津河落山から西への稜線もとても気持ち良いところ、ドライブウェイにでるから写真撮影などいいだろう。
この前の筏場から歩いた時、GPSでは1361のピーク近くを歩いて、古道は外れていると表示されているが、どう考えても稜線には踏み入れていない。GPSに間違いということはあるのだろうか?
概念図
(mujina)
帰りに間違った分岐(写真の二人が立っている低いピークが1361)を見たが、主稜線ととても思えない。大台辻から忠実に尾根を登り返せたので満足、味のある山行だった。このコースルートを読むのが面白くみんなに宿題として歩いてほしい。
(しん)
軽くバイクでツーリングのついでに行くつもりだったが、車で助かった。山はあなどるなかれ!さすが、台高の稜線、ややこしいことこの上ないのが魅力なのだろう。