2010.11.3
日帰り
前夜発日帰り
例会
関西の山

大峰 神童子谷(犬取谷)

2010/11/04・提出

期間 2010/11/03
目的の山域山名 大峰 神童子谷(犬取谷) 天気 晴れ 気温低い 弥山は霧氷だったらしい
登山方法1 日帰り 登山方法2 前夜発日帰り
目的1 例会 目的2 沢登り
交通費、食糧、
その他費用など
車代 二台 一人2000円 かもきみの湯500円

CLしん、やまつね、mujina、バンブー、とん、紫の6名

11/2 21時粉河出発 23:30白倉谷手前駐車場でテント泊

11/3 

5時起床 岩本橋に一台デポ後、大川口より沢又林道終点手前小屋6:45林道小屋前より入渓 7:00かつらぎ谷出合 8:10へっついさん(膝までの渡渉)8:25~9:05赤鍋の滝左岸高巻、草つきを降りるのにザイル出す(夏場なら滝右をへつれるようだ) 10:15 釜滝 左を登る ノウナシとの出合でテント張れるスペースあり 10:50~11:25 昼食 11:30一の滝 11:40 二の滝 12:30~13:20犬取滝(25m)右岸下を登り、上にかなり大巻する。ここでも下り草付をザイル出す 13:55 大日につきあげる沢との分岐を右にとると、奥にジョレンの滝が見える 14:20~14:50 ジョレンの滝(2段60m)手前の尾根に上るが、滝下からも同じ尾根にとりつき、大巻をする 尾根から落ちるジョレンの滝は見事 このまま稜線上にあがってしまいそうだが、ここは基本通り谷に降りる 15:20 最後の分岐で稜線に透けて小屋の姿が見える。真ん中の涸谷を登って稲村小屋15:45遡行終了 (9時間)

15:50稲村小屋出発 クロモジ尾をしん、バンブー、車回収の為 先に下山岩本橋17:00 残り4人は出発同じ、伐採地16:30 尾根より17:05離れるが暗くなり荒れたルートに神経を使う。1時間遅れで18:00岩本橋着、林道を歩いて15分ほどで迎えてもらう。(先発1時間、後発2時間の差)

福神駅にmujinaさんをおろし、かもきみの湯で汗を流し、夕食を食べ解散する。

コースタイムは普通の倍近くかかっていると思う。足の遅いのは勿論だが、直前の雨で水量が多く、夏のように水に入って行けなかった事も要因だと思う。

概念図

(紫)
 やはり沢は寒くない、日の長い時期に行かなければと改めて痛感する。クロモジで荒れた伐採地の下山で真っ暗になりルートを見誤りそうで緊張した。下見をしてなければ、遭難ものだった。
 何度も入っている沢だけれど、昔より難しく感じるのは年をとったせいか、昔は怖いもの知らずのせいかとも思う。テント装備でもザイルを使った覚えもない。ザイルを出せば時間がかかる。もし当初の12人も行っていれば、どうなっていたかと思ってしまった。
 厳しいようだが、この時期の大峰の長い沢はかがりびの女性には荷が重いだろう。とんちゃんは濡れて寒い中最後まで頑張って歩いたのはさすが、忍耐のとんちゃんだった。
                                   
(とん)
私にとって神童子谷の遡行は今までで一番ハードな山行きでした。朝6時半の歩き始めからから日が暮れての下山まで気が抜けない長い1日で体力も技術も全然ないなあと実感しました。みんなの足ひっぱりまくりで申し訳なかったけれどいろいろ助けていただいたおかげでなんとか無事行けてほっとしてます。

(バンブー)
秋の沢登りもっと水が冷たいと思ってましたが意外に冷たくなく、綺麗な紅葉の中たくさんの滝を見ながら遡行したいへん楽しい山行でした。出来るだけ水に浸からずに行こうとして何回も滑りそうになり一度思いっきり向う脛を岩に打ちつけ飛び上がりました。メンバーの方々も滑ったり転んだりしていました。もっと慎重に歩かねばと反省しました。 
一番感じたことはリーダーの総合的判断のすばらしさです。車を回送し岩本橋に着いて皆さんのヘッドランプの明かりが見えたときはさすがだなと感じました。私も良きリーダーに成れるようにいろいろ体験して頑張りたいと思います。有難うございました。

(しん)
何十年ぶりかの神童子谷、へっついさんは最初は胸まで、次は腰までの渡渉だったが、今回はヒザまでだった。埋まってしまって谷も変わるものだと思った。他は全然覚えてないので新鮮だった。滝は滝つぼまで調べに行き、駄目な場合は高巻きをし、巻きすぎず落ち口に下りるのが鉄則だと改めて思う。無事に下山できよかった。昔に比べバランスが悪くなったのを感じる。沢登りは兎に角怪我をしないように、油断は禁物で行かなければ。

(やまつね)
 黄葉紅葉最盛期の神童子、とても素晴らしくまた何十年ぶりの谷で懐かしく思いました。しかし、年の所為か体もおもうように動かなくなり、その上足を傷めて悪戦苦闘・・・・・。
 長い苦しい山登りだった。
 これからの山行きのあり方も考えなければならない時になったのかな・・・・改めて考えさせられた山行きとなりました。

(mujina)
 ア~長かった。早朝曇り空の川面は見るからに冷たそうな感じだが以外やそうでもない。飛び石伝いにピョンピョンあちこち遊び、滝の大巻を大汗冷や汗で抜け、つるべ落としに追い立てられ1日秋の渓谷を堪能しました。