2020.2.14
小屋泊
前夜発2泊3日
個人
日本アルプスの山

北八ヶ岳 白駒池からにゅう

2020/02/14・提出

期間 2020/02/08~2020/02/10
目的の山域山名 北八ヶ岳 天気 9日晴れ気温低し 10日朝晴れその後雪 
登山方法1 小屋泊 登山方法2 前夜発2泊3日
目的1 個人 目的2 縦走、積雪期
交通費、食糧、
その他費用など
交通費15000円、白駒荘9500円、ロッジエルケーナ(リフト込み)11500円

1月に体調不良で断念していた白駒池からにゅうへ八千穂高原からCLしん、紫、とんの3人で1泊2日白駒荘泊で行って来ました。

2月9日八千穂高原スキー場からスノーシューを付けて入り、信濃自然歩道の標識とテープに沿ってトレースがない中、順調に上って行きました。途中、剣が峰のあたりで北から吹き付ける風はやはり厳冬期の厳しさだったけれど、しらびその森の中を抜け凍った白駒池のスノーシュー歩きは快適でした。暖かい白駒荘で豪華な夕食とお風呂でゆっくり宿泊できました。

2月10日翌朝7時30分、にゅうを目指して、アイゼンをつけマイナス16℃の中出発する。にゅうの頂上で富士山、浅間山等360度のパノラマを楽しんだのも束の間すぐに雪がちらつきはじめ天気が急変してきたので急いで中山峠に縦走する。高見石小屋名物揚げパンをほうばり、外で寒さに震えながら昼食をとり最短コースで白駒池まで下りる。白駒池の上は雪が深くアイゼンでは歩けなかったので雪上車の道の方に出て冬は通行止めの国道299号を1時間ほど歩く。信濃自然歩道の標識がでたところで小休止した後、前日上ってきた道を下りだったので思ったより早く3時過ぎに八千穂スキー場の到着地点に着き2日間の山きを無事完了しました。前日の自分達のトレースも半分消えていて、北斜面の厳しさを感じました。

行動時間1日目3時間45分、2日目7時間45分標高差700mでした。下山後白駒荘と同じ経営のロッジエルケーナに宿泊、翌日は最高のお天気と雪質の中スキーをして帰りました。

(往路 京名和~西名阪~東名阪~中央道(諏訪SAで仮眠)~八千穂高原 復路 八千穂高原~中央道~中部横断~新東名~伊勢湾岸~名阪~京名和  1080キロ走行、往路復路とも約540キロ、7時間半 中部横断があと少しつながれば、八ヶ岳は新東名、伊勢湾岸を使う方が早くなりそう。松原湖ではワカサギ釣り、他の湖では氷上トライアル、面白い遊びがある。八千穂高原まで雪があり2輪駆動の車が何台もスタックしていた。東から見る八ヶ岳連峰は新鮮だった。)

コースタイム 1日目 八千穂高原スキー場09:29~11:35剣が峰11:36~12:54青苔荘12:55~13:14白駒荘泊 行動時間3時間45分 2日目 白駒荘07:39~08:25白駒にゅう分岐08:32~09:22ニュウ09:37~10:34中山分岐10:42~11:00中山11:04中山展望台11:06~12:06高見石小屋12:36~13:00白駒荘13:03~13:07白駒の池13:12白駒分岐13:21白駒の池 駐車場13:23~14:26剣が峰15:24八千穂高原スキー場 行動時間7時間45分

概念図

(しん)久しぶりの雪山で楽しい山行きになりました。八千穂高原スキー場からは初めてのコースでしたが信濃自然遊歩道の道標がありスキー場沿いに歩き赤いリボンが案内してくれるので安心して歩く。スノ-シュ-でも時々もぐる。白駒池は自由に歩き回れ天気も良く気持ちいい。白駒荘は快適食事もいいし食べきれない。 二日目は午後より天気落ちの予報で出発する。ニユ-につく頃雪がチラつきだし空は暗くなりだす。かろうじて富士山など360度の展望を楽しみ先を急ぐ。中山台展望台では風もあり展望もなし、高見石はやはり寒く行動食を済ましすぐ出発、白駒池へ急ぐ。池はアイゼンではもぐるので国道に出る方を選ぶ。スキ-場からはゲレンデトップの端を歩く。今回の雪山は天気にも助けられ気持ち良く精一杯楽しませて貰いました。

(紫)八千穂高原スキー場のエルケーナに車置かせてもらって計画書を出したら、トレースは多分ないから、国道299を上がる方が間違いないと言われたけれど、私には体力的に無理だと思っていたので、計画通り剣が峰コースにする。事前研究もして、倍の時間かかっても、十分に余裕で行けると判断していた。経営同じ白駒荘に到着したとき、様子を聞かれ、北斜面で風が強く厳しかったけど、問題はなかったし、下山ルートを確保しておきたかったと伝えた。主人の年を聞いて驚かれたけど、剣が峰コースの様子がわかり感謝して戴いた。何年も冬の八ヶ岳に通い、知らない道を確実に歩いて行く楽しみもある。年とともに、安全ばかり気にかけて歩きながら、もうこれで最後かと思い、まだ何とか行けるかとも思うばかりである。八ヶ岳は寒い、休憩をゆっくりすると言うことはできないので、いつまでも歩ける速度は普段から心がけていること、早い人なら夏道で6時間くらいのところを7時間45分かかったが、悪天候に追い立てられるように歩いたので、久々に満足感がある。

高見石小屋の名物揚げパン、寒い中ほおばったが、美味しかった。三個くらい食べられそう!今回白駒荘、エルケーナ、スキー場のレストランモンブラン、どこでも、年寄り3人、和歌山からという事で、顔を覚えて戴き、コーヒーまでご馳走戴いた。どこでも主人の年を驚かれ、もう最後かなというと、まだまだなんて、慰めて戴いた。歩けなくなったら、エルケーナからキャタビラ車で送って貰って、個室でゆっくり厳冬期の白駒荘を楽しみたいもの。