2012/03/27・提出
期間 | 2012/03/18~2012/03/19 | ||
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目的の山域山名 | 大峯 釈迦ケ岳(前鬼口) | 天気 | 曇り後晴れ |
登山方法1 | 日帰り | 登山方法2 | 前夜発日帰り |
目的1 | 個人 | 目的2 | 積雪期、ピークハント |
コースタイム
7:00駐車場~7:40前鬼宿坊~9:10二つ岩~10:00太古の辻~10:50深仙の宿(昼)11:15~12:10旭口分岐~12:25釈迦ケ岳山頂12:40~13:30深仙の宿~13:55奥駈分岐より大日岩場登り~奥駈分岐14:20~14:30太古の辻~15:20二つ岩~16:20前鬼宿坊~16:50駐車場
4連休が取れたので信州方面に行く予定だったが、天気予報が悪く、思案していた。二人だとどうにでもなると思うと却ってどこにしようと早くから悩んでしまった。
結局一日しか晴れマークがなく、日帰りでも時間のかかる大峯の釈迦に前鬼口から登ることにする。
昔は旭の林道もなく、いつも前鬼からばかりだった。先日、若い二人と旭口から登り、千丈平までスノーシューで往復した。厳冬期の厳しさがあったが、今回は前日までの雨で稜線の雪は殆ど消えていた。千丈平方面はまだかなりあるようだ。
朝6時ごろに出る予定だったが、雨が又降ってきたので、結局7時出発。足の遅い私は時間切れにならないかと心配した。二つ岩で堺を朝3時頃出たという青年二人に追いつかれたが追い越してこない。太古の辻の手前ではトレースもなく、雪も多くなり、トラバースをしないで真っ直ぐに上がると、太古の辻の少し南に出た。稜線はすごい風だったが、朝の雨が雪だったのか、桜のトンネルのような雪のトンネルが素晴らしい。大日をトラバースして深仙の宿で軽く食事して、釈迦に向かう。旭口からの分岐からは残雪も多かった。
釈迦の山頂到着と同時にガスが晴れ、雪の衣をまとったお釈迦さんが、雲をバックに羽衣の天女のようだった。先日千丈平まで登ったが、もう少しで山頂だったのかと、少し惜しくなった。2月のお釈迦さんはどんなお姿をしていたのだろう?
ただ、今回スノーシューは念のため持って行ったが、このコースはあまり役に立たないなと思う。千丈平方面はなだらかで今回は役にたったかもしれない。
頂上で青年二人と写真を撮りあい、大日の岩場に寄ることにする。先に降りた二人、一人は登ったらしいが、もう一人は思案していたので、私が先に登る。おばさんが登ったので、意を決して登ってきた。動画を撮ってあげたので、ユーチューブにアップしておくねと言い、別れる。
http://www.youtube.com/watch?v=50qlTvtaog0&list=UUmdOKXvmmmrPLjrHS3kisDQ&index=1&feature=plcp
太古の辻からの雪のトラバースは凍っていればアイゼンがほしい所だが、何とか無くてもで降りられた。前鬼まで長い下り、疲れたなあと思ったが、成程、10時間近く行動したわけだから疲れる筈。
下山後、いつもならお風呂に入ってまた家まで3時間近く走るのだが、今回は又車中泊して、紀南の道を偵察するつもりだったので、池原ダムサイトのきなりの湯に寄る。ここの食事はなかなかのもの、海岸までかなりあるし、いい駐車場が一杯あるので、ゆっくりと寝る事にする。
今の季節の車中泊、寒くなく、暑くなく、家より良く寝られるのは私達だけだろうか!
翌日、169号を和歌山の飛び地、北山村から168号に抜けられるかと思ったが、やはり通行止め、迂回路ありだったので、回ったら、やはり通行止め、看板はややこしい書き方だ。北山川も昔あった吊り橋も消え、山越えの道は去年の台風12号の被害がまだまだ復旧できていない。結局熊野に出て、新宮に回り、潮岬から大島に渡りドライブしてのんびりと帰った。
(しん&紫)