2017.7.23
日帰り
例会
関西の山

比良 ヘク谷遡行

2017/07/29・提出

期間 2017/07/23
目的の山域山名 比良 ヘク谷遡行 天気 曇りのち霧雨
登山方法1 日帰り 登山方法2 -------
目的1 例会 目的2 沢登り
交通費、食糧、
その他費用など
車代3000円

2017.7.23
CLたの、しん、紫、フォレスト、けんの五名でヘク谷へ。
6月に続き比良の沢登り。国道367号線の坂下トンネルを抜けたら左折して旧道へ入り、367号線をくぐったところに駐車する。初級者でも楽しめる沢とのことで先客がいるかな、と思っていたが誰もいませんでした。駐車スペースからすぐ川に下りられる。はじめは小さな滝の連続で、基本的に正面突破で越えていった。と、ここで紫さんが右足不調でまだ戻れると判断し、ひとり下ることとなった(箱館山の百合園で時間調整)。次々と現れる滝もルートは豊富で、滝に突っ込んで行ってもホールドが豊富なのでちょっとしたシャワークライムを楽しむことができる。ヘク谷最大の18m滝の下で昼食を摂り、ここは左岸を高巻く。とにかく続く滝を越えていくが、前回の口ノ深谷のような落ちたら・・・という恐怖を感じることはなかった。後半は水がなくなり、岩場を登っていく。ひとつひとつが大きいので、越えるのになかなかパワーが必要で、疲れた足にかなり堪える。あとは小女郎ヶ池へ向けて歩くだけということで、ハーネスを外し、靴を履きかえた。そこで満を持して登場した蛭。沢の中でまったく見かけなかったので忘れていたが、この季節にいない訳がないよね。笹と蕨だらけの道を進み、途中、鹿に出会ったりしながら小女郎ヶ池に到着した。小休止して下っていくが、雨が降り出した。とにかく蒸し暑くて不快だ。足元には蛭が首を伸ばして待っている。気付けば靴下に潜り込もうともがく奴ら。ようやく下山口にたどり着きゴール。車を回して待っていてくれた紫さんと合流した。みんな足に付いた蛭を虫よけスプレーとライターで駆除。私の被害は6ヶ所程度。帰った後も血が止まらず大変でした。
ロープを出す場面も少なく、距離も短いので1級の谷なのかな。かなりパワーの必要な登りだった印象です。練習にはうってつけの谷ではないでしょうか。初めて寒くない時期の沢に行くことができ、企画してくれたリーダーに感謝。(記 けん)

概念図

(たの)
1級の沢としては、大きな滝が多いし小滝のムーブも難しい、足元も滑るし巻きも不明瞭となかなか難しい沢でした。でも、その分面白く、経験豊富な人が行っても楽しめる沢だと感じました。
最後は穏やかなワラビ畑の中を詰めあがり、北海道の湿原のような小女郎ヶ池に飛び出しました。
ヒルはいましたが、静かでよい沢だと思います。
(フォレスト)
比良の沢は難しい。と私は思っています。
木の生えていない土壁のトラバースは危ないと思いました。
それにザクロ谷のような場所もありましたし。
今回沢を詰めて稜線へ上がることによってその谷を理解できるのだということがわかりました。
(しん)
お助けヒモにたすけられ楽しい沢登ができました。片足で(じわっと)体重を支える脚力というか筋力が年齢とともにだんだん落ち、余裕がなくバランスも悪く余計な体力を消耗することになる。
幸いヒル対策は充分したつもりだったので一匹ついていただけで被害はゼロでした(タイツの上に靴下沢用スパッツが効を奏した)
(紫)大昔二人で行った時は小女郎ケ池への詰めは背より高い笹だった。2006年は笹も低かったけど、下山したらお風呂で蛭を発見、大騒ぎだった。3度目の今回は蛭にひるみ、思案しながらの参加。でも幸か不幸か、右足が踏ん張れずワンピッチで私は引返す。リーダーが心配してくれたけど、引き返すとなれば、楽しいミニキャニオニング、でも最後にドボンした。足のお蔭で蛭じゃなく、箱館山の百合に出会えラッキーだったのか?