2017.8.16
小屋泊
前夜発日帰り
個人
その他の山

ベルナーオーバーランド~メンヒ~

2017/08/28・提出

期間 2017/08/16~2017/08/17
目的の山域山名 ベルナーオーバーランド~メンヒ~ 天気 晴れ
登山方法1 小屋泊 登山方法2 前夜発日帰り
目的1 個人 目的2 ピークハント
交通費、食糧、
その他費用など
ユングフラウパスを買っておくと、クライネシャイデックからユングフラウヨッホ間が半額になる。

8/16:16:00 ヨッホ駅・・17:00メンヒスヨッホヒュッテ
8/17: 6:30メンヒスヨッホヒュッテ・・メンヒ・・12:00メンヒ登山口・・12:40ヨッホ駅13:10・・14:30
グリンデルワルド

普通なら日帰りで行けるところ、歩くのが遅いので前日小屋泊でメンヒに登ることにしました。
16日クライネシャイデックまでヒロに見送ってもらい、ひとり心細くヨッホに向かいました。
ヨッホからはガスも出てきていてこんな夕刻に小屋の方に向かうひともほとんどなく寂しく歩いて行きました。でも3日前に歩いた時よりは息切れもましで足も重くならなかったのでハイキングに行ったかいがあったかなと少しホッとしました。
ヨッホ小屋でガイドと会って装備のチェック。ガイドには前にも登ったことがあるが山頂に行けなかったと話すと、何故?bad weather? late?と聞かれ歩くのが遅いことをアピールしておく。明日は時間も十分あるから大丈夫と言ってくれたと思う。英語力は本当に必要だと今回もひたすら思った。夕食は19:00と日本の山小屋よりは遅い目。なんといっても21:00頃まで明るいので。明日は5:30朝食、6:30出発予定となる。高所に弱い私なので、食欲はあるしベッドの寝心地もいいし安堵して休みましたが、途中目が覚める度にだんだんと頭痛がひどくなってきて、だんだんと憂鬱になってきました。でも朝起きて何とか朝食を少し口に入れ動いていると頭痛もだんだんとましになり出発時はまあまあの調子になってくれたのでほっとした。
ヨッホ小屋からアイゼンを着けガイドとアンザイレンして歩きはじめる。雪がぼこぼこで歩きにくいので下を見てガイドのトレースどおりに歩いているとあっという間に登山口の岩まで来ていた。
最初の岩登りが一番難しかったように思う。少し登ったところで振り返るとマッターホルンやモンテローザをはじめ白い山並みが輝いて見えた。なんてきれいなんだろう!!山登りしないと見れない景色だ!朝なので余計綺麗に見えたと思う。これを見れただけでも来てよかったと思った。
雪の斜面はすぐに息切れがひどくなり息が整うまで立ち止まってしまう。3分の1くらい登ったけどまだまだ long cruzing! 大丈夫?と聞かれるがall right! go とまたゆっくり歩きはじめる。
岩場はガイドが確保する間 cyotto matte!と言われしばし休憩。でもすぐに確保の用意ができ OK
go! となる。山頂まで2回短い休憩。最後の雪斜面の上りの手前で、下りもここを通るからザックをデポして行けと言われ身軽となる。息を切らせひたすらステップになっているトレースを登っていくと ”conguratulation! Buravo!”と称賛の声を聞きいきなり山頂だった。身動きするのも注意深くしないとだめなような狭い空間だった。さあ写真だ!と撮り終えると”さあ下りよう”と約2分間くらいの滞在。下りの最初は雪の急斜面。蹴り込んで足を置きアイゼンを引っ掛けないように細心の注意を払いながら傾斜が少し緩くなるとホットするのがわかった。気を抜いてはいけない!と言い聞かせる。下りの岩場は2-3か所はザイルで下りれたので楽だった。down fast と言ってくれた。上りの遅さに比べて!下りは後ろ向きではなく前向きで下りるように言われそれが効いたのか最後は脚ががくがくになってしまい情けなかった。半分くらい下りたところで朝一番の電車に乗って登山を開始した人たちに出会った。下りくるにつれ下を歩く観光客が大きく見えるようになってきた。最後の岩場はザイルで下り、あとはボコボコ雪を歩いて登山終了。山頂ではまだまだ余力はあったけど最後は疲れ果てしばらく座って休みたい感じであった。小屋まで上る気も失せたため山小屋でランチという筋書きも飛んでしまった。岩と雪と雪原にはクレバスというヨーロッパアルプスの素晴らしい山で今の自分が完全燃焼できたことを嬉しく思いました。

概念図