2016.6.20
日帰り
個人
その他の山

岩手山

2016/06/27・提出

期間 2016/06/20
目的の山域山名 岩手山 天気
登山方法1 日帰り 登山方法2 -------
目的1 個人 目的2 ピークハント

メンバー:ハッピー&太鼓腹

天候:雨

前夜,盛岡市内で宿泊
6/20 馬返り駐車場08:45 09:35一合目 10:25二合目半分岐(新道)11:05新五合目 12:05七合目分岐 12:15八合目避難小屋(昼食・天候待ち)13:50 14:50岩手山山頂(2038m) 15:35七合目分岐(旧道)16:15旧五合目 17:05二合目半 18:10馬返り駐車場(標高差約1400m)

 前日までは晴れていたが,その夜から雨が降り出す。
 当日も朝から雨が降っていたが,午後から天候が回復するとの予報であったため,雨が降る中を出発した。
 途中で,避難小屋の監視員や一合目まで登ってきたというグループとすれ違う。
 雷注意報が発令されていたところ,女性の監視員のアドバイスにより,ガレ場が多い旧道を避けて,二合目半の分岐からは樹林帯の中を通る新道を登った。四合目付近を登っているころには雨がやみ,陽がさしてきたことから,予報より早く天気が回復するなと思った。しかし,六合目付近になると,再び雨が降り出すとともに風が出てきた。そして,登山道はまるで沢を登っている感じで水が流れている登山道を登った。新道は,段差が大きいところが時々あったものの,比較的登り易い傾斜であった。
 七合目を過ぎると,さらに風雨が強くなり,早く避難小屋に着きたいと思っていたところ,間もなくしてその小屋に着いた。
 そして,小屋にあったストーブに火をつけて濡れた衣服などを乾かすとともに,昼食をとろうとしていたところ,オランダ人男性1人が入ってきた。日本に滞在して5年というその男は前日は八幡平を歩いてきたとのことであり,雨があがるのを待ちながら歓談した。
 そのうち,雨はやんだが,ガスっているし,強風が吹いていた。
 そこで,持っていたタブレットを取り出して,雲の動きを見てみると,午後2時過ぎには雲が通り過ぎるという予想であったことから,山頂を目指すことになった。
 しかし,ガスはなかなか消えず,お釜の淵まで登ると,さらに風が強まり,頂上から下り始めたときには,台風並みの風が吹き,歩くことができなくなって,足を踏ん張って飛ばされないようにするのがやっとの状態になった。
 何とか八合目避難小屋まで下り,その小屋で泊まるというオランダ人に別れを告げて下山し,七合目の分岐からは旧道を下ることにした。
 六合目付近まで下りると,ガスが消えて,晴れている麓が遙か彼方まで見渡せるようになった。
 しかし,旧道はかなり荒れているし,途中にある大きな岩が今にも落ちそうになっていて,それをロープで引っ張っていた。
 避難小屋で長居したため,下山が遅くなったが,麓は晴れていたので,十分明るい内に下山することができた。馬返りからは,山頂に雲がかかった岩手山を見ることができた。
 翌日の報道では,岩手県南部で竜巻が発生していたとのことであった。
 

概念図

 東北地方の山に登るのは,今回で3回目だが,天候には恵まれない。1回目の早池峰山のときは台風が来ていて,延泊できたことから台風一過で晴れで登れた。2回目の安達太良山のときも登り始めてすぐに雨となり,荒涼とした風景はガスに包まれていました。そして,今回も雨,しかも強風付きでした。
 東北地方にはまだまだたくさんの百名山があるので,これからは雨が降らないことを祈っています。