2022/05/01・提出
期間 | 2022/04/23~2022/04/25 | ||
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目的の山域山名 | 北アルプス 立山・雄山 & 雪の室堂散策 | 天気 | 4/24曇り 4/25晴れ |
登山方法1 | 小屋泊 | 登山方法2 | 前夜発1泊2日 |
目的1 | 個人 | 目的2 | 積雪期、ピークハント |
交通費、食糧、 その他費用など |
帰りは500キロ、往復976キロ、行は割引だったが、帰りは平日なので草津で3時間仮眠して夜間割引を利用する。 時間調整のトラックが並んでいるのは壮観だった。普通車の駐車場まで停めている。 高速12100、ガソリン15000ほど(高速183.富山で160のところがあり助かった、和歌山153) アルペンルート12640、室堂山荘22000、二人分 |
4/24 立山(雄山)登山 4/25雪の室堂散策と大谷ウォーク しん&紫
雪の大谷が18mの雪壁になっているので、今の観光客の少ない間に行く気になった。連休前の日曜、室堂山荘の空情報に、予約をいれると個室も相部屋もあまり変わらず、喜んで個室の予約をする。
初日和歌山から京奈和道、北陸道で473キロ 立山駅駐車場で車中泊。明るいうちに到着なのでトイレに一番近い一等場所に止められた。今までは夜行で走って、ほぼ仮眠する時間もあまりなく、一番のケーブルに並んだもの。今回は余裕!
室堂から山頂まで標高差600m、名草山3回分。一ノ越まで見えていても遠い、しんどい・・・。でも何とか到着。今シーズンは雪が多いのに、稜線は少なかった。所どころ残った雪が嫌らしい。登るのはいいが、これを下るのは危ないなと思った。あと200m、名草山一回と奮い立つが、いつものようにゆっくり歩けば止まらずに行けると思いきや、やはり2800mからの200mは数年ぶり、海抜ゼロからの名草山の200mとは大違い。私だけしんどかったのかと思ったが、夫もしんどかったと言う。
山頂から剱岳が見え、もう登る事もないだろうなと感傷に浸っていると、感じのいい青年がツーショットを何枚もとってくれる。サンキューでした。
山ライフ二人合わせて100年だろうか?最後の3,000mのアルプスになるだろう。 小屋に寄れば年齢を聞いたら心配されるだろうと思ったが、やはり、びっくりされ、明日は雄山ですかと聞かれたので登ってきましたと言うと、良かったですねと労って頂いた。心配されなくて助かった。80歳とあと5日で72歳の私、大変だったけど、登れて良かった。道を譲る時、頑張ってくださいと若い人に言われる。みんな優しいけど、そういえば雄山は私達のようなシルバーはいなかった。
春の立山を縦走したこともあるが、その時はしんどいと思わなかったからやはり若かったのだろう。 11月の後ろの連休で、大雪で富山側からの登れなくなり、扇沢に回ったこともある。素晴らしい景色だった。 その時の山頂は雪がびっしりついていたが、難しくはなかった。 でも、登山者はあまりなく、殆どスキーとスノボのひとばかり、ワカンを持った私達、違和感があった。
三日目は快晴の中、のんびり室堂散策、ライチョウがみられるかなと思いながら、みくりが池をぐるりと回る。 地獄谷を見下ろす休憩地で、ライチョウの夫婦を見る。離れているのでうまく撮れなかった。でもみくりが池の近くでモーニング中のライチョウ夫婦を写している人を発見。近くても逃げないので動画を撮ることができた。 18mの雪の大谷ウォークを歩くが、剱をもう一度眺めることができた。
名残惜しいけど、下山するバスの人となるが、いつも登りは寝不足、下りは疲れて、あまり景色をゆっくり見ることもなかったけれど、今回、こんなにゆっくりと楽しめたので満足。 アルペンルート、昭和45年、高校時代の同級生達とまだつながっていないところを室堂から一ノ越、タンボ平、黒部湖と歩いた。50年を経てここが私の山の原点かもしれない。
富山湾の海浜公園から見る剱や立山の眺め、海と雪のアルプスは初めて見た気がする。いつも剱立山のご機嫌伺いをしてるとは幸せなこと。