2016/11/07・提出
期間 | 2016/11/02~2016/11/05 | ||
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目的の山域山名 | 八ヶ岳 硫黄岳から阿弥陀岳縦走 | 天気 | 晴れ |
登山方法1 | 小屋泊 | 登山方法2 | 前夜発2泊3日 |
目的1 | 個人 | 目的2 | 縦走、積雪期 |
交通費、食糧、 その他費用など |
小屋一人9000円×4回分 朝食は私はお弁当にしてもらったので行動食をあまり持って行かなく済んだ。 車中泊2回 帰りは下道走行、天理で410円のみ、でも、鈴鹿で大好きなひつまぶしを食べ、元の木阿弥。 |
(しん&紫の二人)
天候不順の夏から初めて3日間晴れの好天に恵まれた。只、この季節としては異常な直前の大荒れで山は真冬のような景色となり、冬装備をして出かける。
11月3日
駒ヶ岳SAで車中泊して美濃戸口から赤岳鉱泉まで。美濃戸口周辺はカラマツの黄葉で素晴らしい眺め、改めてこの連休は毎年でも信州に出かけたいと思った。
いつもテント装備だったのが、今回は小屋泊、のんびりと歩くと思ったより近かった。赤岳鉱泉に近づくと気温が下がり、山頂から降りて来た人は風と雪で大変だったようだ。 赤岳鉱泉は20人くらいの泊かな?贅沢に初めてお風呂も戴き、ステーキに驚いた。暫くして姿を現した大同心、赤岳は素晴らしい雪景色。夕暮れには赤く染まる山となった。
11月4日
赤岳鉱泉から赤岩の頭、硫黄、横岳通って天望荘まで。 早い人は日帰りするコース、大名登山はお天気と、雪に恵まれ、素晴らしい!
半日コースなのでゆっくりしようと思っても、やはり高所、寒いのでぼちぼちと歩いて行く。横岳から天望荘までの岩場は雪が付き、久しぶりの岩と雪に慎重に歩く。今回は南に向かっての縦走だが、反対コースなら北面の下りとなり、結構厳しいのではと思った。
宿泊は30人くらい、少ないので、個室に入れてくれて、今回はプラス料金なし、幸せな事。 驚いたことに部屋から富士山が見える。
11月5日
朝は風がすごい、慌てないし少し風が治まるのを待って寝ながらご来光を拝む。天望荘から赤岳頂上、中岳経由の阿弥陀岳山頂にて、小屋のお弁当を戴く。雪は赤岳と、阿弥陀の下りに残っていて慎重に歩く。阿弥陀から歩いてきた硫黄岳、横岳、赤岳をみるのは気持ち良い。雪はすっかり消えてしまったけど、富士山が素晴らしい。
阿弥陀から主人達が登ってきた南稜を教えてもらった。 御小屋尾根は急降下、雪の時は難しいだろうなと思いながら下る。御小屋山から別荘地まで、カラマツの黄葉の中、長い下りで美濃戸口に到着。
やはり車のロックを忘れていたが、何事もなくほっとする。
もうテント山行は無理になってきたので小屋2泊の贅沢登山だけれど、それでも体力はぎりぎり、今回は飛び石連休で人も少なくゆっくりできラッキーだった。
概念図
(sin)
一泊二日コースを二泊三日して無理をしないで行ける計画にしたのが良かったように思う。幸い最高の天気に恵まれ11月初めにしては雪もあり緊張の中楽しむことができた。赤岳の朝の登りは風がかなり強く時々立ち止まりながら歩き富士山を眺める事が出来た。山頂も風のためゆっくりしづらく阿弥陀岳に向う中岳に着くころには風もだいぶおさまってきて暑くなってジャケットをぬぎ登る。阿弥陀岳山頂ではゆっくりして360度展望を楽しむ。北アルプス、乗鞍、御嶽、中央アルプス、仙丈、甲斐駒、北岳、富士山と満悦する。あらためて天気に感謝する。