2014.3.8
日帰り
前夜発日帰り
個人
日本アルプスの山

中央アルプス 宝剣岳 サギダル尾根

2014/03/18・提出

期間 2014/03/08~2014/03/09
目的の山域山名 中央アルプス 宝剣岳 サギダル尾根 天気 晴れ
登山方法1 日帰り 登山方法2 前夜発日帰り
目的1 個人 目的2 積雪期、登攀

3月9日(日) kiki、バンブー、フォレストの3名で 前夜発 日帰りで中央アルプス宝剣岳へ行ってきました。

快晴の穏やかな天気でサギダル尾根から宝剣岳へ登るつもりでしたが、積雪期の登攀は不慣れな点もあり、猿回しの猿のようにザイルに絡まれたりしているうちに時間はあっという間に過ぎ、時間切れとなりました。

結局、サギダル尾根の頭までは無事登れましたが、そこから宝剣岳へ向かう稜線でこのまま行ったら帰りのロープーウェイに遅れそうに思われたので途中で引き返すことにしました。

10時から登り始めて3時頃にロープーウェイ駅へ帰ってきたので5時間ほどの行動でしたがスリル満点で満足度の高い山登りでした。

バイルを初めて使ってみましたが収納方法に一工夫必要かなと思いました。
それから急傾斜の雪面での行動はすべてのことが慣れないとスムーズにできないようなので経験を積むことが大事だと思いました。

                                (フォレスト)
コースタイム

和歌山 19:30-萱の台バスセンター12:30-仮眠-起床6:00-バス発8:15-しらび平(ロープーウェイ)9:05   
-9:12-9:45発-サギダル尾根の取付10:30-サギダル尾根の頭12:30-南稜14:30(撤退)

-千畳敷15:30―千畳敷駅15:30-しらび平16:02-萱の台バスセンター16:44

 

概念図

(kiki)
冬のサギダル尾根から宝剣岳南稜をたどって宝剣岳に至るルートは、何年も前から行ってみたいと思っていた。
クライミングのスピードを要求される点は、ヨーロッパアルプスのスタイルに似ている。
このエリアは、技術向上のため、そして冬のクライミングの楽しさを体感するうえで貴重な道場だと思う。

(バンブー)
萱の台バスセンターで仮眠して6時に起きたら天気は晴れ この時期としては最高の天気です。
久しぶりのロープを使ってのクライミング 緊張と不安とわくわく感をもってバスとロープウェーイで千畳敷駅に着きました。気温はマイナス9℃以外に寒く感じません新しく買ったコアのお陰かなと思いながら出発です。サギダル尾根の取り付きまではスムーズに着きました。
 1Pで3級ぐらいと聞いていた岩場がきつくギブアップ寸前までいきましたが何とかクリアー出来てほっとしました、トップで登っていただいたKikiさんに感謝です。
時間がかかりましたがサギダル尾根の頭まで登ることが出来ました達成感と安堵感でいっぱいでした。南稜の途中で時間切れで撤退しましたが緊張感のある楽しいクライミングでした。
ロープワーク アイゼン ピッケル バイル すべてにおいて未熟でもっと練習と経験を積まなければ厳冬期の山は厳しいと実感しました。
千畳敷に戻り宝剣神社にお神酒を納め 宝剣岳と千畳カールを眺めながら一口づつ頂きましたたいへん味わいのあるお酒でした。ありがとうございました。