2012.10.6
日帰り
前夜発日帰り
個人
関西の山

御在所岳 前尾根

2012/10/22・提出

期間 2012/10/06~2012/10/07
目的の山域山名 御在所岳 前尾根 天気 晴れ
登山方法1 日帰り 登山方法2 前夜発日帰り
目的1 個人 目的2 登攀

10月6・7日 バンブー、フォレストの2名で御在所岳の前尾根へクライミングに行って来ました。

前夜泊で駐車場についた頃は雨で翌日がどうなるか心配しながら車の中で寝たのですが、5時ころ起きてみると雨は降ってないようで一安心。6時前から歩き始め藤内小屋につく頃は風は強いが天気はいいようで少し休憩して前尾根を目指す。

P7の取り付き地点に来てみると20人ほどが準備をして待っている。少し様子を見ながら休憩したが時間がかかりそうなので巻き道から少し上へ登ることにする。
P6の取り付きへ来てみるとここは1組がちょうど登るところのようなので我々も準備をする。準備ができる頃次のパーティーが来たのでその方達にも先に登ってもらいその後に入る。フォレストがトップで登りビレイ点があったのでピッチを切る。3mほどのおにぎり岩を越えたら易しい登りなのでザイルをまとめてフリーで登りにかかったがこれがくせ者で細かいホールドしかなく途中で行き詰まってしまいバンブー氏にお尻を押し上げてもらい無事通過。
少しコンテで歩いて次はバンブー氏がトップで行く。難なく通過しまたコンテで少し歩くと前のパーティーに追いつく。
ここは右と左の2つのルートがあるようなので前のパーティーが左へ行ったので我々は右のルートに取り付く。ここはチムニーで易しくボルトはないがそのまま登り左ルートのビレイ点と思われる所でピッチを切る。上からのぞいてみると前のパーテイーが1ピッチ下で休んでいた。
少し歩いて次を登ぼろうとするが易しいのでコンテで少し登ってから右下にボルトを発見し、形状からすべり台と呼ばれているところのようなので戻って登りにかかる。バンブー氏が細かいホールドを絶妙のバランスでクリアーする。セカンドで登っても危ない場所でよく登れたものだと思う。
次はあまり難しくなさそうなのでコンテで通過。いよいよP2のやぐらに来た。
今度はフォレストの番なので恐る恐る取り付く。ザックがつかえて登りにくかった所とチョックストーンの様なところで石が落ちないかと心配したところがあったが無事通過。続いてバンブー氏も登ってきて握手。伊勢湾まで望める景色を楽しみながら食事をとる。下に何組か来ているがなかなか登ってこない。ちょうど昼時なので食事をしているのかもしれない。
少し休憩をして前を見てみると古いボルトと上には新しいボルトが見える。あと5mほど上がピークである。お遊びで登ってみようかということになりチャレンジする。結局ヌンチャクをつかんでなんとかクリアー。ほんとうのピークへ立つ。
満足して下山にかかる。巻き道から降り、登り残したP7も登っておくことにする。取り付き点に来てみると予想通りがらがらである。ここは難しいと聞いていたが確かに1カ所乗り上がるところが難しかった。

いつもは頼りになるkiki氏と一緒に来ていたのであまり心配することはなかったが、今回初心者2人で初めての場所へ来たので緊張の連続であった。しかしなんとか無事に登れ、ザイルの扱いやビレイの動作などもスムーズにできるようになったような気がする。
アルパインクライミングに1歩踏み込んでしまったかもしれない。
   
                (フォレスト 記)

 

(バンブー)
御在所岳の前尾根 やぐら岩をフォレスト氏と2人でマルチピッチで登ってきました
取り付きに付くと腰にたくさんのギアを付けた人が大勢いて 皆岩登りの達人に見えて少しビビリました。登り始めると周りの人と登る早さもあまり変わらずほっとしました。フォレスト氏と交互にトップを行き やぐら岩の上に登れたときは凄く達成感があって2人で握手をしました。2人で少し不安でしたが無事登れて良かったです 生岩の楽しさを満喫した1日でした。

概念図