2012/11/08・提出
期間 | 2012/11/02~2012/11/04 | ||
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目的の山域山名 | 大峰・弥山~釈迦ヶ岳 | 天気 | 晴れ |
登山方法1 | 小屋泊 | 登山方法2 | 前夜発1泊2日 |
目的1 | 個人 | 目的2 | 縦走、積雪期 |
交通費、食糧、 その他費用など |
交通費1500円、お風呂代500円 |
コースタイム
11/2 粉河20時~前鬼口車デポ~24時行者還トンネル東口
11/3 7:00(後発mujina8:30)トンネル東口~7:15天瀬分岐稜線~8:30一の垰~9:00トンネル西口分岐~9:30弁天の森(このあたりから霧氷)~10:05聖宝の宿跡~11:00弥山小屋11:30~11:50八経ケ岳(mujinaさん合流)~12:40明星ケ岳~13:35テント適地~15:00楊枝の宿
11/4 7:10楊枝の宿~8:55孔雀ケ岳~9:15孔雀覗き~10:40釈迦ケ岳11:00~11:40深仙の宿~12:15大日岳~12:50太古の辻12:30~13:25二つ岩~14:15前鬼~14:50駐車場
前夜に車を前鬼にデポして、行者還トンネルの東口より弥山、釈迦ヶ岳を縦走した。柚、しん、紫、みかの4人は朝7時に出発して、弥山を目指す。奥駆道に合流した辺りから風が強くなった。天気は快晴だが昨晩からの冷え込みで、少し先の山が白い。これはもしや、と思って歩を進めると、霧氷が現れた。弥山への登りから八経ヶ岳まで、霧氷の森が続く。蒼い空と白く輝く霧氷と、下方には紅葉した山並み。そうそう見られない素晴らしい景色だった。尾根を区切りに半分が霧氷で白く、遠くから眺めても面白い。八経ヶ岳でmujinaさんが追いつき、5人で楊枝の宿に泊まった。
翌日、昨日の風もおさまり、朝から暖かい。天気は良く、孔雀岳に寄り道し、釈迦ヶ岳へ登る。昨日の霧氷は跡形もなかったが、気持ちの良い山歩きとなった。大日岳にも寄り道し、他のパーティーにファミリー山行に間違われながら、和気あいあいと前鬼に辿り着いた。
概念図
(紫)
30年かけて吉野から那智まで繋がったと思っていたのに、明星から七面分岐の間が抜けていたので、今回二つ返事で参加した。お天気に恵まれてと思っていたら、3日は真冬並みの寒さに驚いた。そのお蔭で弥山から明星までは霧氷のトンネルとなり、この季節には珍しい山行となる。麓は真っ赤、上は真っ白、異常気象に心配しながらも、最高の眺めだった。
一つ気になるのは、楊枝の宿にはトイレがない。勿論殆どの宿にはないが、沢山の人が訪れるので、これでいいのかと心配してしまう。殆ど人の来ない場所はいいが、狼平や、明神平など、もそう。世界遺産で人気あるだけに、とても気になるところだ。
(しん)
この季節に霧氷の道を、写真を存分に撮りながら、少し風があり寒かったが楽しいきれいな中を歩けて
良い山行きでした。仏生ケ岳からは急にひとがなくなり京都比良山岳会の若手のグル-プの後ろから歩くが少しうらやましく思う。やっぱり山は天気しだいで全然違ってくると改めて感じた。
40数年ほど前、一の垰から天ケ瀬に下りた尾根を今回トンネル東口から登り、とても懐かしく思えた。今も道としては健在なようだ。
(柚)
念願の弥山~釈迦の縦走ができて満足しています。
お天気も2日とも晴れ、1日目は樹氷ののれん、エビの尻尾、モンスターと樹氷のオンパレードに歓声しきり、2日目はポカポカの秋晴れ、と最高の山行でした。楊枝の宿もゆとりある人数でゆったり休めました。きれいな樹氷の時は寒さも厳しいもの。弥山山頂では寒さで震えてとても休憩できませんでした。南への縦走であったことと好天であったことで八経あたりからは寒さも緩み、大峰の森の中、南へ延々と続く道に導かれて楽しく歩くことができました。途中倒木があると道が不明瞭となっているところがありルートを確認しながら歩きました。あとは七耀から行者還の間と行仙から南の縦走をまた来年計画したいと思っています。
(mujina)
弥山から釈迦を一人テントを担ぎ歩いたのはもう20年以上前であろうか。もはや消えかかった記憶の断片の中に居る自分が見たかぼそい山道、たおやかな草地や林、鋭利な岩肌、そして静寂、なにも変わっていない、懐かしいさと不思議さの山行きでした。