2008.8.30
日帰り
個人
関西の山

比良 八雲が原から堂満岳

2008/09/02・提出

期間 2008/08/30
目的の山域山名 比良 八雲が原から堂満岳 天気
登山方法1 日帰り 登山方法2 -------
目的1 個人 目的2 縦走
交通費、食糧、
その他費用など
費用 一人3000円、比良とぴあ600円。

日曜の天気は良いという週間天気予報で山に行くことにした。ところが、土曜日まで連日あちこちの豪雨被害で日曜も雨予報に変わってしまったので、沢はやめ融通の利く比良に行くことにした。和歌山6時半発。ところが予報に反して快晴だった。
ロープウェイがあるときは見向きもしなかった真下の道、ネット情報で案外面白そうだったので、ここから上がる。イン谷口に駐車し、8:45出発する。ロープウェイ乗り場跡から登山道に入る。暫く行くとお社の修復作業をしていた。釈迦岳への分岐をすぎ、9:45神璽(しんじ)の滝を見に降りる。水量もあり虹もかかりなかなか良い滝だった。9:55登山道に戻り気持ちの良い花崗岩の澄み切った水の流れに沿い快適に登る。明るい谷で、堰堤から水が流れているが上は殆ど伏流水となっている。トラロープが何箇所かある結構急傾斜の道だが、変化があった。11:10地図上でロープウェイの真下から沢から離れ、花崗岩の風化した岩の間をダケ道に向かってあがる。すすきが一杯生えていて山は秋の気配だが、真夏の暑さだった。
11:30ダケ道に合流し、ロープウェイ跡地の一本松の下で11:35~12:05昼食タイム。琵琶湖の眺めが素晴らしい。ここから八雲が原に降りる。いつも雪の時が多かったのと、スキー場の施設が撤去されているので様子が違う。12:15八雲が原の湿原では、ネット情報でさぎ草が咲いていると聞いていたので期待し、みんな喜び写真タイム。スキー場のトイレがあった場所もおおきな池となり、いもりが泳ぎ、赤とんぼ、シオカラトンボ、カラフルなオニヤンマ?が一杯飛び交い自然が一杯。12:35奥の深谷の源流を金糞峠に進む。鬱蒼とした源流部、先日の下流の沢登りをしているのでSさんは感慨深いようだ。13:20金糞峠。Oさんは雪の正面谷と比べ全然違うのにびっくり。13:30堂満岳に出発する。ここはイワウチワという花の群落らしいが、3月の雪融けを待ちかねて咲くようだ。それらしき葉っぱが一杯あったので、来年は是非来たいものだとみんなで約束する。シャクナゲの木も一杯あり楽しみな山だが、2年ほど前に真冬に来た時と違い、最初のピークも見晴らしは悪く、これは期待外れだった。雪の時は素晴らしい眺めだった。
14:10堂満岳頂上、虫が多く、一番快適でない休憩となった。木が茂っているので見えるのは琵琶湖方面だけだった。こんなにも違うものなのか?ここから前に急傾斜の新雪の中、ラッセル(先行の若い男性に感謝)して必至で登った道を14:20下る。木の根がはり、枝もあるので、思ったより悪くない。色々喋りながら下りていると傾斜も緩くなっている。でもやはり下りは長かった。14:45期待したノタノホリの池は青空が池に写り、トンボが飛び、Yさんもいい写真が撮れたようだ。前は凍った池に太陽がスポットライトのように池を照らし、素晴らしい眺めだった。それには及ばないが、やはりいいところだった。14:55最後の下り。別荘地(廃墟?)に出て顔を洗い、イン谷への最後10分の標識を見て下るが、脇道に入らず降りすぎたので戻る。20分のロス。16:45イン谷口に到着。8時間行動。琵琶湖大橋から近江大橋で21:30着。

概念図