2013/06/11・提出
期間 | 2013/06/09 | ||
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目的の山域山名 | 大峯 岩本谷からクロモジ尾 | 天気 | 晴れ |
登山方法1 | 日帰り | 登山方法2 | ------- |
目的1 | 個人 | 目的2 | 沢登り |
交通費、食糧、 その他費用など |
車代1000円、かもきみの湯500円 |
コースタイム
粉河6:30出発 岩本橋8:15~滝9:45~水晶谷出合10:30~赤テープ出合11:10~キレット下12:20~キレット12:50~クロモジ尾へ分岐13:20~P1544 13:45~伐採地14:00~P123814:30~稜線より左下る14:35~岩本橋15:20(7時間)
大峰の岩本谷に、しんリーダー、紫、mujina、柚の4人で行ってきました。今シーズン初めての沢登りです。
岩本谷は稲村の大日キレットに詰める沢。車で岩本橋まで行きすぐ入渓。しばらく雨もなかったので水が少ない。でも木々の緑がすごくきれいで癒される。一番大きい滝で直登するか高巻きするか迷いました。2メートルくらいの距離をへつれば気持ちよく直登できそうなのですが、へつりが難しくドボンの可能性が大。まだ水も冷たいのでみんなドボンしたくないとの判断で結局高巻き。
水晶谷分岐を過ぎるといよいよ沢の詰め。きょうはこの詰めがきつかったー!細かく沢は分岐していき、どこを登るか慎重に判断。傾斜もきつくなり木の根っこ、シャクナゲの枝、つかめるものは何でもつかんで息を切らせて登り、やっと大日キレットに辿りついた。
きょうは稲村山頂はパス。沢シューズを脱いでお昼ご飯との予定が、シオカラムシの大群に取り囲まれてご飯はお預け。稲村小屋への登山道をしばらく歩き、小屋の手前でクロモジ尾を下山する。この道はテープをたくさん付けてくれてあり迷うことはなかったのですが、尾根から離れて林道へ下っていく道は砂で、崩れやすくすごく歩きにくかった。
和歌山への帰り道雨が降ってきて、山で遭わずによかった!と みんなお天気に感謝。昨年は詰めのないおいしいとこ取りの沢ばかり行ってたので、きょうは久しぶりのしんどい沢となりました。
写真の足跡はなんでしょうか?
(記 柚)
概念図
(紫)
前に岩本谷を遡行した時は地図で、現在地を確認しながら遡行した。最後の詰めでは左の沢を詰めて、上がりすぎ、トラバースして石楠花の尾根に出て、キレットに出る踏み跡に懸垂で降りた。
今回はGPSで確認しながら登ったけれど、やはり前と同じくらいのところを上がった。赤いテープの一杯巻いた木を左の沢に入ったが、右だと稲村に突き上げてしまい、苦労するだろうなと思う。結局、前も今回も同じようなところを上がった。でも、懸垂はせずにすんだ。
沢そのものは難しくないが、キレットにうまくでるのが、ポイントだろう。シオカラムシにはマイッタ。黄色の花に包まれた大きな岩がとても印象深い。クロモジ尾は前よりルートはしっかりしていたが、稜線から下部は荒れて、歩くのが大変だった。
この谷は読図と、コース取りのいい練習になるかもしれない。
(しん)
水晶谷の分岐までは間違いなくきたが分岐からはあまり右の方の谷に入らないようにしながら空谷を登る傾斜もきつい。石楠花が出てきたので少し登りすぎと思い急な斜面右にトラバ-スすると見覚えのあるキレットのガレ谷にでる。あとはもう少し頑張ればとホットする。クロモジ尾は稜線から下はあまり使われていないのか荒れていた。今年初めての谷でもうチョト水があればよかったのに、シオカラムシには閉口した。