2013.10.12
小屋泊
前夜発1泊2日
個人
日本アルプスの山

北アルプス~笠ヶ岳~

2013/10/17・提出

期間 2013/10/12~2013/10/14
目的の山域山名 北アルプス~笠ヶ岳~ 天気 晴れ
登山方法1 小屋泊 登山方法2 前夜発1泊2日
目的1 個人 目的2 ピークハント
交通費、食糧、
その他費用など
駐車場:新穂高第2有料駐車場3500円
高速料金:往路4350円 復路4500円
笠ヶ岳山荘(1泊2食付き)9000円
ひらゆの森 500円

コースタイム:
 10/13 5:45新穂高第2有料駐車場・・5:55蒲田川左股ゲート・・6:55笠新道登山口7:05・・
   11:10杓子平11:40・・13:15稜線13:30・・14:10抜戸岩・・15:05笠ヶ岳山荘
10/14 6:15山荘・・6:35笠ヶ岳・・6:55山荘7:00・・8:10稜線・・9:20杓子平・・
  12:40笠新道登山口・・13:45駐車場

 体育の日の連休、1泊2日で笠ヶ岳に行くことにした。メンバーは柚、ヒロの2人。天気予報は申し分なかったが、12日夜新穂高に着くとまさかの雨。稜線はきっと雪だろう。アイゼンは持っていなかったので少し不安になったが翌朝朝は予報どおりの良いお天気。このお天気なら大丈夫。きょうはエリアマップのコースタイムでは上り8時間の予定。明るくなると同時に歩き始めた。
 笠新道登山口で再度身支度。ゆっくりガンガン登るぞー!と歩き始める。ジグザグに登って高度を稼ぎ2ピッチ過ぎる頃から穂高の山並みがくっきりと見えてくる。急な上りはこれでもかとずっと続き、もう上りに辟易する頃、垣根に挟まれたように狭くなった通路を抜けると急に視界が開けた。ここが杓子平か!笠ヶ岳、今日は泊まる山荘、抜戸岳へと連なる稜線が一気に姿を現す。やっと着いたと少しほっとした。ここでお昼休憩。杓子平は草原のような見晴らしの良い所だがそこから稜線にはまた急な上りとなる。このあたりになると上りも必死になってくる。稜線にはやっとの思いで辿りついたがここまでほぼコースタイムどおりで来れたことにほっとした。後は稜線歩きと笠ヶ岳への上りを残すのみとなった。稜線上には雪が残っていたので滑らないように注意して歩いた。抜戸岩を過ぎてからは一気にペースダウンしてしまい最後は山小屋にやっとたどり着いた感じになってしまい、笠ヶ岳山頂は明日上ることにした。夜はゴーゴーと風が吹きすさび寒そうであったが、小屋は満杯で人気で暑くて眠れなかった。
 翌朝も幸いにも好天が続き山頂からは四方見渡すことができた。ここから見る槍は北鎌尾根が見えてとても魅力的であった。下山は元来た道を引き返すだけだが険しい上りだったので下りも足にこたえそうだと覚悟して歩き始めた。杓子平で笠ヶ岳の姿を見収め長い笠新道を下りていく。まだかまだかと下りて行くとやっと蒲田川の流れる音が大きくなり笠新道の登山口に到着。
 10月の半ばとしては暖かく穏やかなお天気に恵まれ笠が岳を往復できたことに満足し達成感のある山行であった。

概念図

ヒロ:
 北岳縦走に続き長丁場であった、登っても登っても下っても下ってもなかなか着かない。苦手な下 りは暑さも加わり何と長かったことか。何か人生みたいだなあとわけのわからないことを考えなが ら怪我もなくなく無事に下山できた。体力の衰えは加速してるようで何とかしないと、、、まだま だ人生いや山行は終わらない。ただ景色は最高でした、下りがないならまた行きたい。。
柚:
 ヒロとは逆で、私は上りがきつかった。が、しんどいながらも今までで一番粘って歩けたので満足 しています。山荘でも食事は夕食、朝食とも完食できて嬉しかった。2日とも抜けるような青空の 下で槍、穂高、大キレットの山並みをずっと見ながらの贅沢な山行でしたが、歩くことに一生懸命 であまり遊べずそういう意味では楽しさが少し足りない山行でした。