2013.10.13
日帰り
個人
関西の山

雪彦山地蔵岳正面壁右カンテ

2013/10/18・提出

期間 2013/10/13
目的の山域山名 雪彦山地蔵岳正面壁右カンテ 天気 晴れ
登山方法1 日帰り 登山方法2 -------
目的1 個人 目的2 登攀
交通費、食糧、
その他費用など
3,000円/一人

メンバー氏名      CL バンブー kiki  計2名メンバー氏名      CL バンブー kiki  計2名
●コースタイム  10時00分賀野神社→11時00分取付き→14時00分地蔵岳頂上昼食14時30分頂上より東稜へ懸垂下降→17時00分東稜取付き着 17時30分三峰岳方面に偵察→18時00分 賀野神社着
●記録 連休の高速道路混雑や地元の秋祭りで回り道をして、現地到着が遅くなってしまいました。賀野神社から林道を少し登り、東屋の下のガードレール切れ目から登山道に入りました。大曲を右に虹の滝へ向かい、虹の滝から大天井岳方面へ沢を渡り、急坂を登ると展望岩に着きます。展望岩から正面壁が手に取るように見えます。少し登りケルンを目印に登山道を左へ外れ、沢を横切ると、上方の岸壁基部にフィックスロープが張ってありますので、それをたどって苦労なく取付きに到着です。アルパインクライミングは、アプローチに成功すれば半分成功です。万歳!
・1P目 kikiリード 40m左に易しそうなバンドを発見したが、ボルトに導かれ直上してしまいました。ランニングを2か所取ったあたりで、少し難しくなりグランドフォールの可能性があるので、恥ずかしながら片足だけアブミのお世話になりました。しばらく直上するとバンドに乗ることができ、その後は右上の立木に向かって行きました。どこでも登れそうな感じですが、ランナウトの間隔が長く、的確にルートファインディングし慎重に登らないと行き詰まってしまいそうでした。立木手前でビレイ。高度感がありムーブを効かせながらの楽しいピッチでした。・2P目 バンブー リード 30mカンテやや左のすっきりした壁を凹角目指して登ります。逆層ですが、岩が硬くダイナミックなクライミングが楽しめました。ややフェイスよりにスタンディングビレイの支点があり、バンブー氏の勇壮な姿が眺められました。・3P目 kikiリード 20m右上のカンテを目指して登りました。・4P目 バンブー リード 20mできるだけカンテ左側を登った方が、ロープがスムーズにのびるし快適な登攀が楽しめます。高度が高くなり、周辺の景色を楽しみながら登攀、まさに雪彦山に来たことを実感できます。しかし、ランナウトが長いので油断は禁物です。・5P目 kiki リード 15mコンテで登れますが、練習のため頂上までリードしました。頑張れば3ピッチで登れますが、今回はダブルロープでマルチピッチの練習も兼ねて、5ピッチとしました。
地蔵岳頂上からは、東稜を懸垂下降しました。先ず頂上より登山道を少し下ったあたりから20m懸垂、少し歩いて馬の背25m、少しフリーでクライムダウン、また少し歩いて垂壁の上部まで15m、垂壁を大きい立木めがけ浮石に注意しながら30m、大きい立木を支点に40m、最後にビレイ支点にロープをかけ30mで取付き到着です。一か所を除き、すべて立木を支点にしました。立木の選定がポイントです。取付きから三峰岳方面へルートを偵察した後、不行沢左岸沿いに踏み後をたどり登山道まで下りました。大曲まで登り返し、賀野神社に到着です。
●バンブー氏コメント賀野神社の駐車場から歩き始めると地蔵岳正面壁の姿が見えた わくわく感と登れるかという不安が頭をよぎる。1ピッチ目、kikiさんが登り 後に続くとなかなか上に登れす苦労しましたが何とか1ピッチクリアー出来てすごく達成感を感じました。2、3,4、5ピッチと高度感を味わいながら 楽しく登れました。垂直の壁の狭い足場のビレイ ダブルロープでのマルチピッチ いろいろ経験できて良かったです。ロープ扱いの未熟さ感じる登攀でもありました。 

概念図