2017/09/04・提出
期間 | 2017/09/03 | ||
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目的の山域山名 | 尾鷲道 地蔵峠から木組峠腰森谷周回 | 天気 | 晴れ |
登山方法1 | 日帰り | 登山方法2 | ------- |
目的1 | 個人 | 目的2 | ハイキング |
尾鷲道ができて100年、整備をされて大台ケ原から尾鷲まで又歩けるようになったというのをFBで発見して、ずっと憧れていた。
50年程前、大台のスカイラインもない頃、かがりびで尾鷲から合宿で大台まで上がってきた話、筏場から大台に上がり、大杉谷を降りた話を聞くにつけ、大台の主稜線を繋ぎたく歩いていたが、折角整備してくださったのだからこの尾鷲道も歩いてみたかった。東の川に下るのに雷峠までは歩いているのだけれど。
先だって、木組峠から腰森谷登山口を整備されたとお聞きして、NTRCの方に地図も戴き、これは地蔵峠から周回でき面白そうと思い9/3(日)歩いてきた。
所が尾鷲は和歌山市内からは遠いので日帰りはしんどいと思い、白浜でみんなと親睦会を企画して、日曜日に3人で歩いて来た。
白浜から311号線、42号線、県道760号の怖いような素掘りのトンネルから橡山木組線林道で7キロで水無峠、そこから4キロのダート(4駆だけれどスペアタイヤが今のはないので怖かった)で清五郎の滝上ゲートに車を止めて歩き始める。
NTRCの方達が整備してくれた尾鷲道、地蔵峠登山口からオレンジ色のテープに導かれ、最初少し上がればあとは歩き易い尾根道だった。又口分岐で中の嶺の稜線を行くつもりだったけれど、何も表示がなく、トラバース道にオレンジのテープがきっちりつけられ思案したけれど、軟弱私は登るのはやめトラバース道に入る。あとから考えたらやはり稜線を行けば景色は良かっただろうなとは思った。
トラバース道、暫く行くと、先を歩いていたとんちゃんがテープがないし、道がないと言う。見たら、崩れかけた橋があったけど、その横を踏み跡があるし、向う側にトレースがあるから、間違いないとわかるけど、念の為地図を確かめた。ここテープ欲しいねと話した。
神明水も殆ど水がなく、ここでお昼を食べて、新木組峠で稜線に出る。ここには竜口、中の嶺の表示があった。ここからは木組峠上分岐まで時々見晴らしも良く、海も見え、東の川の大きな谷も良く見えて満足する。風も爽やかで気持ち良い。
オレンジのテープは緑に良く映えてわかりやすい。尾鷲道の大台方面の分岐は直角に曲がっている。前に筏場から山の神を歩いた時も、縦走と言っても間違って支尾根に入るくらい主稜線より支尾根の方がおっきい。テープがこれだけあれば間違わないだろう。
光山との分岐も、光山は黄色、腰森谷は赤と色分けして下さったので間違うことはないし、事前に地図を戴いていたのでルンルンで歩く。
又前を行くとんちゃんが、ここに欲しいなと思うところにロープがあると言い、このロープ新品で一度も濡れてないみたいだと言う。それもそのはず、つい先日整備されたところ、もしかして私達一番乗りかも・・・。
腰森谷の林道に出たらいきなり崩壊地だった。びっくりする景色だけれど、尾鷲は本当にすごい雨の降るところ、この登山道も林道も雨が降ったら通りたくないほど怖い。折角整備して下さっても又大雨が降れば崩壊するかもと思うと、整備は自然との闘いだ。
でも整備をして下さらないと又、廃道となってしまうから大変だと思う。
あとは沢山の人が歩けば、自然と道がしっかりしてくるから、私もこのコースを含め尾鷲道を宣伝することにしよう。
NTRCの皆様有難うございました。
尾鷲で古里温泉に入り、秀(海の幸、安くて美味しくて)さんで夕食して368号から166号、京奈和で帰宅。全部で紀伊半島周りだと560キロだった。 CLしん、とん、紫
概念図
(とん)
長い夏休みからの復帰後初めての山行きは、近そうで遠い尾鷲の山でした。
まだまだ暑いと覚悟しての山行きでしたが林道から山道に入った途端涼しい風が吹いて急登も忘れる気持ちよさにやっぱり山は来ないと良さは実感できないなと思いました。周遊コースをボランティアで整備してくれた人たちと、ここに連れてきてもらった紫さんたちに感謝でいっぱいです。
(sin)
尾鷲道を伊勢山の会の方々が整備してくれたので南のほうにハイキングする。20年ほど前に東ノ川に行くのに大台駐車場から尾鷲辻にでてこの尾鷲道を南下し途中から白崩谷に適当に降りた、この頃でも崩壊場所があり一応通行禁止の看板があったように思う。ずっと整備されないままだったのが手入れをしてもらって大変ありがたい。しかし尾鷲は遠い。