2014/09/17・提出
期間 | 2014/09/13~2014/09/14 | ||
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目的の山域山名 | 弥山川からカナビキ尾根周回 | 天気 | 快晴 |
登山方法1 | 日帰り | 登山方法2 | 前夜発日帰り |
目的1 | 個人 | 目的2 | 縦走 |
コースタイム
熊渡5:30~ガマ滝6:00~一の滝7:40~滝見平8:45~河原小屋跡10:55~狼平12:25昼食13:00~カナビキ分岐14:05~カナビキ橋15:10~15:30熊渡 10時間行動
14.15と夏合宿でみんな弥山川をテント山行することになったが、しん&紫は日帰りしかできなくて、カナビキ尾根から周回することにした。時間がかかるので、みんなより一足先に13日夜は熊渡で車中泊して、明るくなると同時に歩き始めた。 しんどかったけど、周回でき嬉しかったが、結局別行動となり申し訳ない。
滝見平で双門の大滝を見ると登攀しているパーティがあり、登る人があることは知っていたが見るのは初めてで思わず写真を撮った。
そして河原小屋の台風12号で土石流で流された跡をみて、水の怖さを思い知る。ここで2008年たけさん達とキャンプファイヤーをした思い出が蘇る。この弥山川、30年ほどの間に5回くらいテント山行したけれど、大雨の度、歩けるように手入れされているのがとても嬉しい。素晴らしいコースだと思う。
狼平で、大木を引っ張ってきてキャンプファイヤーした思い出、3月に登った時は渡渉が多く、靴を脱いで冷たい水に飛び上がり、弥山からの下山は雪でルートを探しながら歩いた思い出。 河原小屋より上流はあまり変わっていないが、山はあちこち、土石流の爪痕がひどい、最近の大雨が山を変えてしまうのではと心配する。
(記 紫)
概念図
(しん)河原小屋が無くなっていると聞いていたが、土石流のすごさをみて改めて、自然の大きさと水の怖さを感じました。しかしコースはしっかり手入れされていてありがたかった。弥山まで足を延ばす人があったが、日帰りできればハ-ドな山行になりそうだ。
昔の記録をkikiさんが書いてくれた。貴重な記録なので、この機会に掲載させて戴く。
昭和46年、19歳の時に弥山川の双門の大滝を登攀した時の記録と写真を整理しました。
写真は、フォトアルバムに入れました。
むかし昔のその昔のお話なので、自分でも夢まぼろしのように思っていましたが、記憶は間違っていなかったようです。
プリントしてアルバムに貼った写真もありましたが、ポジフィルムで撮ったものをCDに加工し掲載しました。
43年前の記憶が、現在に引き寄せられた瞬間でした。
当時書いた記録は次のとおりです。
<大峰山系弥山川一の滝~双門の大滝間遡行>
1971年8月4日~5日
和歌山県立S高校山岳部OBパーティ Y先輩 ・ KiKi
4日小雨
一の滝着8時半
一の滝右側のチムニーを登り、二の滝は左側の草付の壁を登る。
三の滝を登ろうとしたが不可能なので右岸を高巻きして落ち口上部の壁を懸垂で沢に戻る。
そこから数段の連瀑を登り、連瀑最後の滝は右側のを人工とフリーで登り、ななめ下に続くバンドを横断し釜近くまで下り、滝の右側のチムニーを登って落ち口へ抜ける。
小滝を越え双門の大滝下に着く。
雨で登攀がはかどらずビバーグ16時半。
5日小雨
大滝登攀開始8時
右側の壁の下部はやさしいが、上部はクラックに身体を入れるようにして登り、最後にアブミを使って越す。
徒渉を繰り返し、明るく水量の多い約20メートルの滝をシャワークライムで一般コースに出る。 10時