2009.2.28
日帰り
前夜発日帰り
個人
その他の山

谷川岳 天神尾根

2009/03/04・提出

期間 2009/02/28~2009/03/01
目的の山域山名 谷川岳 天神尾根 天気 曇り、頂上はガス
登山方法1 日帰り 登山方法2 前夜発日帰り
目的1 個人 目的2 積雪期、ピークハント
交通費、食糧、
その他費用など
ロープウェイ往復2000円、駐車場1000円。湯テルメ谷川温泉550円

大峰の弥仙川をご一緒したたけさんご夫婦より、谷川岳にお誘い戴いた。天神尾根なら日帰りできると言う。なかなか知らない山域は踏み込めないが、この機会にと案内して戴いた。

谷川天神スキー場のロープウェイの乗り場は6階建の駐車場の6階にある。夜中は1階だけ(1000円)にしか車を停められない。私達の方が先に到着し、車で仮眠する。たけご夫婦は少し遅れ、6階乗り場のフロアにて仮眠された。このフロアは床暖房が入り、エアマットと寝袋を持って、みんな寝ている。考えられないほど、優雅な仮眠場所だ。でも私達は車のほうが、慣れているので、車にした。

朝6時起床、お互いおみやげを交換し、準備して一番の7時にロープウェイ(往復2000円)に乗る。天候は曇り、少し小雪が降っているが、風もなく、暖かい。

7:30スキー場上部向けて登り始める。リフトは止まっているので、残念と思ったら、動いている時でも歩くのだと言われた。上部に出ると、ここから樹林帯をトラバース気味に登ると、先行パーティが休憩していた。ここで少し凍った斜面を下るのが、危険な場所だったので、アイゼンを装着する。ここだけが危ない場所だった。

痩せ尾根を登り広くなったところで、たけご主人が、ここは下る時に、間違いやすい場所だと教えてくれた。避難小屋のあるあたりだが、埋まっているのかわからない。そして、上から降りてきたパーティはご夫婦の山岳部のメンバーだった。前日雪洞で寝られたらしい。前日は快晴だったようだ。

1441のピークを越え、岩の出ている場所を過ぎ、濃いガスの中急斜面を登った。このあたり、亀裂が入っている。足首が痛い傾斜だったが、アイゼンも良く効き、暫くすると。トマの耳の標識だった。1953Mの谷川岳山頂だ。足の速いご夫婦に、かなり待って貰い時間切れにならないかと心配していたが、10:10、2時間40分で山頂に立てた。薄日を感じたが、展望はない。

記念撮影後肩の小屋まで少し降りる。中はとても立派で靴を脱ぎ、二階に上り食事をする。中にいると天候悪化に気づかない可能性もあるなと思ったが、今回は幸いだった。11:20、下山開始、亀裂を跨ぎ、11:50、1441mのピークに着く。

写真を撮りながら、楽しい下山だった。振り返れば少しガスがとれた谷川岳の斜面が見えるが、頂上は最後まで見せてくれなかった。でも西黒尾根が立派だった。12:40スキー場上部到着するが、このまま降りるのは勿体無くて、暫し谷川岳と、西黒尾根、白毛門の山を見ながら、お茶タイムをする。

13:00谷川に別れをつげ、13:15ロープウェイに乗る。

下山後、湯テルメ谷川温泉(550円)にはいり、高速にのり、赤城SAにて食事(グラタン最高)をし5時、たけご夫婦と別れる。東京方面は大渋滞、9時に帰宅されたらしい。私達は藤岡JCTまでは渋滞したが、上信越、中央、名神、と走り、1時半家に到着した。

谷川岳の馬蹄形縦走が面白いとお聞きした。ご夫婦は1泊2日で歩かれたそうだが、私なら2泊3日だと思った。まだまだ厳冬期とはいえ、1月とは違う。魔の山と言われる谷川は、今回は運が良かった。山頂付近はやはりホワイトアウトすると難しいが、たけご主人の落ち着いたリーダーシップには脱帽した。今回はお客様で、地図も見ず甘え過ぎだと、思ったが、感謝で誤魔化した。

概念図