2010.1.24
日帰り
例会
関西の山

台高 伊勢辻山から明神平

2010/01/31・提出

期間 2010/01/24
目的の山域山名 台高 伊勢辻山から明神平 天気 晴れ
登山方法1 日帰り 登山方法2 -------
目的1 例会 目的2 縦走、積雪期
交通費、食糧、
その他費用など
交通費 1500円  風呂代(八幡温泉)500円

1月24日(日)に、しん、紫、デナ、mujina、泉、kaze、kiki、柚、フォレスト、澤の10名で大又→伊勢辻山→国見山→明神平→大又林道へ行ってきました。

6:00Sクリニック集合 大又林道終点の駐車場に1台の車をデポ 8:35大又登山口出発・・・11:37伊勢辻山着(昼食)12:15出発・・・12:37赤ゾレ山・・・13;41国見山・・・14:24水無山・・・14:36明神平・・・16:00駐車場

大又の登山口から登り始めたが、雪もなく暖かい。オーバーパンツを穿いているためか大汗をかいて登る。「雪、ないんちゃうか」「お正月に高見山にあったからあるやろ」とか言いながら登っていくと、二俣を過ぎてから少し雪が出てきた。

台高山脈の稜線に近づくと雪国に一変。雪の伊勢辻山は樹氷が大変きれいで、遠くには白くなった大普賢などが見えた。暖かい日の光りに包まれ昼食をゆっくりと食べ、本当にリラックスしてしまいました。タフマン二人はトレーニングだと言ってアイゼンを着け、軽快に新雪の中。他のメンバーは所々で写真を撮りながら伊勢辻山、赤ゾレ山から国見山へ。

国見山で小休憩してから下りに備えてアイゼン装着。水無山を過ぎてから、明神平を見下ろすと、東屋から明神岳方向に無数の足跡。さすがは人気の明神平。明神平からの下りは、所々凍っており、昨年の台風のため少し荒れていた。最後の渡渉が終わってから、アイゼンを外したが、そこからの下り道が凍っていて大変。特に林道終点のコンクリートの橋は氷に覆われスケート場のようでよく滑る。へっぴり腰で歩いて何とか渡り終え林道終点の駐車場へ。八幡温泉で汗を流し、身体も温まり和歌山へ。積雪量は多くなかったが、約1年ぶりに台高の雪山を楽しみました。

 

感想

しん
春のような天気と雪で楽な山行だった。最近はのんびりした山行ばかりで気が緩みそうだが、ここという厳しい条件の場合でもてきぱきできるよう普段から心がけたい。


新雪でわっぱつけてのラッセルでも今回のメンバーならぐるっと予定通り歩けると期待しましたが、拍子抜けでした。
足が遅い上に、写真ばかりで、早く歩きたいメンバーには申し訳なく思ったけれど、あまりの美しい雪の誘惑には勝てませんでした。
最後のスケートリンク、面白くて久しぶりにお腹の底から笑いました。

デナ
伊勢辻山以北と明神平以南は行った事があるのに、何故だかいつも色んなところから眺めるだけの国見山。
ピークを初めて踏めるので今回のコースはいつか行ってみたいと思っていたコースで期待大でした。
厳しいところも無いコースで天気も良く、つながって気が済んだ。


いつもは明神平・国見山へはピストンだったので、縦走できるのは楽しみでした。今回は、3月の山行のトレーニングとも考えていたので、プラブーツで参加しましたが、明神平からの下りはぎこちなく、もっと練習しなくてはと思いました。

kaze
大又の登山口から見える稜線は灰色の雲がかかっていたが、晴れれば霧氷があると期待していた。稜線に出ると思惑どおり雲ひとつない好天気になり幸運でした。
積雪は少なく稜線漫歩を楽しみました。真上を見上げると青い空に霧氷が伸びてまるで海の中の珊瑚の林のようでした。(見たことないけど・・・)
沢沿いの凍った登りはキックステップで汗をかき、国見山からはアイゼンを装着、雪の感触も心地良かったです。

kiki
この冬、初めて冬山の装備を身につけました。
標高1400メートルの山であれば、登山服にジャケットの2枚、下はスラックスに雨具、あるいは、スラックスなしでいきなりオーバーズボンで充分なように思いました。
行動中は、できるだけ薄着になるほうが動きやすいようです。
イヤーバンドは、手軽に耳の防寒ができ助かりました。
みんなで歩いた綺麗な伊勢辻山、大変良い山行でした。


大峰、台高方面の山行では天気予報に裏切られることが 多いので今回もあまり期待していませんでしたが、今回は 真っ蒼な空に樹氷の花を心ゆくまで堪能できました。
明神からの下りは、雪は少ないのに所々凍った場所があり難渋しました。冬の山は行く度に風、雪など条件が異なり山行を重ねて諸事自分で判断できるようにしたいと思います。

フォレスト
1.雪や来む此 霰や来む此 降っては 降っては ずんずん積もる 
  山も野原も 綿帽子かぶり 枯れ木残らず 花が咲く

2.雪や来む此 霰や来む此 降っても 降っても まだ降り止まぬ
  犬は喜び 庭駆け回り 猫は炬燵で 丸くなる

おだやかな小春日和に 満開の桜の花のような樹氷が 青空に映え 楽しい1日を過ごしました。
初めての雪山で おニューのスパッツとアイゼンを装着して 適度にしまって快適な雪の上を 犬のように喜び、駆け回りました。(犬の気持ちがよくわかりました。)

 

概念図