2010/08/05・提出
期間 | 2010/07/16~2010/07/19 | ||
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目的の山域山名 | 南アルプス~早川尾根から鳳凰三山 | 天気 | 晴れ |
登山方法1 | 小屋泊 | 登山方法2 | 前夜発2泊3日 |
目的1 | 個人 | 目的2 | 縦走 |
7/16 21:30 和歌山発・・7/17 4:00戸台駐車場
7/17 6:00戸台からバス 7:15 北沢峠・8:55仙水峠・10:50栗沢山・12:50アサヨ峰・15:30早川尾根 小屋泊
7/18 5:15早川尾根小屋発・7:10白鳳峠・8:10高嶺8:50・9:45アカヌケ沢の頭・地蔵岳往復・
10:45アカヌケ沢の頭・12:45観音岳・13:20薬師岳・13:40薬師岳小屋泊
7/19 4時起床朝焼けにそまる富士山眺める 6:15薬師岳小屋発・7・00南御室小屋・9:25杖立・
10:25夜叉神峠小屋・11:15夜叉神峠登山口
コーシタイムは写真を撮りながらなのでかなり余裕のあるものとなっています。
北沢峠から仙水峠まで紫、しん夫婦と同行。仙水峠からは10人中ほとんど10人に近い人が甲斐駒に向かうが、私たちは反対の栗沢山へと登っていく。連休の喧騒はどこへやら。ほとんど2人きり
アサヨ峰から甲斐駒を眺めたいというのがこのルートのひとつの目標でしたが栗沢山ですでにガスが出てきて甲斐駒は見えず。アサヨ峰へは岩とハイマツの道。ガスで先が見えず次のピークがアサヨ峰かと思うとまた次にピークが見えるという具合でやっとアサヨ峰にたどり着く。ここから早川尾根小屋へは左に折れる。急な下りである。しばらく下ったところで夕立に会い雨具を着る。雷がなかったのでよかった。1時間くらいで雨も止みミヨシノ頭から甲斐駒を見ることができた。早川尾根小屋は避難小屋を少し大きくしたような感じでこの日は9人ゆっくり休めました。ちなみにテント場は15張りで一杯。水が豊富でした。
2日目は3:45起床。食事の場所と寝場所が同じためこの時間起床となります。おかげで5時15分出発。きょうはガスのない間に写真撮るぞーと意気込み所々で歩を休める。白鳳峠までの間に3か所くらいビューポイントがあった。白鳳峠を過ぎると少しずつ人が多くなった。高嶺からは甲斐駒から昨日歩いてきた尾根、すぐ横に北岳、これから行く地蔵、観音と臨めその奥に富士山が顔を見せ本当に素晴らしい景色でした。鳳凰三山は白い砂と面白い岩峰が続き独特の山容を呈し人気のある山というのが納得できます。地蔵のオベリスク、賽の河原も面白かった。この辺はすごい人でした。
観音岳の登りは疲れが出てきて予想以上に時間がかかってしまいました。薬師岳は少し下った所にあり間もなく薬師岳小屋到着。きょうは布団1枚に2人。
3日目朝小屋横の岩峰から朝焼けに浮かぶ富士山を見て感動しました。きょうは夜叉神峠まで下るのみ。下山路の途中からも富士山が見え、本当に良いルートだなーと思いました。夜叉神峠の登山口まで甲斐駒から鋸に行っていた紫、しん夫婦が迎えにきてくれていた。おかげでみんながあまりできない早川尾根縦走ができ感謝しています。
概念図
3日間という長い道のりでしたが富士山に応援してもらいながら予定どうりに下山できました。出発前には右膝裏を伸ばして痛めていたため少し心配でしたが山の中にいる間は痛みもなく過ごせました。下りは相変わらずペースが遅いのでさらに修行が必要です、減量と筋力アップに努力?したいと思います。迎えに来ていただいてありがとうございました。ソフトクリームはおいしかったです。(ヒロ)
南アルプスの小屋はやはり北とは違うと実感しました。早川尾根小屋はネズミが出るので食糧はザックに仕舞って寝てくださいとの注意があった。薬師岳小屋は水場はなく水類はすべて500ml500円でした。どちらの小屋もお湯は到底買うこともできませんでした。(柚)