2010/08/16・提出
期間 | 2010/07/29~2010/08/01 | ||
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目的の山域山名 | 南アルプス 荒川三山・赤石岳 | 天気 | 29日雨、30日雨のち晴れ、31日雨のち晴れ、1日晴れ |
登山方法1 | 小屋泊 | 登山方法2 | 3泊4日 |
目的1 | 個人 | 目的2 | 縦走 |
交通費、食糧、 その他費用など |
高速代 11100円 |
●コースタイム
7/29 11:05自宅出発ー21:25東海フォレスト駐車場
7/30 駐車場8:00(バス)ー8:50椹島9:05ー12:45清水平ー14:47駒鳥池ー15:31千枚小屋
7/31 小屋発4:30ー5:20千枚岳ー6:10丸山ー7:00荒川東岳(悪沢岳)ー8:25中岳ー8:42前岳
ー9:00分岐ー10:22荒川小屋(昼食)ー11:00大聖寺平ー12:31小赤石岳ー12:50分岐ー
13:05赤石岳ー13:33分岐ー15:14富士見平ー15:50赤石小屋
8/1 小屋発4:20ー6:00樺段ー7:20椹島8:00(バス)ー8:50駐車場9:00ー17:35自宅
●反省・感想雑感
7月29日~8月1日に南アルプス荒川三山と赤石岳に行ってきました。
土砂降りの中ひたすら東海フォレストマイカー駐車場へと走る。カーナビの指示通り走ったが、何故かしら静岡から寸又峡を経由して21時ごろに到着して車中で仮眠。
翌朝、6時頃には雨が止み、青空が見える。周りを見ると日本各地の車が。さすがに全国区と感心。
東海フォレストバスで渓谷沿いを50分ほど揺られ、椹島に到着。山深い中とは思えない、きれいなロッジやレストラン、トイレなどがあり充実した設備のようだ。
大倉財閥の創始者の大倉喜八郎の銅像の前を通って登山を開始。千枚小屋までのコースはなだらかな林間コースで、歩いても高度が稼げない。ゆっくり6時間30分かけて2600mの千枚小屋に到着。昨年消失した千枚小屋は受付と食堂、厨房が仮設であるが満員。。
2日目は朝から雨、千枚岳(2880m)を過ぎたあたりで雨が止む。丸山3032mを通過し、南アルプス南部最高峰の荒川東岳(悪沢岳)3141mへ。頂上付近は赤っぽい岩石が重なる。悪沢岳から約200mの急降下。登り返して振り返ればドーンと逆光の悪沢岳が迫る。
荒川中岳3083m、荒川前岳3068mの頂に立った後、荒川小屋まで約500mを下る。普通ならば「勿体ない」「いやになる」ところだが、大きなお花畑のキンバイ、ハクサンイチゲ、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、クロユリなどの花が目を楽しませてくれた。
荒川小屋からは赤石岳に向けて標高差500mを登る。途中、東京から来た女性パーティの後につき「ナメクジ歩き」とかいうゆっくりとした歩行で、小赤石岳3081mに到着。この頃にはガスがかかり、何も見えない。赤石小屋分岐にリュックを置き、赤石岳3120mへ。ガスが晴れるのを待っていたが、あきらめて赤石小屋へ。この下りは沢沿いで悪路もあり少々きつい。晴れていれば荒川三山から赤石岳、富士山まで見えるという富士見平で一服した後、赤石小屋に到着。赤石小屋には更衣室があり、その中にはウエットティッシュが用意されており、多くの登山者がそれで身体を拭い、着替えをしていた。登山者も随分変ったなあと感心。
3日目は4時30分に小屋を出発して、椹島8時始発のバスに余裕で乗ることができ、自宅に17時30分に到着。南アルプス南部は山深く和歌山からは遠い。3000m以上の頂を6座踏破し、よく歩いた3日間でした。