5月20日(日),例会山行で,黒河(くろこ)道を歩き,途中,雪池山に登りました。 参加者は,もと(CL),kaze,柚,太鼓腹の4名でしたが,雪池山付近からは「しん」と紫が合流しました。 橋本橋南詰の河原に車を駐車させて,4人は,午前7時過ぎから歩き始め,賢堂にある定福寺に立ち寄った後はいきなりの急登となり,五軒畑岩掛観音で一休みして金剛山や紀の川を眺めました。その後も明神ヶ田和まで登ったものの,そこから一転して下りとなり,急なコンクリート道を下った後は,一変して沢沿いの山道となり,その途中には滝があったり大きな岩があったりしました。 そして,玉川峡上流部にある市平橋まで下った後は,再び急登となり,20分ほど登った所にある桂の木の社で小休止し,さらにつづら折れの道を登り,午前11時,ようやく「くどやま森の童話館」(旧久保小学校)に到着して爽やかな風が吹く中で昼食をとりました。なお,ここで,プールの上の枝にモリアオガエルの卵を観察しました。 昼食後,午前11時45分から再び歩き始めましたが,しばらく緩やかな道を歩くと,またもや急登となり,言葉少なく歩を進め,途中で高野豆腐工場跡を見学したりもしました。 再出発してから約1時間後に稜線にたどり着くと,黒河道から外れて雪池山を目指しました。そして,雪池山の手前まで進んでいくと,反対側からやってくる2人がいて,それまで他の登山者に会わなかったのに,こんなへんぴな所を歩く人がいるなんて珍しいなと思ったところ,それが何と我が会のしんと紫のお二人でした。しばし,歓談したり写真を撮ったりした後,一旦別れて,4人は雪池山の山頂を目指しました。この山は,麓からは尖った山に見えるだけあって,最後の登りは,ちゃんとした道がついていなかったこともあって,滑りながら登るといった感じでしんどかったです。 山頂をあとにして,しばらく下って行くと,右下に黒河道が見えてきたので,その道に下り,その後は再び黒河道を歩いて高野山に向かいました。 午後1時40分,子継峠(粉撞峠)に着くと,既にしんと紫のお二人が待っていて,そこからは6人で歩き,道のそばに咲いている花を見ながら楽しく歩き,最後には,4人で転軸山に登って,午後2時35分に山行を終えました。 その後は,シャクナゲやクリンソウを見るなどして,しんと紫のお二人が乗ってきていた車で橋本橋南詰の駐車場まで送ってもらいました。
(もと)
黒河道を歩くのは二度目ですが、昼食後の久保小学校跡から雪池山の麓までの約1時間半の登りは、やはりしんどかったです。でも、全般にすがすがしい風が通り、珍しい花々が見られたのが良かったです。また、町石道の登り口にある展望台から見える高野山の尖った山が雪池山だと聞かされ、その山に登れたことに感激しました。
(kaze)
定福寺に参り高野七口街道マップを手に入れ500m毎に建てられた番号道標を目印に歩
きます。久保小学校跡まで人と会うこともなく沢筋の道、桂の大木、小学校の小さなプール横のもみじに産み付けられたモリアオガエルの卵、趣のあるいいルートでした。
はじめて歩く道は楽しいです。
しんさん、紫さんと山上で会えるとは当日まで知らされてなかったのでびっくりでした。車でのサポート有難うです。
クリンソウの群生も見れて満足でした。
(柚)
この道はつい町石道と比べてしまいますが、黒河道の方が渓谷沿いに歩いたり、大きな桂の木があったりで街道というよりは山道的要素が濃く、また歩いてみたいと思いました。久保小学校跡も楽しみにしていましたが、きれいな施設でゆっくりと休憩させていただきました。
雪池山で紫さんと進さんに偶然出会えたこと、これがこの日の一番の感激でした。高野山で待ってくれているとは聞いていましたが雪池山のあの場所でばったり出会ったのにはびっくりです。 クリンソウが高野山にも咲いていてこれも感激、本日のおまけでした。