コースタイム
7/15 自宅19:00→21:00難波(信州エクスプレス)→栂池
7/16 7:00栂池着→(栂池ロープウェイ)→栂池自然園8:10→10:20乗鞍岳→11:20白馬大池→
13:33小蓮華山→14:26三国境→15:25白馬岳→16:00白馬山荘
7/17 5:30白馬山荘→5:50白馬岳→6:25三国境→7:57雪倉岳避難小屋→8:40雪倉岳(200名山)
→13:04朝日岳→14:15朝日小屋
7/18 朝日小屋5:30→6:30朝日岳→7:09吹上のコル→8:30アヤメ平→10:18黒岩平→10:40
黒岩山→12:40サワガニ山→13:40北俣ノ水場分岐(水場まで往復10分)→14:50犬ヶ岳→
15:00栂海山荘
7/19 栂海山荘4:45→6:22菊石山→7:03下駒ケ岳→8:20白鳥山(白鳥小屋)→10:40坂田峠→
11:30尻高山→12:40入道山→13:38栂海新道登山口→13:45親不知海岸・・・親不知観光ホテルで入浴・・・タクシーで泊駅・・・JRで富山駅・・・高速バスで梅田・・・自宅着7/20 9:00
●反省・感想雑惑
7/16 梅雨も明け、天気も良いためか栂池ロープウェイには多くの人達が列をなしていた。軽装の人やテント泊の重装備の人、山ガールも多かった。栂池自然園から登山開始。チングルマやコイワカガミなどを見て乗鞍岳へ。とにかく暑い。白馬大池で昼食。登りが続くが多くの高山植物が目を楽しませてくれる。剣が突き刺さった小蓮華山を過ぎ三国境へ。明日はここを下るのだと思い白馬岳(2932m)へ。以前大雪渓から登ってきたときは、ガスと強風で何も見えなかったことを思い出した。
歩行距離:10.895km 累積標高差(+)1395m (-)377m
7/17 今日も天気が良い。白馬岳からは360度見渡せ、剣岳、立山が雲の上に浮かんでいた。
三国境から2390mの雪倉岳避難小屋までどんどん下り、そこから雪倉岳(2611m)まで登る。雪倉岳からはるか向こうに朝日岳、朝日小屋が見えた。途中の水場で冷たい水を補給し、小桜ヶ原の木道を過ぎ水平道分岐へ。今年は雪が多いため水平道はまだ開通していない、そのため樹林帯の急登を登り朝日岳(2418m)へ。頂上で持ち上がった雪渓の雪で顔を冷やす。気持ちいい。下って朝日小屋へ。
朝日小屋の夕食は素晴らしい。食前酒(ワイン、梅酒、日本酒、焼酎)、カジキマグロの昆布締め、肉じゃが、天麩羅、唐揚げ、ますずし、お蕎麦等。
歩行距離:7.818km 累積標高差(+)710m (-)869m
7/18 朝日小屋の女主人に見送られて出発。昨日登った朝日岳に登り返す。頂上からは富山湾、能登半島の先端まではっきりと見えた。日本海まではまだ遠いなあ。朝日岳からはまた下り。途中白馬連山高山植物帯(国指定特別天然記念物)を行く。特に黒岩平にはミズバショウ、ニッコウキスゲの大群落とヒオウギアヤメは素晴らしく何時までも留まっていたい気分でした。黒岩山(1623m)を過ぎると栂海新道。さわがに山岳会が切り拓いた登山道で、現在は他の山岳会と共同で維持しているとのこと。途中で、登山道の草刈りをしている何人もの人たちに出会った。この人達のお蔭で日本海まで行けるのだと思うと有難い。北俣ノ水場で今晩と明日の水を汲み、犬ヶ岳(1593m)を越えて栂海山荘へ。
一般登山者の宿泊は私たちを含め男性5人、女性1人。夕食に朝日小屋でもらった昼食のおにぎりとスープ、コーヒー、お茶をのみ、同宿のメンバーと山談義をして就寝。夜中に雨が降る。
歩行距離:14.646km 累積標高差(+)949m (-)1509m
7/19 心配した雨もあがり、曇り空のもと出発。アップダウンが多く、標高は高くないぶん気温が上がる本日のコースにとってはラッキーな天気。黄連山(1360m)、菊石山(1210m)、下駒ケ岳(1241m)を過ぎ白鳥山(1287m)へ。この栂海新道は登山家が拓いた登山道であるため、生活道とは異なり全て直登。これが面白い。坂田峠を過ぎると山は低くなるが温度も高くなり疲労を感じる。尻高山(677m)、入道山(440m)、P430、P416を過ぎてやっと栂海新道登山口。目の前の親不知観光ホテルの横には栂海新道起点の矢印が親不知海岸を指す。標高差100mを下って親不知海岸へ。やっと完了。親不知観光ホテルで入浴しJR市振駅まで送ってもらうが、糸魚川に架かる鉄橋が強風のため停止しており何時動くかわからない。タクシーで泊駅まで行き、電車で富山駅まで行ったが台風のためサンダーバードが運行を取り止め帰れず。富山駅から夜行バスで大阪まで帰り、自宅には7/20の9時に帰宅。
歩行距離:16.232km 累積標高差(+)992m (-)2415m
全行程歩行距離:49.6km 累積標高差(+)4046m (-)5170m
●メンバーコメント
澤
太田蘭三の小説「脱獄山脈」を読んで以来是非歩いてみたいと思っていたロングトレイルを歩き通せたことの達成感を味わっています。来年はぜひ日本海から上高地までつなげたいと思います。
泉
白馬岳から親不知海岸まで縦走するのが夢だったので行けてうれしかった。このコースは花の種類が多くウルップソウに逢えたこと又思いがけずミズバショウの群生に感動した。