2011年08月18日(木)・提出
期間 | 2011年08月10日(水)~2011年08月14日(日) | ||
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目的の山域山名 | 北アルプス 黒部川源流遡行 | ||
登山方法1 | 小屋泊 | 登山方法2 | 前夜発2泊3日 |
目的1 | 個人 | 目的2 | 沢登り |
記録 | |||
天候:11日ガス 12日快晴 13日曇り
8/10 和歌山17:30 (しん&紫の二名) 8/11 有峰林道ゲート6:00 7:10折立出発 11:10太郎平衛平13:00薬師沢小屋 約6時間 8/12 5:10出発 7:00~7:30赤木沢出合 8:50五郎沢出合 9:30祖父沢出合 10:15崩壊地 13:10雲の平テント場に飛び出す13:50雲の平山荘 約9時間弱 8/13 5:00出発7:15~7:30薬師沢小屋 10:15~10:55太郎平衛小屋 13:55折立約9時間 8/14 帰宅 前に赤木沢を遡行した時、残していた黒部川源流部を歩いてきた。本当は谷川のナルミズ沢の予定だったけれど、林道がずたずたになっている情報と、雷雨の予報に怖れをなし思い立って黒部に変更する。 この計画だと薬師沢小屋と雲の平山荘と二泊なので、お盆の激混みを避け、無理やり休みを貰って薬師沢から赤木沢出合を通り、本谷を行き五郎沢出合から祖父沢から雲の平に遡行した。前に鷲羽岳のほうに詰めているらしいので、今回はちょっとでも楽な祖父沢とするが、それでも私はやっと歩けたという感じかな? ヘルメット、ハーネスなしで、軽量化したが、ぼてごけが多くなりヘルメットはあるに越した事はない。 薬師沢から赤木沢までの方がルートファインディングは難しいかもしれない。前に歩いた時、首まで浸かったところは対岸に渡ったので高巻きもせずにすんだ。朝の5時から濡れたくなかったけれど、時間がたつにつれ、巻くより濡れるほうが楽しかった。炎天下の山としては、最高だと思う。 前は赤木沢にも沢山のパーティがあったけれど、今回は私達二人だけ、この黒部川源流部に二人だけというのも、寂しいような嬉しいような・・。釣り客が1人だけ、多分キャンプ禁止のところで張ったのか、追い越した。遠慮して水を避け、歩いたが、岩魚を吊り上げる瞬間を目の当たりにしたが、放してやっていた。 赤木沢の出合から五郎沢の出合までの河原歩きはルンルン気分だった。五郎沢の出合から少しで祖母沢、そして祖父沢の分岐となる。ここまで間違わなければ、雲の平のテント場に突き上げるまで一度も迷うような分岐がなく、ルートとしては簡単だけれど、やはり歩く距離は結構あった。一箇所ものすごい崩壊地があり、次はどうなってるかと気持ち悪かった。祖父沢は疲れが出てきて、稜線が見えてからも中々到着しない。お花畑となっても、最後まで水流はあり、雲の平のテント場に飛び出した。 暫く歩いて、新築の雲の平山荘は素晴らしく、夜は石狩鍋を戴いた。小屋泊というのは最高の贅沢かもしれない。ただ水がないのでテント場まで汲みに行くよう言われたが、翌日の行動分はあったので良かった。そういう意味では薬師沢小屋はありあまる水に嬉しいこと。二日遅れだとこの二つの小屋もひどい混雑だったようで、助かった。 体力あれば、太郎にテントを張り、一日で薬師沢から雲の平テント場に行ければいいと思う。テント装備でプラス2時間歩ければの話。赤木沢だと日帰り装備で太郎に戻ればいい。でもリスクのあるコース、体力に自信がなくなってくると、小屋を利用し、安全を優先させるのが一番だろう。毎日2時にはゆっくりと出来る幸せ、テントならまだこれから一仕事と思うと嬉しくて・・。ただ、宿泊費の捻出が大変なので困ってしまう。 雲の平に来る人は水晶や、高天原、に必ず行かれるようだ。人気コースで小屋は混んで大変なようだ。今回のように一日ずらせばいいだろうが、3泊いるとなかなか難しい。いつか行けるかなと満月の出てきた水晶、鷲羽の稜線を見ながら思った。 二人での山行は高速代を始末する為下道を走る。行きは京都まで4時間、湖西道路で敦賀まで2時間、あとは高速少し使い2時間で有峰林道ゲート、仮眠してると、あんたらどこにいくのやといわれ、折立というと違うゲートだと言われ、移動・・。やはり誰かさんは違うゲート(遠い)に並んでいた。帰りの折立はかなり下まで駐車していた。 帰りは富山のきときと寿司により、359号線(道はいいが、街中はややこしい)で金沢に出、8号線から敦賀に出る。道の駅で寝て、14日早朝、湖西道路から京都東、1号線で大阪に出て湾岸で帰る。 概念図
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交通費、食糧、その他費用など | |||
薬師沢小屋朝なし7800円(釣忘れ8000円)雲の平7600円有峰林道1800円亀谷温泉600円 |