コースタイム
① 大菩薩嶺
上日川峠07:00 07:40福ちゃん荘 08:35雷岩 08:40大菩薩嶺山頂 少し下った所で待機 09:40賽の河原 10:00大菩薩峠 10:30石丸峠 11:35上日川峠
② 瑞籬山
みずがき自然公園07:40 9:10不動の滝09:20 11:10瑞籬山山頂12:00 13:05天鳥川 13:35富士見平
③ 金峰山
富士見平06:05 06:50大日小屋 07:20大日岩 08:25砂払い 09:10金峰山山頂09:30 12:00富士見平(テント撤収)12:40 13:50みずがき自然公園
「山の日」の連休を利用して,百名山に登ることにしました。
初日は,大菩薩嶺でした。
前夜,和歌山を出て,途中,2度ほど仮眠をとって,午前6時ころに上日川峠に着きました。
雨支度をして出発し,福ちゃん荘の分岐からは唐松尾根を登り,雷岩に着いたころには雨は降っていなかったものの,山頂付近は雲の中であり,山頂に立った後,しばらくガスが晴れるのを待ちましたが,晴れる気配はありませんでした。稜線から眺める富士山を楽しみにしていましたが,それを観ることはできませんでした。
大菩薩峠へ下り,さらに石丸峠を経由して上日川峠へ戻りました。石丸峠までは雰囲気の良い山道でしたが,その後は,面白みがありませんでした。
麓にあるやまと天目山温泉(820円)に入ってから,次の目的地である瑞籬山に向かいました。
瑞籬山の登山口であるみずがき自然公園の芝生に車を乗り入れて,テント泊をしました。なお,夜には雨が降りました。
連休2日目は,テントを担いで,不動の滝を経由して瑞籬山山頂を目指しました。
不動の滝までは,奇岩などを楽しみながら快調に歩を進めることができました。しかし,その滝を過ぎると坂がきつくなり,テントの重さがこたえて,10歩進んでは立ち止まって息を整えるという繰り返しになりました。そして,しんどくて下ばかりを向いて歩いていたため,途中で登山道から外れてしまいました。道に迷った後,おかしいなと思いながら,黄色のテープがあったり,ケルンらしきものがあったので,しばらく進んでしまいました。おかしいなと思った地点から20mほど戻ると,赤いテープが大きく巻かれている登山道がありました。
何とか山頂にたどり着くと,周りは雲で覆われ,時々近くの山や特徴ある岩が見えるだけで,到底富士山を眺めることはできませんでした。
急坂を下り,さらに富士見平まで登ったのですが,この日に予定していた大日小屋まではとても行けるような体力と気力が残っていなかったので,予定を変更して富士見平でテント泊することにしました。
その際,テントを設営してからビールを飲めば良かったのですが,ビールを飲んでからテントを設営したため,テントを設営し始めてすぐに雨に降られてしまいました。
3連休の最終日は,非常食と飲み物,そして雨具を持ち,その他の物はテントに残して,金峰山を目指しました。
富士見平から大日小屋までは結構な登りであり,前日に大日小屋まで行かなくて大正解だったと思いました。
そして,そこから大日岩までは急な登りであり,その後は稜線沿いに進んで行くわけですが,途中からは徐々に傾斜がきつくなるし,岩場となったり,また,片方が断崖絶壁となったところを通ったりと変化に富んだ登山道でした。
山頂手前の稜線に出ると,山頂付近を覆っていた雲が消えたり出たりして,特徴ある五丈岩や山頂が見えたり隠れたりするようになりました。
山頂に立っても,この日も周りは雲で覆われ,眺望を楽しむことができませんでした。そして,下山途中からは雨に降られ,雨の中でテントを撤収しました。しかし,みずがき自然公園に戻ったころには雨はやみ,陽がさしていました。
なお,この日もコースを間違えてしまいました。というのは,みずがき自然公園の近くに芝生広場というところがあって,そこから車道に出たときに,自分の思い込みがあってYAMAPの地図を見誤り,自然公園とは反対方向へ下りて行ってしまったのです。あるべき自然公園の駐車場がなかなか現れないので,間違いに気付き,疲れた身体に鞭打って登り返しました。
そして,帰る途中,ラジウム温泉である増富の湯(820円)に立ち寄って,汗と垢を落としました。
・例年は,天候の良い時期だと思いますが,今回は天候不良で眺望を楽しめず,残念でした。私は,雨男?
・いずれの山もきつい登りでした。特に,テントを担いで登った瑞牆山はしんどかったです。でも,不動の滝コースは奇岩があって,途中までは楽しい登りでした。
・yamapは頼りになりましたが,それでも2度も道に迷ってしまい,情けないです。