山行記録

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2012年02月23日(木)・提出

期間 2012年02月04日(土)~2012年02月05日(日)
目的の山域山名 稲村ヶ岳 (大峰)
登山方法1 日帰り 登山方法2 前夜発日帰り
目的1 個人 目的2 積雪期、ピークハント
記録
天候:曇り

(メンバー) ヤマツネ 澤 バンブー フォレスト

(コースタイム)
2/4 万葉の里15:30~17:30虻峠トンネル口
2/5 母公堂6:40~9:10法力峠~11:40稲村小屋~14:00稲村ヶ岳~16:40法力峠~17:30母公堂

2月4日 昼頃からバンブー氏といそいそと出発する。今夜の鍋の用意はヤマツネ氏がすべて整えてくれ我々は酒を買って行くだけ。ヤマツネ氏の自宅へ迎えに行き、万葉の里で澤氏とも合流して一路 洞川を目指す。
洞川の手前の虻峠の道沿いでテントを設営し早速鍋宴会に突入する。最近普通の人と飲んでも全然楽しくないが、山の話をしながらの宴会はどうしてこんなに楽しいのだろうか。時のたつのも忘れ大いに食べ 飲み 山の話を語り尽くした。

2月5日母公堂手前に駐車し歩き始める。植林の中も20cmほどの積雪で緩い傾斜の道を登って行く。法力峠を過ぎたあたりで雪も増えてきたのでワカンを付ける。駐車場で会った2人組が追い抜いて行く。それからさらに4人組と3人組が相次いで追い越して行く。今日は我々より若い人ばかりである。
稲村小屋の手前で夏道から離れて尾根へ上がって尾根伝いに小屋へ着く。ここでヤマツネ氏達が少し休憩をするというのでバンブー氏と2人で偵察がてら先行する。大日山までは尾根直登とトラバースの2つのトレースがあったが私たちはトラバースのルートをたどる。
大日山のトラバース地点の手前で先行者達が登攀装備をつけている。我々もここで装備をつける。が、私はここでアイゼンがないのに気づいた。たぶん車の中へ置き忘れたのだろう。仕方がないのでバンブー氏とザイルを結んで先行してもらうことにする。先行者が付けてくれたトレースをたどるのでそれほど難しくなくすぐ追いついた。
10名ほどで交代しながらトレースを延ばすが大日キレットから先はK2遠征隊員だったN氏が一人でラッセルをしてくれた。寡黙な人だったが頂上でご苦労様でしたと声をかけたらにっこり笑っていた。サングラスで顔はわからなかったができる人はだいたい寡黙なのかなと思った。

頂上へ登れて満足であるがラッセルが少し物足りなかったので帰りに大日山へ登ってみることにする。
だいたいは腰から胸までのラッセルだが時には背丈ほどの場所もあり木のそばにはすっぽりあいた穴もある。大日山の中腹まで30mほど登るのに30分ほどかかった。ヤマツネ氏たちが稲村のほうから下りてくるのが見えたので頂上はあきらめて下山することにする。
激ラッセルで頂上まで行けなかったが一応の満足は得られた。
帰りはかなり長い道中なのであまり休憩もせず下った。それにしても平坦な歩きやすい道でよかったが法力峠まではかなり遠かった。前夜泊でないと頂上へたどり着くのが難しいコースかなと思いました。
11時間の行動で皆様お疲れさまでした。

                           (フォレスト 記)
(ヤマツネ)
ご苦労様でした。本当に有難うございました。
一時は山上辻迄来たので満足していました、が休息後此処まで来たのだからと思い、山頂まで行くことが出来ました。
フォレストさんと、バンブーさんのお陰です。
今は満足の一言に尽きます。有難う。

(バンブー)
初めての 雪の稲村ヶ岳 たいへんでしたが無事に頂上まで登れてよかったです。
大日山のトラバース そこに集まった登山者10人ほどが協力して皆でラッセルして無事頂上に立てました。雪山はあまり経験が無いのでまだまだ装備とか歩き方とか勉強しないといけないなと感じました。緊張が取れた時が一番危ない時と思いました。
雪山は体力 知力 天(気)力が必要みたいです。

(澤)
雪の稲村ヶ岳に登ったのは2回目ですが、今回ほど雪の多いのは初めてでした。
ヤマツネさん、フォレストさん、バンブーさんの力がなければ到底登れませんでした。
稲村小屋に着いたときはガス欠、脱水でフラフラでしたが、ラーメンを食べお湯を800CCほど補給して元気になり、ヤマツネさんとラッセルしてくれた雪道を登り、山頂に着いたときは大感激でした。
どうも有り難うございました。

概念図
交通費、食糧、その他費用など

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