コースケ滝谷は、8月7日に初めてチャレンジしたが、この時は、出合から日不見谷に入ってしまいました。
その時のメンバーは、フォレスト、バンブー、hide、kikiの4名です。
出合から向かって3本の谷があり、左が日不見谷、少し判りにくいが真ん中がコースケ滝谷、右には、西谷川林道のある谷があります。迷ったおかげで、付近の山域調査ができました。
今回は、これをもとに再チャレンジとなりました。
<メンバー> kiki hide TT君
<コースタイム>
和泉葛城山頂上の売店(9時40分)… コースケ滝谷出合(10時20分)
出発(10時30分)… 5m滝(10時40分)… 7m滝(11時20分)…
コースケ滝(11時50分)… 遡行終了(14時10分) … 頂上駐車着(14時40分)
<装備>
沢登り用具一式、沢シューズ、小さめサイズのカム5本、クイックドロー数個、シュリンゲ数本
50メートル(9ミリ)のザイル1本など
<記録>
・和泉葛城山山頂の神社トイレ横にある駐車場に車を駐車し準備する。
向いの売店西側の広場から南斜面に入り、東屋を通り過ぎたあたりから藪の中右手に赤テープがある。
コースケ滝谷西側の尾根に踏み跡があるので、それを忠実にたどって出合へ下る。
踏み跡は、出合近くで左側に折れ自然にコースケ滝谷の堰堤下に着くが、迷ったときは、一旦林道まで下り、真ん中の谷を目指し、入谷したほうが良い。(出合は、藪の中に隠れていて小さいので一番左の日不見谷と間違いやすいので注意)最初の堰堤を左岸から越え、2つ目の堰堤も左岸から越える。
・沢シューズに履き替え遡行開始する。
すぐに、5mの滝が現れる。クライミング意欲をそそられる滝である。
TT君は、左側を空身ノーザイルで登る。kikiとhideは、右側をザイルを使って登った。
左側は、細かいホールドだがすっきりしている。右側は、ガバがあるが、非常にもろい。
TT君は、ザイルをつけ2回登りなおし、感触をつかんだようだ。
・7m滝は、TT君トップ
左側を少し滝の飛沫を浴びながら快適にクライミングした。
中間のkikiはアッセンダーで登る。hideは、ラストで登る。
7m滝登攀後、しばらくは小滝をいくつか越えて遡行をし、コースケ滝下で昼食をとる。
・コースケ滝(100メートルの滑滝)
1ピッチ目は、hideがトップでスタート、右側からザイルをのばし、テラテラで滑る斜面を何とか抜け、左側にトラバース、20メートルぐらい登ったところの立ち木にビレイする。
2ピッチ目は、TT君がトップで、左側斜面から水流を横切り右側斜面に斜めに登り、クラックにカム、立ち木にシュリンゲで2ヶ所ランニングビレイをとり、プッシュホールドの微妙なバランスで左側に再び戻り、約30メートル登ったテラスでカムを2箇所にセットしセルフビレイをとった。
3ピッチ目は、kikiがトップで、斜面中央部より右へ、水流の中を右側壁沿いに登る。
途中2ヶ所に立ち木へランニングビレイをとって、約20m登り、滝が右折したところで、立ち木に
セルフビレイをとった。
4ピッチ目は、TT君がトップで、傾斜の落ちた滑滝中央部を登る。約20m
5ピッチ目は、hideがトップで、快適に滝中央部を登る。約10m
・最後の約5mの滝
左側を微妙なバランスで登ることができる。
kikiがトップで取り付くが、一手エスケープ、TT君とhideは、果敢に攻めていた。
落ち口からしばらく登ると、沢が2つに分かれ、左股に進む。
そこから、5分程で遡行終了し、靴を履き替え右岸斜面を西へ登り、下降してきた尾根の踏み跡に戻り、頂上駐車場へ到着した。
<コメント>
・川原の近くにこんな奇麗な100mにも及ぶなめ滝があるなんて、地元の人でもあまり知らない穴場に行けたのと、何時もと違う微妙な感覚最高な一日、ブトにも噛まれず・・不審者?変質者?になる一日、かなり病んできた快晴でした。 hide
・沢登りはコースケ谷、岩登りは槇尾山、ボッカとトレランは雲山峰と近場の練習場が揃いました。
今回は、フォレストさんに沢シューズ貸していただき助かりました。ありがとう! kiki
※概念図は、「ショウタンの山歩録 山は楽しい」を参照させて頂きました。