山行記録

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2011年10月21日(金)・提出

期間 2011年10月07日(金)~2011年10月10日(月)
目的の山域山名 谷川岳周辺 東黒沢からナルミズ沢遡行
登山方法1 テント泊 登山方法2 前夜発2泊3日
目的1 個人 目的2 沢登り
記録
天候:3日間とも快晴

10/7 19時自宅発

10/8 3時谷川岳第二駐車場6:30起床~6:55移動~7:35土合橋駐車場出発~7:50白毛門登山口より分岐の小道から8:00河原に降り遡行開始~8:15ハナゲの滝~8:40白毛門沢出合~10:45金の岩あり~11:00二俣右へ(赤リボンあり)~12:15コル手前の二俣右に入る。笹薮こぎを少ししたら、12:30コルの赤リボンあり~下り初め12:50水流が出る~13:25ウツボギ沢本谷に出る~13:35宝川本谷に合流~広河原を経て、登山道を暫く行き、14:20ナルミズ沢に降り立つ。14:45大石沢出合  テント泊18:30就寝

10/9 5:30起床~7:30出発~8:30股までのへつり~9:10魚止めの滝~10:10二俣を右に~11:20最後の二俣を左~12:20大烏帽子岳コル~13:20ジャンクションピーク~14:10馬蹄形縦走路に出る~15:00朝日岳で時間切れ、ビバーク。19:00就寝

10/10 5:00起床朝日岳山頂にご来光を見に往復~6:50出発~7:00再度朝日岳山頂~8:15笠ケ岳避難小屋~8:25笠ケ岳山頂~9:30白毛門山頂~12:15東黒沢の最初の登山口に下山~12:30駐車場着
湯てるめにて入浴、高速赤城高原SAにて食事、17:00たけご夫婦と別れ、帰路につく。

10/11 0:30自宅着。

概念図

2回ナルミズ沢を計画したが、谷川岳周辺はいつも雷雨の情報に決行できなかったが、今回は最高の天気に恵まれ、やっと遡行することができた。

強力な助っ人、神奈川のたけご夫婦とパーティを組み、共同装備をすべて若い二人に持って頂き、沢テント二泊の行程も楽をさせていただいた。

床暖房のあるロープウェイ駐車場はぼや騒ぎとかで7時開門でトイレのある第二駐車場でたけ夫婦と合流でき仮眠。移動後土合橋駐車場より準備して入渓する。前は宝川温泉よりナルミズ沢に入る予定だったが、7月の豪雨で林道が崩壊、周回できるということもあり、たけ夫婦の案の東黒沢を遡行することになった。一番ポピュラーなコースがダメでパーティは少ないようだ。

おまけの東黒沢はとても綺麗な沢でナルミズ沢に負けず劣らずだった。ハナゲの滝は綺麗、金の岩盤があり、mujinaさんにおみやげに割ろうとしてけど歯が立たず。最後の詰めは笹こぎだった。難なくウツボギ沢に降り立つ。又少し下り、宝川本谷に合流しテント適地の広河原を経て暫く沢を離れ、登山道を行く。二つ目の核心部より沢を遡行、先客に追いついた。登りの遅い私、沢ではまだ他のパーティより早く歩けるのが少し嬉しかった。

大石沢の出合は先客テント3張りくらいあったが、下の河原にいい場所を見つける。雨だと怖い場所で、突然の雨に備え、逃げ場を確かめておく。高みにはいい草地が一杯あるが、全部湿地で張りたくない。

翌朝、いよいよナルミズ核心に突入。大峯の谷と違い、明るく、滑らない岩、巻道も簡単で、難なく進む。一箇所巻くと高いし、腰まで入ればへつれる淵があった。何とか、股上程度だったが、10月は水は冷たかった。

魚止めの滝を過ぎ、小滝の巻で少ししょっぱいところが二か所ほどあり、女性二人は念のためお助けして貰う。やはり荷があると緊張する。最後の大烏帽子が見えてきて、二俣を左に取ると草紅葉の草原、踏み跡はしっかりある。ただ、大烏帽子の稜線(冬の巻機山への縦走路)は胸までの熊笹をかきわけ、泳ぎながらジャンクションピークから馬蹄形の縦走路まで歩いた。

馬蹄形縦走路は一級国道、最後の大登り、朝日岳までは疲れた体で歩く。聞けばこのまま下山される人も多く、ここからばてるそうだが、私達は朝日岳で限界、やむなくビバーク。先客が3パーティある。

最終日は下山だけ、馬蹄形縦走路をルンルンで歩き、近づく谷川岳を眺めながら、紅葉の始まった稜線漫歩であった。白毛門からの谷川岳、一の倉沢は圧巻、ここからの激下りは強いたけ夫婦も何度も歩くので嫌だと言われるが、私はもう登らなくてすむという安堵でいっぱいだった。

それにしても、重装備のたけご夫婦のパワーには恐れ入る。遡行だけは、何とかごまかしが利き、楽しい沢登りを堪能できた。冬の谷川岳に続き、たけご夫婦のお蔭で、地の利のない私達も効率よく歩く事ができた。こんど馬蹄形縦走を会のみんなでしたいものだと思った。

テントと食糧1泊2日分はたけ夫婦、飯盒でご飯を炊き、お鍋と美味しい食事を戴いた。うちは二日目の1泊2食分の食糧で、レトルトだけれど、ちらし寿司と煮込みうどんで何とか食べて戴いた。
(紫 記)

日帰り装備より重い荷での遡行、まだ沢なら何とか歩けるなと思い、良かった。沢は体力が衰えても困難な沢でなければ、何とか経験でごまかしができるので、助かった。たけ夫婦の案内がなければ、こんなに効率よく歩けないだろう。感謝 (しん)

交通費、食糧、その他費用など
往復1420キロ、殆ど休まず二人で交代で走り続け、片道8時間はやはり遠いもの

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